【園芸/非選択性茎葉処理除草剤】 サンダーボルト007(グリホサートイソプロピルアミン塩・ピラフルフェンエチル水和剤)
|
登録番号 |
第21072号 [日本農薬㈱ 登録] |
成分 |
グリホサートイソプロピルアミン塩 30.0%
ピラフルフェンエチル 0.16% |
性状 |
類白色水和性粘稠懸濁液体 |
毒性 |
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 |
非該当 |
販売地域 |
全国(一部地域では取扱っていない場合があります。) |
有効年限 |
3年 |
包装 |
500ml×20本、2L×6缶、5L×4缶 |
作用機構分類番号(RACコード) |
除草剤分類 9,14
|
-
安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
-
SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。
詳しくは「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
特長
- 2つの有効成分の特長を最大限に発揮できるように製剤を工夫した非選択性茎葉処理除草剤です。
雑草に散布された2つの有効成分(素早く効くピラフルフェンエチルと長く効くグリホサートイソプロピルアミン塩)は、それぞれ異なる作用点で効果を発揮し、雑草を素速く根こそぎに枯らします。
- 雑草生育期の茎葉散布で一年生雑草から多年生雑草まで幅広く枯らします。
特に近年、問題化しているスベリヒユ、マルバツユクサ、ヤエムグラ、イチビ、ブタクサ、イヌホオズキ、セイヨウタンポポ、コヒルガオ、ギシギシ、ハマスゲ、ヤブガラシ、セイタカアワダチソウなどに優れた効果を発揮します。
適用雑草と使用方法
2022年8月10日現在作物名 | 適用場所 | 適用雑草名 | 使用時期 | 薬量 | 希釈水量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | グリホサートを含む農薬の総使用回数 | ピラフルフェンエチルを含む農薬の総使用回数 | |
- | 一年生雑草 | 耕起20~10日前(雑草生育期) | 400~600ml/10a | 100L/10a | 1回 | 雑草茎葉散布 | 2回以内 | 1回 | |
耕起7日前まで(雑草生育期) | 3回以内 | 2回以内 | |
耕起前(雑草生育期) | 2回以内 | |
は種後出芽前(雑草生育期) | |
多年生雑草 | 耕起前(雑草生育期) | 500~1000ml/10a | |
休耕田 | 一年生及び多年生雑草 | 雑草生育期 | |
水田畦畔 | 収穫14日前まで(雑草生育期) | 400~600ml/10a | |
水田刈跡 | 一年生雑草 | 雑草生育期 | 1回 | 1回 | 1回 | |
多年生雑草 | 500~2000ml/10a | |
- | 一年生雑草 | 耕起20~10日前(雑草生育期) | 400~600ml/10a | 2回以内 | |
耕起前又は定植7日前まで(雑草生育期) | 1回 | |
耕起又は挿苗7日前まで(雑草生育期) | 2回以内 | |
耕起前又はは種7日前まで(雑草生育期) | |
耕起前又は定植7日前まで(雑草生育期) | |
10回以内(但し、1年間に2回以内) | |
耕起又は定植7日前まで(雑草生育期) | 3回以内 | 3回以内 | 3回以内 | |
定植後畦間処理:雑草生育期(但し、収穫30日前まで) | |
耕起前又は定植7日前まで(雑草生育期) | |
定植後畦間処理:雑草生育期(但し、収穫30日前まで) | |
耕起前又はは種10日前まで(雑草生育期) | 1回 | 2回以内 | 1回 | |
2回以内 | 4回以内 | 4回以内 | |
畦間処理:雑草生育期(但し、収穫前日まで) | |
は種後出芽前(雑草生育期) | |
耕起前又はは種7日前まで(雑草生育期) | 1回 | 1回 | 1回 | |
耕起前又はは種10日前まで(雑草生育期) | 3回以内 | 4回以内 | |
耕起前又は定植7日前まで(雑草生育期) | 1回 | |
2回以内 | |
3回以内 | |
一年生及び多年生雑草 | 収穫7日前まで(雑草生育期) | 400~1000ml/10a | 3回以内 | 3回以内 | |
5回以内 | |
一年生雑草 | 耕起前又は定植前まで(雑草生育期) | 400~600ml/10a | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 | |
公園、庭園、堤とう、道路、運動場、宅地、鉄道、のり面等 | スギナ | 雑草生育期 | 1000~4000ml/10a | 3回以内 | 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布 | 3回以内 | 3回以内 | |
一年生及び多年生雑草 | 500~1000ml/10a | |
