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【水稲/初・中期一発処理除草剤】
テッシンフロアブル
(ピラクロニル・フェンキノトリオン・ベンスルフロンメチル水和剤)
登録番号
第24802号 [クミアイ化学工業株式会社 登録]
成分
ピラクロニル 3.7% フェンキノトリオン 5.6%、ベンスルフロンメチル 1.4%
性状
淡褐色水和性粘稠懸濁液体
毒性
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物
非該当
販売地域
全国
有効年限
4年
包装
500ml×20本、2L×6本
作用機構分類番号(RACコード)
除草剤分類 14,27,2
安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。 詳しくは
「一般市民向け受信相談について」
をご参照ください。
特長
ピラクロニルがノビエをはじめとした各草種に対して即効的に作用し、藻類の発生を抑制します。
フェンキノトリオンの白化作用により、ホタルイや幅広い種類の広葉雑草に効果が高く、スルホニルウレア系除草剤(SU剤)抵抗性のホタルイや一年生広葉雑草に対して高い効果を示します。
ベンスルフロンメチルが多年生雑草をはじめとした幅広い草種を抑制します。
ピラクロニルとフェンキノトリオンの作用により、ナガエツルノゲイトウ、ヒレタゴボウ、ヒメミソハギ類、イボクサなど問題雑草の防除にも有効です。
田植え同時散布、移植水稲では水口施用ができます。
エフィーダ®特設サイトは
こちら
適用雑草と使用方法
2024年8月7日現在
作物名
適用雑草名
使用量
使用時期
本剤の使用回数
使用方法
ピラクロニルを含む農薬の総使用回数
フェンキノトリオンを含む農薬の総使用回数
ベンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数
移植水稲
ウリカワ
オモダカ
クログワイ
コウキヤガラ
セリ
ヒルムシロ
ヘラオモダカ
ホタルイ
マツバイ
ミズガヤツリ
ナガエツルノゲイトウ
一年生雑草
アオミドロ・藻類による表層はく離
500mL/10a
移植直後~ノビエ2.5葉期(但し、移植後30日まで)
1回
原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下
2回以内
2回以内
2回以内
移植時
田植同時散布機で施用
直播水稲
ウリカワ
セリ
ヒルムシロ
ホタルイ
マツバイ
ミズガヤツリ
一年生雑草
アオミドロ・藻類による表層はく離
稲出芽揃期~ノビエ2.5葉期(但し、収穫90日前まで)
原液湛水散布又は無人航空機による滴下
ダウンロード
PDF版適用表
上手な使い方
注意事項
使用に当っては、使用前に容器をよく振ってください。
使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに、時期を失しないように散布してください。
多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。
ホタルイは3葉期まで、ヘラオモダカ、ウリカワは2葉期まで、クログワイ、コウキヤガラは発生始まで、オモダカは矢尻葉1葉期まで、ミズガヤツリは草丈10cmまで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期まで、ナガエツルノゲイトウは再生始まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前までが散布適期です。
オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
散布の場合は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5cm)のまま水田全面にゆきわたるように散布してください。散布後3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
水口施用の場合は、あらかじめ1~2cm程度水深を確保した状態で、入水時に水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させ、処理後田面水が通常の湛水状態(水深3~5cm)に達した時に必ず水を止め、田面水があふれ出ないよう注意してください。散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしなでください。
水口に対して向かい風が吹いている場合は、拡散が不十分になるおそれがあるため水口施用をさけてください。
以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
異常高温の時、あるいは散布後数日以内に梅雨明けになるなど異常高温が予想される時
活着遅延を生じるような異常低温の時
砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2cm/日以上)
軟弱苗を移植した水田
極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
植穴の戻りの悪い水田
直播水稲に使用する場合、以下の点に注意してください。
稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
除草効果の低下と生育抑制の薬害が発生するおそれがあるので、水持ちの安定した後に散布してください。
梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は、除草効果が低下するおそれがあるので使用をさけてください。
無人航空機で滴下する際は以下に注意してください。
滴下は使用機種の使用基準に従って実施してください。
滴下に当っては散布装置のノズルを取り外してください。
作業中、薬液の漏れのないように機体の配管その他装置の十分な点検を行ってください。
機体の配管その他散布装置への薬液の固着を防止するため、薬液をタンクに投入後は、速やかに滴下を始めてください。
隣接するほ場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、他の植物に影響を与えないように風の影響等を十分考慮して滴下してください。
水源池、飲料用水などに飛散、流入しないように十分注意してください。
薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布に使用しないでください。
散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないでください。
その殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分に注意してください。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導をお勧めします。
安全使用上の注意
農薬使用者に係る注意事項
使用の際は不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
魚毒性等(生活環境動植物)
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
無人航空機による滴下で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
散布後は水管理に注意してください。
散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。
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