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pPALSベクターシリーズ

  植物形質転換選抜マーカーセット“PalSelect®pPALSシリーズ” では、1点変異型ALS遺伝子を組み込んだベクターを4種類提供しております。目的に合わせて、最適なベクターをお選びいただけます。

製品一覧

製品番号 マーカー遺伝子*1 使用用途 ベクター 特長
R-1 イネ由来S627I 1点変異型ALS遺伝子 単子葉植物、特にイネの形質転換用選抜マーカー
双子葉植物形質転換用選抜マーカーとしても可
pUC18ベクター pUC18のマルチクローニングサイトよりマーカー遺伝子を切り出して使用可能
R-2 イネALSプロモーター*2でドライブし、イネALSターミネーターに結合したpPALSベクター 選抜マーカー下流のマルチクローニングサイトに任意の遺伝子カセットを導入して使用可能
R-3 単子葉植物、特にイネの形質転換用選抜マーカー イネカルス特異的プロモーター(P50060)*3でドライブし、イネ10Kプロラミンターミネーターに結合したpPALSベクター
A-1 シロイヌナズナ由来S653I 1点変異型ALS遺伝子 双子葉植物、特にシロイヌナズナの形質転換用選抜マーカー pUC18ベクター pUC18のマルチクローニングサイトよりマーカー遺伝子を切り出して使用可能

本製品には、以下の特許出願中の発明が含まれています。(出願番号)
*1:PCT/JP01/10014 *2:特願2005-61036 *3:PCT/JP02/02817

R-1
  • イネ由来のS627I変異型ALS遺伝子を大腸菌由来のプラスミド(pUC18)に導入してあり、大腸菌内でのコピー数が多く、扱い易いのが特長です。
  • 変異型ALS遺伝子(マーカー遺伝子)のみを導入してあり、その両端に様々な制限酵素サイトが存在しますので、マーカー遺伝子を切り出し、お使いのベクターに導入してご使用いただけます。
  • 単子葉植物、特にイネの形質転換用選抜マーカーとして最適ですが、双子葉植物の形質転換用選抜マーカーとしてもご使用いただけます。
  • ベクターマップ
    図
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R-2
  • マーカー遺伝子として、イネ由来のS627I変異型ALS遺伝子を使用しています。
  • アグロバクテリウム法による植物形質転換を想定して構築されたベクターであり、大腸菌およびアグロバクテリウム菌内で増幅されるバイナリーベクターです。
  • T-DNA領域を持っており、その中のマルチクローニングサイトに目的の遺伝子を導入することができます。
  • 植物へはT-DNA Right Borderから挿入されますので、マルチクローニングサイトはマーカー遺伝子の上流(T-DNA Right Borderとマーカー遺伝子の間)に設置してあります。
  • イネ由来のALSプロモーターを持っており、茎葉部において恒常的にマーカー遺伝子を発現させます。本来ALS遺伝子に関与するプロモーターであるため、安定した選抜効果が期待できます。
  • ベクターマップ
    図
ALSプロモーターによる遺伝子の組織特異的発現(導入遺伝子=GUS遺伝子)
図
[写真提供:(独)農業生物資源研究所]
イネ形質転換体において、イネ由来ALSプロモーターでドライブした遺伝子は、茎葉部で強く発現し、可食部および根での発現は抑えられます。
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R-3
  • マーカー遺伝子として、イネ由来のS627I変異型ALS遺伝子を使用しています。
  • アグロバクテリウム法による植物形質転換を想定して構築されたベクターであり、大腸菌およびアグロバクテリウム菌内で増幅されるバイナリーベクターです。
  • T-DNA領域を持っており、その中のマルチクローニングサイトに目的の遺伝子を導入することができます。
  • 植物へはT-DNA Right Borderから挿入されますので、マルチクローニングサイトはマーカー遺伝子の上流(T-DNA Right Borderとマーカー遺伝子の間)に設置してあります。
  • イネ由来のカルス特異的プロモーターを持っています。マーカー遺伝子をカルス特異的プロモーターによってドライブすることにより、マーカー遺伝子の発現をカルスに限定し、植物の葉や可食部等、その他の組織では発現しません。
  • ベクターマップ
    図
カルス特異的プロモーターによる遺伝子の組織特異的発現 (導入遺伝子=GFP遺伝子)
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カルス特異的プロモーターでドライブした遺伝子は、カルスのみで発現し、可食部等には影響を与えません。イネ由来であり、安全性の高いプロモーターです。
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A-1
  • シロイヌナズナ由来のS653I変異型ALS遺伝子を大腸菌由来のプラスミド(pUC18)に導入して あり、大腸菌内でのコピー数が多く、扱い易いのが特長です。
  • 変異型ALS遺伝子(マーカー遺伝子)のみを導入してあり、その両端に様々な制限酵素サイトが存在しますので、マーカー遺伝子を切り出し、お使いのベクターに導入してご使用いただけます。
  • 双子葉植物、特にシロイヌナズナの形質転換選抜マーカーとして最適です。
  • ベクターマップ
    図
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“PalSelect®”はクミアイ化学工業の登録商標です。

 

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