牧野・草地 | 更新・造成10日前まで(雑草生育期) | 400~750ml/10a | 1回 | 雑草茎葉散布 | 2回以内 | |
- | 摘採7日前まで(雑草生育期) | 400~600ml/10a | 2回以内 | |
2022年8月10日現在作物名 | 適用場所 | 適用雑草名 | 使用目的 | 使用時期 | 薬量 | 希釈水量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | グリホサートを含む農薬の総使用回数 | ピラフルフェンエチルを含む農薬の総使用回数 | |
水田畦畔 | 一年生及び多年生雑草 | 草丈抑制による刈込軽減 | 雑草生育期又は刈取後再生期(但し、収穫14日前まで) | 50~150ml/10a | 100L/10a | 2回以内 | 雑草茎葉散布 | 3回以内 | 2回以内 | |
ダウンロード
- PDF版適用表
使用上のポイント
- 通常散布:希釈液を10アール当り100リットル散布してください。
- 草丈30cm以下の雑草の場合、本剤を水で200倍(167~250倍)に希釈し雑草の茎葉に散布してください。ただし、草丈50cm以下の雑草の場合は100~200倍に希釈してください。
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 容器をよく振ってから使用してください。
- 散布器具、容器は除草剤専用のものを用いてください。
- グリホサートを含む混合剤であるので、他のグリホサートを含む農薬の使用回数と合わせ、作物ごとの総使用回数の範囲内で使用してください。
- 展着剤加用の必要はありません。
- 土壌が流亡したり、くずれたりするおそれのある所では使用しないでください。
- 激しい降雨の予想される場合は使用をさけてください。
- アレチウリ(草丈 2m 以内)防除に際しては 500ml/10a 以上の薬量で使用してください。
- スギナ防除に際しては、スギナの生育期を過ぎた時期での散布およびスギナが他雑草の中に埋没しているような条件では効果が劣ることがあるので、適期にスギナにかかるように注意して散布してください。また、スギナの再生を長期間抑制したい場合には、薬量を3000~4000mL/10aに設定することをお勧めします。
- 多年生雑草およびツユクサ科雑草を主対象に使用する場合、所定範囲の多めの薬量を使用してください。
- 作物の出芽前に使用する場合は、作物の出芽後に散布すると薬害を生じるおそれがあるので、必ず出芽前に散布してください。
- 生育期畦間散布に使用する場合には作物にかからないよう十分注意して散布してください。
- 散布適期は雑草生育期(草丈30cm以下)なので、時期を失しないように散布してください。なお、きくに使用する場合又は薬量1000mL/10a以上で使用する場合(スギナを除く)は、草丈50cm以下が散布適期です。
- 水田畦畔で薬量を50~150mL/10aで使用する場合、草丈20㎝以下を目安に処理してください。
- 農作物や有用植物にかかると強い薬害を生じるので、風向きなどに十分注意してかからないように散布してください。
- 水田への飛散、流入等により水稲に薬害が生じるので十分注意してください。
- 散布液を調製した容器及び器具は使用後石けん水などで十分洗浄してください。
- 公園、堤とう等で使用する際の注意事項
- 水源池、養殖池などに飛散、流入しないよう十分に注意してください。
- 散布器具、容器の洗浄水は河川などに流さず、容器などは環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
- 公園、堤とう等で使用する場合は散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立札を立てるなど配慮し、人畜に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
- 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管してください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。
- 散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。
ダウンロード
製品画像
- サンダーボルト007製品写真_500ml
-
- サンダーボルト007製品写真_2L
-
- サンダーボルト007製品写真5L
-
チラシ・技術資料関連(最新の登録内容を反映していない場合がございます。)
- サンダーボルト007チラシ畦畔秋処理版 2206(22-11)
-
- サンダーボルト007チラシ効果写真版 2205(22-11)
-
- サンダーボルト007チラシ低温時効果版 2207(22-11)
-
その他
- 2024-163注意事項の変更(240201)
-