クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【園芸/殺菌剤】
クミアイ トップジンM水和剤(チオファネートメチル水和剤)

登録番号 第11574号 [クミアイ化学工業㈱ 登録]
成分 チオファネートメチル 70.0%
性状 淡褐色水和性粉末 45µm以下
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
販売地域 全国
有効年限 5年
包装 500g×20袋
作用機構分類番号(RACコード) 殺菌剤分類 1

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特長

  • 広範囲の作物の病害に高い防除効果を示す。
  • 速効性で強い浸透力があり、防除効力の持続期間が長い。
  • みかんの貯蔵病害防除に立木散布で有効である。

適用害虫と使用方法

2024年3月13日現在
作物名適用病害名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法チオファネートメチルを含む農薬の総使用回数 
水稲ばか苗病30倍-は種前(浸種前又は浸種後)1回10分間種子浸漬3回以内(但し、種子への処理は1回以内) 
300~500倍6~24時間種子浸漬 
麦類(小麦を除く)赤かび病1000~1500倍60~150L/10a収穫30日前まで3回以内(但し、出穂期以降は1回以内)散布3回以内(但し、種子への処理は1回以内、出穂期以降は1回以内) 
うどんこ病1000~2000倍 
眼紋病1000倍 
雪腐病1000~2500倍根雪前 
小麦赤かび病1000~1500倍収穫14日前まで3回以内(但し、出穂期以降は2回以内)4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は2回以内) 
250倍25L/10a 
うどんこ病1000~2000倍60~150L/10a 
眼紋病1000倍 
雪腐病1000~2500倍根雪前 
雪腐大粒菌核病1000倍 
250~500倍25L/10a 
かんしょ黒斑病200~500倍-植付前1回20~30分間種いも又は苗茎部浸漬1回 
基腐病貯蔵前~伏せ込み前30分間採苗用種いも浸漬 
さといも黒斑病植付前20~30分間種いも浸漬 
ばれいしょ菌核病1000~1500倍100~300L/10a収穫7日前まで5回以内散布5回以内(但し、種いもへの処理は1回以内) 
やまのいも炭疽病
葉渋病
800倍5回以内 
甘草株枯病200倍-植付前1回30分間苗浸漬1回 
しょうがいもち病
白星病
1000倍100~300L/10a収穫7日前まで2回以内散布2回以内 
てんさい褐斑病2000~3000倍5回以内5回以内 
たまねぎ灰色腐敗病
小菌核病
500~1000倍収穫前日まで6回以内(但し、定植後は5回以内)7回以内(但し、種子への処理は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、無人航空機散布は3回以内、散布は5回以内) 
灰色腐敗病500倍-定植直前5分間苗根部浸漬 
葉たまねぎ黒点葉枯病1000倍100~300L/10a収穫14日前まで3回以内散布4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) 
食用ゆり鱗茎さび症50倍-植付前1回球根瞬間浸漬1回 
らっきょう乾腐病1000倍700mL/平方メートル収穫7日前まで3回以内株元灌注3回以内 
にら乾腐病
白斑葉枯病
3L/平方メートル収穫21日前まで1回灌注2回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は1回以内) 
ねぎ萎凋病
黒腐菌核病
小菌核腐敗病
小菌核病
100~300L/10a収穫7日前まで3回以内散布5回以内(但し、種子への処理は1回以内、苗根部浸漬及び苗床灌注は合計1回以内、散布及び株元散布は合計3回以内) 
萎凋病
小菌核腐敗病
20倍-定植直前1回3分間苗根部浸漬 
200倍30分間苗根部浸漬 
萎凋病
黒腐菌核病
小菌核腐敗病
250倍チェーンポット1冊(30×60cm、土壌量約5L)当り0.5~1L苗床灌注 
あずき菌核病
炭疽病
輪紋病
700~1000倍100~300L/10a収穫14日前まで4回以内散布5回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は4回以内) 
いんげんまめ角斑病
菌核病
苗立枯病
収穫7日前まで 
炭疽病700~1500倍 
えんどうまめ褐斑病
褐紋病
灰色かび病
1500~2000倍 
だいず菌核病700~1000倍収穫14日前まで4回以内(但し、種子への処理は1回以内) 
紫斑病700~1500倍 
らっかせい褐斑病
黒渋病
灰色かび病
1500~2000倍収穫7日前まで5回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は4回以内) 
茎腐病
そうか病
1500倍 
えだまめ菌核病2000倍3回以内4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) 
さやえんどう
実えんどう
褐斑病
褐紋病
灰色かび病
収穫前日まで 
うり類(漬物用)うどんこ病
炭疽病
つる枯病
灰色かび病
1500~2000倍5回以内6回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は5回以内) 
きゅうりうどんこ病
菌核病
黒星病
炭疽病
つる枯病
灰色かび病
 
