【水稲/初・中期一発処理除草剤】
トップガンR1キロ粒剤
ピリミノバックメチル・ブロモブチド・ベンスルフロンメチル・ペントキサゾン粒剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第24376号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
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成分 | ピリミノバックメチル 0.45% ブロモブチド 9.0% ベンスルフロンメチル 0.75% ペントキサゾン 2.0% |
性状 | 類白色細粒 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 全国 |
有効年限 | 5年 |
包装 | 1kg×12袋、10kg×1袋、40㎏(20㎏×2箱)×1(40㎏規格は受注生産) |
田植同時検索プログラム | 田植同時検索プログラムはこちら! |
関連動画 | トップガンR1キロ粒剤 抵抗性ホタルイ ポット試験動画 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- 4つの成分で一年生雑草から多年生雑草まで幅広く効果を示します。
- ベンスルフロンメチルが7.5 g a.i./10a配合されています。
- ブロモブチドが90 g a.i./10a配合され、SU剤抵抗性ホタルイにも安定した効果を示します。
- 水稲に高い安全性を示し、田植同時や直播、飼料用米など、様々な栽培様式、使用法に用いることができます。
適用雑草と使用方法
作物名 | 適用雑草名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ピリミノバックメチルを含む農薬の総使用回数 | ブロモブチドを含む農薬の総使用回数 | ベンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数 | ペントキサゾンを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 | ウリカワ オモダカ クログワイ シズイ セリ ヒルムシロ ヘラオモダカ ホタルイ マツバイ ミズガヤツリ 一年生雑草 アオミドロ・藻類による表層はく離 | 1kg/10a | 移植直後~ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) | 1回 | 湛水散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
移植時 | 田植同時散布機で施用 | ||||||||
直播水稲 | ウリカワ セリ ヒルムシロ ヘラオモダカ ホタルイ マツバイ ミズガヤツリ 一年生雑草 | 稲1葉期~ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) | 湛水散布 |
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- 雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期までに時期を失しないように散布してください。
- 多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。
- ホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカワ、ヘラオモダカは2葉期まで、オモダカ、クログワイは発生始期まで、シズイは草丈3㎝まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が散布適期です。
- ホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカワ、ヘラオモダカは2葉期まで、オモダカ、クログワイは発生始期まで、シズイは草丈3㎝まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が散布適期です。
- オモダカ、クログワイ、シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
- 苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
- 散布の際は、水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5㎝)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
- 以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
- 砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2㎝/日以上)。
- 軟弱苗を移植した水田。
- 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田。
- 砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2㎝/日以上)。
- 直播水稲に使用する場合は以下に注意してください。
- 発芽直後の稲に対して薬害が生じるおそれがあるので、適切な覆土をおこない、稲の1葉期以降に散布してください。
- 稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
- 除草効果の低下と生育抑制の薬害が発生するおそれがあるので、入水後水持ちの安定した後に散布してください。
- 発芽直後の稲に対して薬害が生じるおそれがあるので、適切な覆土をおこない、稲の1葉期以降に散布してください。
- 散布後の数日間に著しい高温が続く場合、初期生育が抑制されることがあるが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は認められていません。
- 散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないでください。
- 河川、湖沼、地下水等を汚染しないよう、落水、かけ流しはしないでください。
- その殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分に注意してください。
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 誤食などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。
- 作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 散布後は水管理に注意してください。
- 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。