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pSTARAベクターシリーズ

  植物形質転換選抜マーカーセット “PalSelect®pSTARAシリーズ” では、2点変異型ALS遺伝子を組み込んだ4種類のベクターを選抜用試薬(ビスピリバックナトリウム塩)とのセットで提供しております。目的に合わせて、最適なベクターをお選びいただけます。

  • 安全性に配慮した植物由来の遺伝子です
  • 従来の抗生物質耐性選抜マーカーに代わる選抜技術です
  • エスケープが少ないメリットがあります
  • 選抜期間が短縮できます
  • 目的に応じマルチクローニングサイト型かゲートウェイ®クローニング型を選択できます
製品一覧
製品番号 マーカー遺伝子*1 使用用途 特長
A-2 シロイヌナズナ由来W574L/S653I 2点変異型ALS遺伝子

・シロイヌナズナALSプロモーターとシロイヌナズナALSターミネーターで制御
・ALS遺伝子の SacI 認識配列(GAGCTC)をGTGCTCに改変しています
双子葉植物、特にシロイヌナズナの形質転換用 選抜マーカー下流のマルチクローニングサイトに任意の遺伝子カセットを導入して使用可能
A-3 選抜マーカー下流のゲートウェイ®クローニングサイトに任意の遺伝子カセットを導入して使用可能
R-4 イネ由来W548L/S627I 2点変異型ALS遺伝子

・イネALSプロモーター*2とイネALSターミネーターで制御
・ALS遺伝子の HindIII 認識配列(AAGCTT)をAAGCTAに改変しています
単子葉植物、特にイネの形質転換用 選抜マーカー下流のマルチクローニングサイトに任意の遺伝子カセットを導入して使用可能
R-5 選抜マーカー下流のゲートウェイ®クローニングサイトに任意の遺伝子カセットを導入して使用可能

本製品には、以下の特許出願中の発明が含まれています。(出願番号)
*1:PCT/JP01/10014 *2:特願2005-61036

 

ベクター : A-2, A-3, R-4, R-5(乾燥状態) 10μg
選抜用試薬 : ビスピリバックナトリウム塩(BS)

  pSTARAベクターの基本骨格は独立行政法人農業生物資源研究所市川裕章博士によりPsudomonas由来pVS1のstaA、D260A変異repA(低コピー型)、ORF3、pVS1 oriをベースに植物形質転換に必要な遺伝子配列を組み合わせて作製されています。本ベクターはpBR322 oriにより大腸菌内で複製されます。またTn7由来スペクチノマイシン耐性遺伝子により大腸菌・アグロバクテリウム菌の選抜が可能です。

参考文献:K.Kawai et al. J. Pestic. Sci. (2007) 32(2):89-98
S.Heeb et al. Molecular Plant-Microbe Interactions (2000) 13:232-237

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A-2
図

マーカー遺伝子 シロイヌナズナ由来W574L/S653I 2点変異型ALS遺伝子
ベクター pSTARAベクター
使用用途 双子葉植物、特にシロイヌナズナの形質転換用
特長 選抜マーカー下流のマルチクローニングサイトに任意の遺伝子カセットを導入して使用可能です
備考 SpRはスペクチノマイシン耐性遺伝子を表しています
ALS遺伝子の SacI 認識配列(GAGCTC)をGTGCTCに改変しています


A-3
図

マーカー遺伝子 シロイヌナズナ由来W574L/S653I 2点変異型ALS遺伝子
ベクター pSTARAベクター
使用用途 双子葉植物、特にシロイヌナズナの形質転換用
特長 選抜マーカー下流のゲートウェイ®クローニングサイトにLR反応で目的遺伝子を導入して使用可能です
目的遺伝子はCaMV35Sプロモーターで制御されます
備考 SpRはスペクチノマイシン耐性遺伝子を表しています
CmRはクロラムフェ二コール耐性遺伝子を表しています
ALS遺伝子の SacI 認識配列(GAGCTC)をGTGCTCに改変しています


R-4
図

マーカー遺伝子 イネ由来W548L/S627I 2点変異型ALS遺伝子
ベクター pSTARAベクター
使用用途 単子葉植物、特にイネの形質転換用
双子葉植物の形質転換用選抜マーカーとしても使用可能
特長 選抜マーカー下流のマルチクローニングサイトに任意の遺伝子カセットを導入して使用可能です
備考 SpRはスペクチノマイシン耐性遺伝子を表しています
ALS遺伝子の HindIII 認識配列(AAGCTT)をAAGCTAに改変しています


R-5
図

マーカー遺伝子 イネ由来W548L/S627I 2点変異型ALS遺伝子
ベクター pSTARAベクター
使用用途 単子葉植物、特にイネの形質転換用
双子葉植物の形質転換用選抜マーカーとしても使用可能
特長 選抜マーカー下流のゲートウェイ®クローニングサイトにLR反応で目的遺伝子を導入して使用可能です
目的遺伝子はOsAct1プロモーターで制御されます
備考 SpRはスペクチノマイシン耐性遺伝子を表しています
CmRはクロラムフェ二コール耐性遺伝子を表しています
ALS遺伝子の HindIII 認識配列(AAGCTT)をAAGCTAに改変しています

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“Gateway®システム”はInvitrogen 社の登録商標です

 

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