ズッキーニうどんこ病1500倍3回以内4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) 
にがうり炭疽病
斑点病
1500~2000倍5回以内6回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は5回以内) 
かぼちゃ白斑病1000倍 
すいか菌核病
炭疽病
1500~2000倍 
メロン菌核病
つる枯病
陥没病
3回以内5回以内(但し、種子への処理は1回以内、塗布は1回以内、散布は3回以内) 
トマト
ミニトマト
菌核病
灰色かび病
葉かび病
5回以内6回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は5回以内) 
なす菌核病
黒枯病
灰色かび病
 
ピーマン黒枯病
炭疽病
4000~6000倍3回以内4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) 
ししとう黒枯病10000倍3回以内 
カリフラワー菌核病2000倍2回以内3回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は2回以内) 
ブロッコリー菌核病
根朽病
収穫14日前まで 
キャベツ株腐病
根朽病
1000倍収穫3日前まで 
菌核病1000~1500倍 
はくさい1500~2000倍収穫7日前まで 
炭疽病
白斑病
1500倍 
せり葉枯病収穫14日前まで 
セルリー斑点病収穫60日前まで 
みつば菌核病2000倍収穫14日前まで(但し、伏せ込み栽培は伏せ込み前まで) 
レタス菌核病
灰色かび病
1500~2000倍収穫7日前まで4回以内(但し、種子への処理は1回以内、灌注は1回以内、散布は2回以内) 
菌核病
ビッグベイン病
1500倍1.5L/平方メートル収穫45日前まで1回灌注 
すそ枯病100~300L/10a収穫7日前まで2回以内散布 
非結球レタス菌核病
灰色かび病
1500~2000倍収穫21日前まで3回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は2回以内) 
アスパラガス茎枯病
立枯病
1000倍収穫開始7日前まで5回以内6回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は5回以内) 
さといも(葉柄)黒斑病200~500倍-植付前1回20~30分間種いも浸漬1回 
食用ぎく褐斑病1500倍100~300L/10a収穫28日前まで2回以内散布3回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は2回以内) 
食用べにばな(花)炭疽病収穫14日前まで 
いちご萎黄病300~500倍-仮植前3回以内1時間苗根部浸漬4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) 
3L/平方メートル仮植時及び仮植栽培期灌注 
うどんこ病1500倍100~300L/10a収穫開始21日前まで散布 
1000倍-株冷蔵栽培の株冷蔵前5分間株浸漬 
オクラ葉すす病1500倍100~300L/10a収穫前日まで散布 
たらのきそうか病200~700L/10a伏せ込み前(但し、収穫60日前まで)2回以内3回以内(但し、伏せ込み前は2回以内、伏せ込み後は1回以内) 
芽枯症2000倍0.1~0.3L/平方メートル伏せ込み後 萌芽前(但し、収穫21日前まで)1回駒木散布 
やまのいも(むかご)炭疽病
葉渋病
800倍100~300L/10a収穫45日前まで5回以内散布5回以内 
れんこん褐斑病1500倍収穫前日まで3回以内3回以内 
みしまさいこ炭疽病1000倍収穫30日前まで2回以内3回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は2回以内) 
かんきつ(みかんを除く)貯蔵病害(青かび病)
貯蔵病害(緑かび病)
貯蔵病害(軸腐病)
2000~3000倍200~700L/10a収穫前日まで5回以内8回以内(但し、塗布は3回以内、散布及び無人航空機散布は合計5回以内) 
貯蔵病害(黒斑病)2000倍 
みかんそうか病
灰色かび病
