ファンタジスタ フロアブル ファンタジスタ フロアブル

  • 【有効成分】

  • イミノクタジンアルベシル酸塩

  • ピリベンカルブ

野菜の病害防除に

ファンタジスタとベルクートの混合剤

  • ・灰色かび病
  • ・うどんこ病
  • ・菌核病
  • ・葉かび病 など
ファンタジスタ フロアブル ファンタジスタ フロアブル

Features

特長

  • 1. 多くの病害に、高い予防効果
    灰色かび病、うどんこ病、菌核病、葉かび病に特に優れた効果

  • 2. 病斑の広がりを抑え、浸達性や残効性に優れる

  • 3. 既存の耐性菌に対しても効果を発揮

  • 4. ミツバチ等に対する影響が少ない
    (散布翌日導入可能)

希釈計算

水量を調べる

・希釈に必要な水量を計算できます。薬量と、希釈倍率を選択または入力してください。

  • 希釈倍率

  • 薬量

  • g,ml

  • 水量(水+農薬)

  • 600.0

  • L

薬量を調べる

・水量(タンク容量:薬液と水の合計になります)と、希釈倍率を選択または入力してください。

  • 希釈倍率

  • 水量

  • L

  • 薬量

  • 150.0

  • g,ml

適用病害と使用方法

※表は横にスクロールしてご覧頂けます

適用表

2020年11月11日現在
作物名適用病害名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法イミノクタジンを含む農薬の総使用回数ピリベンカルブを含む農薬の総使用回数 
きゅうりうどんこ病
褐斑病
菌核病
黒星病
炭疽病
灰色かび病
1000倍100~300L/10a収穫前日まで3回以内散布7回以内3回以内 
すいかうどんこ病
菌核病
炭疽病
つる枯病
4回以内4回以内4回以内 
メロンうどんこ病
菌核病
つる枯病
5回以内5回以内5回以内 
トマトうどんこ病
菌核病
すすかび病
灰色かび病
葉かび病
3回以内3回以内3回以内 
いちごうどんこ病
炭疽病
灰色かび病
10回以内(但し、育苗期は5回以内、本圃では5回以内) 

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PDF版適用表
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混用事例検索は
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  • 耐雨性に優れる

    散布されたファンベルは葉内に速やかに移行していくため、圃場において優れた耐雨性があり、残効性にも優れます。

  • 耐雨性に優れる 耐雨性に優れる

散布されたファンベルは葉内に速やかに移行していくため、圃場において優れた耐雨性があり、残効性にも優れます。

  • 作物への
    汚れが少ない。

    各種作物に対する汚れが少なく、安心して使用できる薬剤です。

  • 耐雨性に優れる 耐雨性に優れる

各種作物に対する汚れが少なく、安心して使用できる薬剤です。

病原菌の生育ステージと
ファンベル(ファンタジスタと
ベルクートの混合剤)の阻害部位

病原菌の生育ステージ 病原菌の生育ステージ

イミノクタジンアルベシル酸塩
(ベルクート)の
作用機構

ベルクートの有効成分:イミノクタジンアルベシル酸塩には少なくとも2つの作用があることが確認されています。2つの異なる作用を有することで、耐性菌が発生しづらいと考えられます。1983年にイミノクタジンが発売されて以来、耐性菌の報告例の無いことがそれを証明しています。

ツインアクション ツインアクション

■多くのDMIとは異なる作用点を有する

病原菌の細胞膜を構成するうえで重要なエルゴステロール。多くのDMI剤と同様に、イミノクタジンもエルゴステロールの生合成を阻害します。しかし、イミノクタジンはエルゴステロールの生合成過程において、DMI剤とは異なる作用点を有すると考えられています。

●イミノクタジン剤エルゴステロールの
生合成経路と作用点

イミノクタジン剤エルゴステロールの生合成経路と作用点 イミノクタジン剤エルゴステロールの生合成経路と作用点

■正常なイオン交換を阻む

モモの灰星病菌にイミノクタジンを処理すると、カリウムイオンの細胞外への異常漏出が認められます。これは細胞内外での正常なイオン交換が行われなくなったことを示し、細胞膜機能に障害がでていることを示しています。イミノクタジンと同様に脂質生合成を阻害するDMI剤では、このカリウムイオンの異常漏出現象は認められません。イミノクタジン特有の作用性と考えられます。

●イミノクタジン酢酸塩の作用機作の検討
(モモ灰星病菌からのKイオンの漏出)

イミノクタジン酢酸塩の作用機作の検討 イミノクタジン酢酸塩の作用機作の検討

●植物細胞全体図

植物細胞全体図 植物細胞全体図