研究開発

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化学研究所 プロセス化学研究センター 技術開発研究室
R.F / 2019年入社

現在の仕事内容

クミアイ化学入社時は工業化研究室に所属し、自社剤であるEFFEEDAの実機製造に携わりました。現在は技術開発研究室にて、実機製造の経験を活かして新農薬のルート開発やプロセス開発を行っています。入社当初はプロセス化学における知識が乏しく、苦労することも多々ありました。しかしながら、ベテランの先輩方の丁寧な指導もあり、成長することができたと強く感じています。当社に入社する人のほとんどがプロセス化学初心者ですが、ベテランの方はたくさんいます。それだけ、クミアイ化学には人を育てる良い環境が整っていると感じています。

  • 8:30始業/グループミーティング

    前日の実験結果の共有と、当日の実験内容のすり合わせをします。学生時代と違い、チームで密に仕事をすることが多いため、情報共有は基礎中の基礎となります。

  • 9:00実験開始

    予め計画していた実験の反応を仕込みます。初期検討では10-50ml、工業化検討では0.5-10Lサイズの大きなフラスコを使います。

  • 12:00昼休み

    研究所内のカフェテリアにて昼⾷をとります。食後はコーヒーを飲みながら先輩と雑談しています。

  • 13:00分析

    朝仕込んだ反応の分析をします。プロセス化学研究センターではLC、GC、LCMS、GCMS、NMRとさまざまな分析機器を駆使して反応を評価します。

  • 16:00データのまとめ

    分析データを解析し、まとめます。ここで次の実験計画を立て、当日の実験結果とともに翌朝のミーティングにて共有します。

  • 17:10終業

    退勤後はウキウキしてパワーが漲ります。実験やデスクワークが残っている場合は引き続き行います。

  • 18:00帰宅

    帰宅後、仕事のことは忘れてリフレッシュします。時々、先輩と飲みに行って親睦を深めています。休日は、アウトドアが趣味なので一年を通してほぼ毎月キャンプへ行っており、最近はテント泊登山にもチャレンジしています。雨の日は家に引きこもってゴロゴロしたり、友人とオンラインゲームをしたりと、インドアを楽しんでいます。

  • クミアイ化学の好きなところ

    若手が主力として活躍しているところです。研究センターには若手が多く、若手を中心に研究が進みます。それだけに自身のアイデアを生かしやすい環境が整っており、新入社員でもどんどん成果を出していける風潮が気に入っています。周りの先輩や後輩が活躍しているのを見ると、より一層仕事に力が入ります。

  • クミアイ化学のこんなところに困っています

    プレッシャーを強く感じるところです。研究開発の後期段階では、安全性やコストを意識せざるを得ません。自身の実験結果の一つ一つが、作業員の命や自社の利益に直結していると思うとプレッシャーを感じます。反面、そのプレッシャーを日々感じることで成長やモチベーションの向上に繋がるので、悪いことばかりではありません。

  • クミアイ化学に入るまでのバックグラウンド

    大学では有機合成化学を専攻しており、生理活性を有する天然物を基に、より高活性な新規化合物の開発をしていました。入社後もその知識と経験は生きています。