【水稲/殺虫剤】
スタートレボンW10
エトフェンプロックス・ジノテフラン乳剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第24344号 [三井化学クロップ&ライフソリューション(株) 登録] |
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成分 | エトフェンプロックス 10% ジノテフラン 10% |
性状 | 淡黄色澄明可乳化油状液体 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 九州 |
有効年限 | 3年 |
包装 | 1L×12本、5L×4缶 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
「チラシ・技術資料関連」はありません。
特長
- 有効成分としてエトフェンプロックスとジノテフランを含み、カメムシ類・ウンカ類・ツマグロヨコバイの防除に効果を発揮します。
- 殺虫効果に加えてカメムシ類への吸汁阻害効果が期待でき、より効率的に害虫への被害を抑えます。
- 無人航空機でも使用できます。
適用害虫と使用方法
作物名 | 適用病害虫 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | エトフェンプロックスを含む農薬の総使用回数 | ジノテフランを含む農薬の総使用回数 |
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稲 | ウンカ類 カメムシ類 ツマグロヨコバイ | 1000倍 | 60~150L/10a | 収穫14日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 | 4回以内(但し、育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内) |
ウンカ類 カメムシ類 コブノメイガ ツマグロヨコバイ | 8倍 | 0.8L/10a | 無人航空機による散布 |
上手な使い方

出典:スタートレボンW10チラシ裏面
注意事項
注意事項
- 使用前によく振ってから使用してください。
- 所定量の水に希釈し、よくかき混ぜてから散布してください。
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守ってください。
- 散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 少量散布の際には、微量散布装置以外の散布器具は使用しないでください。
- 無人航空機による散布にあっては、散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中、薬液が漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
- 散布薬液の飛散によって動植物及び自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
- 散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 蚕に対して長期間強い毒性があるので、薬液の飛散により桑の茎葉を汚染することのないように桑園のある地帯では使用しないでください。 なお、実施にあたっては、事前に蚕業関係者と安全対策について十分協議してください。
- 散布器具、作業衣などは桑用と必ず区別してください。
- ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
- ミツバチ等の巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
- 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
- ミツバチ等の巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
- 使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当 を受けてください。使用後は洗眼してください。
- 皮膚に対して刺激性があるので、散布の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して薬剤が皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 魚毒性等
- 水産動植物 魚類 に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
- 水産動植物 甲殻類、冷水魚 に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。養魚田及び養殖池等周辺での使用はさけてください。
- 無人航空機による散布で使用する場合は、河川、養殖池に飛散しないよう特に注意してください。
- 散布後は河川、養殖池等に流入しないよう、水管理に注意してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物 魚類 に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
- 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。