1000~1500倍8回以内(但し、塗布は3回以内、散布、空中散布及び無人航空機散布は合計5回以内) 
そうか病30倍8L/10a4月~6月空中散布 
貯蔵病害(青かび病)
貯蔵病害(緑かび病)
貯蔵病害(軸腐病)
2000~3000倍200~700L/10a収穫前日まで散布 
貯蔵病害(黒斑病)2000倍 
なしうどんこ病
黒星病
1000~2000倍6回以内11回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、灌注は1回以内、生育期の散布は6回以内) 
心腐れ症(胴枯病菌)
胴枯病
輪紋病
1000~1500倍 
白紋羽病500~1000倍-休眠期1回灌注 
腐らん病1000倍200~700L/10a収穫前日まで6回以内散布 
なし(苗木)白紋羽病500倍-植付前1回10分間根部浸漬6回以内 
りんごうどんこ病
褐斑病
黒星病
黒点病
1000~2000倍200~700L/10a収穫前日まで6回以内散布10回以内(但し、塗布は3回以内、灌注は1回以内、散布は6回以内) 
すす点病
すす斑病
腐らん病
モニリア病(実腐れ)
輪紋病
1000~1500倍 
白紋羽病500~1000倍-休眠期~生育期1回灌注 
りんご(苗木)500倍植付前10分間根部浸漬6回以内 
マルメロ
かりん
腐らん病1000~1500倍200~700L/10a収穫前日まで6回以内散布9回以内(但し、塗布は3回以内、散布は6回以内) 
びわごま色斑点病800倍収穫14日前まで3回以内7回以内(但し、塗布は3回以内、散布は3回以内、灌注は1回以内) 
灰斑病800~1000倍 
白紋羽病300~500倍-収穫後(7月上旬~9月上旬)1回灌注 
おうとうせん孔病
灰星病
幼果菌核病
1000~1500倍200~700L/10a収穫14日前まで3回以内散布6回以内(但し、塗布は3回以内、散布は3回以内) 
ももうどんこ病
枝折病
1000倍収穫前日まで6回以内10回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は6回以内) 
黒星病
灰星病
ホモプシス腐敗病
1000~1500倍 
もも(苗木)白紋羽病500倍-植付前1回10分間根部浸漬7回以内(但し、散布は6回以内) 
小粒核果類黒星病
灰星病
環紋葉枯病
葉炭疽病
黒粒枝枯病
1000~1500倍200~700L/10a収穫21日前まで3回以内散布すももは6回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は3回以内)、その他の小粒核果類は6回以内(但し、塗布は3回以内、散布は3回以内) 
すす斑病(うめ)1000倍 
ぶどううどんこ病
褐斑病
黒とう病
灰色かび病
1000~2000倍収穫45日前まで1回5回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は1回以内) 
晩腐病
芽枯病
1000倍 
苦腐病1000~1500倍 
あけび(果実)うどんこ病1000倍収穫7日前まで3回以内3回以内 
オリーブ梢枯病収穫30日前まで2回以内5回以内(但し、塗布は3回以内、散布は2回以内) 
いちじく株枯病500倍1~10L/株収穫前日まで6回以内灌注14回以内(但し、塗布は3回以内、灌注は6回以内、散布は5回以内) 
黒かび病
そうか病
1000~1500倍200~700L/10a収穫7日前まで5回以内散布 
黒葉枯病1000倍 
かきうどんこ病
すす点病
炭疽病
落葉病
黒星落葉病
1000~1500倍収穫前日まで6回以内10回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は6回以内) 
キウイフルーツ果実軟腐病1000倍5回以内8回以内(但し、塗布は3回以内、散布は5回以内) 
くり実炭疽病1000~1500倍収穫3日前まで4回以内7回以内(但し、散布は4回以内、塗布は3回以内) 
花き類・観葉植物(トルコギキョウを除く)菌核病1500倍100~300L/10a-5回以内5回以内 
カーネーション芽腐病1500~2000倍 
観賞用アスパラガス茎枯病500~1000倍 
きく褐斑病1500~2000倍 
きんせんか半身萎凋病 
けいとう茎腐病
輪紋病
 
