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【水稲/初・中期一発処理除草剤】
テッシン豆つぶ250
(ピラクロニル・フェンキノトリオン・ベンスルフロンメチル剤)
登録番号
第24813号 [クミアイ化学工業株式会社 登録]
成分
ピラクロニル 8.0% フェンキノトリオン 12.0% ベンスルフロンメチル 3.0%
性状
淡褐色粒状 短径3~8mm、長径5~15mm
毒性
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物
非該当
販売地域
全国
有効年限
5年
包装
250g×20袋、2.5kg×4袋、10kg×1箱(10㎏規格は受注生産)
作用機構分類番号(RACコード)
除草剤分類 14,27,2
安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。 詳しくは
「一般市民向け受信相談について」
をご参照ください。
特長
ピラクロニルがノビエをはじめとした各草種に対して即効的に作用し、藻類の発生を抑制します。
フェンキノトリオンの白化作用により、ホタルイや幅広い種類の広葉雑草に効果が高く、スルホニルウレア系除草剤(SU剤)抵抗性のホタルイや一年生広葉雑草に対して高い効果を示します。
ベンスルフロンメチルが多年生雑草をはじめとした幅広い草種を抑制します。
ピラクロニルとフェンキノトリオンの作用により、ナガエツルノゲイトウ、ヒレタゴボウ、ヒメミソハギ類、イボクサなど問題雑草の防除にも有効です。
移植水稲では水口施用ができます。
ドローン散布に適した製剤です。
エフィーダ®特設サイトは
こちら
適用雑草と使用方法
2024年8月7日現在
作物名
適用雑草名
使用量
使用時期
本剤の使用回数
使用方法
ピラクロニルを含む農薬の総使用回数
フェンキノトリオンを含む農薬の総使用回数
ベンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数
移植水稲
ウリカワ
セリ
ヒルムシロ
ヘラオモダカ
ホタルイ
マツバイ
ミズガヤツリ
ナガエツルノゲイトウ
一年生雑草
多年生広葉雑草
アオミドロ・藻類による表層はく離
250g/10a
移植直後~ノビエ2.5葉期(但し、移植後30日まで)
1回
湛水散布、湛水周縁散布、水口施用又は無人航空機による散布
2回以内
2回以内
2回以内
直播水稲
ウリカワ
セリ
ヒルムシロ
ホタルイ
マツバイ
ミズガヤツリ
一年生雑草
アオミドロ・藻類による表層はく離
稲出芽揃期~ノビエ2.5葉期(但し、収穫90日前まで)
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布
ダウンロード
PDF版適用表
上手な使い方
注意事項
使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに、時期を失しないように散布してください。
多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。
ホタルイは3葉期まで、ウリカワは2葉期まで、ヘラオモダカは1葉期まで、クログワイ、コウキヤガラは発生始まで、オモダカは矢尻葉1葉期まで、シズイは草丈3cmまで、ミズガヤツリは草丈10cmまで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期まで、ナガエツルノゲイトウは再生始まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前までが散布適期です。
オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
散布の際は、やや深めの湛水状態(5~6cm)にして水の出入りを止めてください。
湛水散布の場合は田面に散布し、また、湛水周縁散布の場合は、水田周縁部に沿って帯状に散布し、散布後3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
水口施用の場合は、あらかじめ1~2cm程度水深を確保した状態で、入水時に水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させ、処理後田面水が通常の湛水状態(水深3~5cm)に達した時に必ず水を止め、田面水があふれ出ないよう注意してください。散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしなでください。
藻類・表層はく離などの水面浮遊物が多い場合は、拡散が不十分になるおそれがあるため周縁散布を避け、本田内で水田全面に散布してください。
水口に対して向かい風が吹いている場合は、拡散が不十分になるおそれがあるため水口施用をさけてください。
以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
異常高温の時、あるいは散布後数日以内に梅雨明けになるなど異常高温が予想される時
活着遅延を生じるような異常低温の時
砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2cm/日以上)
軟弱苗を移植した水田
極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
植穴の戻りの悪い水田
直播水稲に使用する場合は以下に注意してください。
稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
除草効果の低下と生育抑制の薬害が発生するおそれがあるので、入水後水持ちの安定した後に散布してください。
梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は、除草効果が低下するおそれがあるので使用をさけてください。
吸湿性があるので、散布時に降雨の場合には濡れないように注意して散布してください。濡れた手で扱わないでください。また、開封後は早めに使用してください。
無人航空機で散布する際は以下に注意してください。
散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。
専用の粒剤散布装置によって湛水散布してください。
事前に薬剤の物理性に合せて粒剤散布装置の開度を調整してください。
散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、ほ場の端から5m以上離してほ場内に散布してください。
水源池、飲料用水などに飛散、流入しないように十分注意してください。
散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないでください。
その殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分に注意してください。
使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
農薬使用者に係る注意事項
眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
魚毒性等(生活環境動植物)
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
散布後は水管理に注意してください。
散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、小児の手の届かない冷涼・乾燥した場所に保管してください。
製剤は吸湿性があるので湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を固く閉じて保管してください。
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