【水稲/殺虫・殺菌剤】
ブイゲットプリンスリンバーL粒剤
フィプロニル・チアジニル・フラメトピル粒剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第22010号 [日本農薬㈱ 登録] |
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成分 | フィプロニル 1.0% チアジニル 6.0% フラメトピル 4.0% |
性状 | 淡褐色細粒 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 弊社の販売は終了しました。(全国(一部地域で取扱っていない場合があります)) |
有効年限 | 4年(製品の最終有効年月は2023年10月) |
包装 | 1kg×12箱、3kg×8袋 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- ブイゲットは稲をいもち病にかかりにくくする新しい作用性(病害防御機能の増強)を有し、葉いもち防除効果が高く、効果持続性にも優れます。
- プリンスは独自のユニークな作用機作をもつ殺虫剤で、低薬量で高い殺虫効果を示します。長期間にわたり高い防除効果を示すので、省力的かつ経済的です。
- リンバーはイネ紋枯病に強力な抗菌活性を示します。稲体への吸収移行に優れ、高い効果と長期にわたる残効が特長です。
適用病害虫と使用方法
作物名 | 適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | フィプロニルを含む農薬の総使用回数 | チアジニルを含む農薬の総使用回数 | フラメトピルを含む農薬の総使用回数 |
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稲(箱育苗) | いもち病 白葉枯病 紋枯病 ウンカ類 イネミズゾウムシ イネドロオイムシ コブノメイガ ニカメイチュウ イネツトムシ | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g | 緑化期~移植当日 | 1回 | 本剤の所定量を育苗箱中の苗の上から均一に散布する | 1回 | 3回以内(但し、移植時までの処理は1回以内、本田での散布は2回以内) | 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内) |
高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g) | ||||||||
内穎褐変病 | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g | 移植当日 | ||||||
高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g) | ||||||||
もみ枯細菌病 | 移植3日前~移植当日 | |||||||
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g |
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- 育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水して田植機で移植してください。
- 稲の葉が濡れている場合には、散布前に葉に付いている露を払い落としてから薬剤を散布してください。
- 軟弱徒長苗、ムレ苗または苗の生育が不良な場合には、薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
- 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整してください。
- 本田の整地が不均整な場合は、薬害を生じるおそれがあるので、代かきはていねいにおこない、移植後に田面が露出しないよう注意してください。
- きく等の他作物に影響を及ぼす場合があるので、薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように散布してください。
- 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- フィプロニルによる中毒に対しては、動物実験でフェノバルビタール製剤の投与が有効であると報告されています。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに流入しないよう水管理に注意してください。
- 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに流入しないよう水管理に注意してください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。