さくらそう
シクラメン
灰色かび病 
トルコギキョウ菌核病
斑点病
1500倍 
ばらうどんこ病
黒星病
1500~2000倍 
べにばな炭疽病1500倍2回以内 
ほおずき半身萎凋病1500~2000倍5回以内 
ゆり茎腐病
葉枯病
 
りんどう花腐菌核病1500倍 
樹木類赤枯病(すぎ)
うどんこ病
枝枯病(いぬつげ)
褐斑病(ぼけ)
黒点病(じんちょうげ)
ごま色斑点病
斑点症(シュードサーコスポラ菌)
マルゾニナ落葉病(ポプラ)
輪紋葉枯病
紫かび病(かし)
1000倍200~700L/10a発病初期 
褐斑病(つつじ類)
幼果菌核病(さくら)
1000~1500倍 
炭疽病1000~2000倍 
いね科牧草雪腐大粒菌核病1500~2000倍100~300L/10a根雪前2回以内2回以内 
まめ科牧草菌核病2000倍1回1回 
褐色円星病
白星病
炭疽病
輪斑病
1500~2000倍200~400L/10a摘採7日前まで 
黒葉腐病1500倍 
なたね菌核病1000倍100~300L/10a収穫21日前まで3回以内(但し、開花後は2回以内)3回以内(但し、開花後は2回以内) 
雪腐菌核病根雪前 
裏うどんこ病
汚葉病
1000~2000倍-3回以内3回以内 
輪斑病1000~1500倍 
桑(苗木)白紋羽病500倍-植付前1回10分間根部浸漬 
たばこ(苗床)黒根病1000倍2L/平方メートル苗床期2回以内散布2回以内 
腰折病1000~2000倍 

2024年3月13日現在
作物名適用病害名使用量使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法チオファネートメチルを含む農薬の総使用回数 
だいず紫斑病種子重量の0.5%-は種前1回粉衣4回以内(但し、種子への処理は1回以内) 
チューリップ球根腐敗病球根重量の0.1%植付前又は貯蔵前球根粉衣5回以内 

2024年3月13日現在
作物名適用場所適用病害名使用量使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法チオファネートメチルを含む農薬の総使用回数 
トマト温室、ガラス室、ビニールハウス等の密閉できる場所灰色かび病100~200g/10a5L/10a収穫前日まで5回以内常温煙霧6回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は5回以内) 

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PDF版適用表
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注意事項

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • ボルドー液との混用はさけてください。
  • かんきつの貯蔵病害防除に使用する場合には、収穫前3週間以内〔かんきつ(みかんを除く)の場合には収穫前2~3週間の間〕に1回散布すると効果的です。
  • りんごの腐らん病防除に対する使用は生育期における病菌の感染侵入阻止を目的として散布するので生育期の通年散布としてください。
  • ぶどうに使用する場合、幼果期以降の散布は果粉の溶脱や果実の汚れを生じるおそれがあるので注意してください。
  • いちごに対して使用する場合には下記の注意を守ってください。
    • 萎黄病防除に使用する場合には下記の注意を守ってください。
    • i) 萎黄病多発地では浸漬処理、灌注処理のみでは効果が不十分な場合もあるので、植付前には土壌くん蒸をおこない、本剤処理との組合せで防除すると有効です。
    • ii) 灌注する場合は下記の注意を守ってください。 a) 土壌の種類や条件によって効果に差が認められるので注意してください。 b) 萎黄病は、土壌温度の高い時(20℃以上)に発生しやすいので、地温の高い仮植時期に処理してください。 c) 土壌条件などによっては葉色が劣ったり、多少生育抑制のみられる場合もあるが、その後の生育や収量の影響は認められていません。
    • iii) 苗根部浸漬する場合は、浸漬時間が長く(所定時間以上)なると薬害(活着不良)を生じるおそれがあるので、処理時間を厳守してください。
    • うどんこ病防除に使用する場合は下記の注意を守ってください。
    • i) 株浸漬する場合は下記の注意を守ってください。 a) 株冷蔵栽培いちごの定植時に、無病苗を得るため、冷蔵前に処理するものです。うどんこ病の発生まん延時の防除とは異なるので注意してください。 b) 浸漬処理薬液が葉裏まで十分付着するように薬液には展着剤を加用し、水洗した苗株を株全体がつかるように浸漬し、苗を薬液中で2~3回上下にゆすってください。 c) 処理した苗株は、水洗せずに半乾きとした後、ビニール袋に入れ、慣行に従って冷蔵してください。 d) 冷蔵後、定植前の処理では、効果が劣ることがあるので、必ず冷蔵前に処理してください。
    • ii) 散布する場合は、葉及び果実に汚れを生じるおそれがあるので注意してください。
  • いちじくに対して灌注処理する場合は次の事項に注意してください。
    • 1ヶ月間隔で使用することをお勧めします。
    • 生育抑制などの薬害を生じるおそれがあるので、ポット栽培などの根域が抑制される栽培条件での使用はさけてください。
  • 水稲の種子消毒に使用する場合は、下記の注意を守ってください。
    • 消毒後は水洗せずに浸種または、は種してください。
    • 浸漬処理薬液の温度はなるべく10℃以下をさけてください。
    • 籾と浸漬処理薬液の容量比は1:1以上とし、種籾はサラン網などの目のあらい袋を用い、薬液処理時によくゆすってください。
    • 低濃度(300~500倍)長時間浸漬の場合は、薬液浸漬処理中1~2回攪拌してください。
    • 本剤処理を行った種子の浸種にあたっては次の注意を守ってください。
      • 薬剤処理した種籾は少なくとも数時間は放置して風乾後浸種してください。
      • 浸種は停滞水中でおこなってください。
      • 浴比は1:2とし、水の交換は原則としておこなわないでください。ただし、液温が高温の場合など、酸素不足になるおそれがあるときには静かに換水してください。
    • 薬剤処理した種子は、食糧、飼料に使用しないよう注意してください。
  • れんこんに使用する場合、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 麦の雪腐病防除に使用する場合、散布液量は10アール当り100Lが標準です。なお、1回散布の場合にはなるべく根雪近くにおこなうと効果的です。
  • 小麦の少量散布で使用する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
  • チューリップの球根粉衣は植付前または貯蔵前に球根1kgに対し、本剤1gを均一に粉衣してください。
  • 大型散布機で使用する場合には、各散布機種の散布基準に従って実施してください。
  • 連続使用によって一部の病害に耐性菌を生じ、効果の劣った事例があるので、過度の連用をさけ、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合せて、輪番で使用してください。
  • だいずの紫斑病に対しては、落花後~若莢期に2~3回散布してください。
  • だいずの紫斑病防除には種子消毒のみでは不十分なので、生育期の散布による防除と組み合わせて使用してください。
  • 果樹の白紋羽病に対し、灌注処理する場合は樹幹部周辺の土壌を木の大きさに応じて掘りあげ、根を露出させ、病根を丁寧に除去したのち、所定濃度の希釈液を1本あたり成木では200~300L、苗木では20~30L灌注してください。
  • かんしょ、さといもの種いも消毒後は水洗せずに薬液が乾いてから植付けてください。薬剤処理した種いもは食糧、飼料に使用しないでください。
  • アスパラガスの茎枯病の防除は収穫打ち切り後、残茎を取り除き、新しく萌芽した茎を対象としてください。
  • カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しないでください。また、使用後14日間は入水しないでください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。また、桑に使用後3日間は蚕に桑葉を給餌しないでください。
  • ハウス等の常温煙霧用として使用する場合は下記の注意を守るってください。
    • 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧してください。特に常温煙霧装置の選定および使用に当っては、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
    • 作業はできるだけ夕刻おこない、作業終了後6時間以上密閉してください。できれば翌朝までとしてください。
  • たばこの親床での処理は、は種後10日目から1週間間隔で、子床での処理は仮植後7日目から1週間間隔で薬液を散布してください。
  • 使用した場合には、ベノミルを含む剤を使用しないでください。ただし、種子への処理、種籾への処理及び塗布処理は除きます。
  • 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
  • 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 常温煙霧中はハウス内へ入らないでください。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室してください。
  • 街路、公園などで使用する場合は、使用中および使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てる等配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • 魚毒性等
    • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
    • 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。

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製品画像

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