【水稲・園芸/殺虫剤】
クミアイ スミチオン乳剤
MEP乳剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第9576号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
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成分 | MEP 50.0% |
性状 | 黄褐色可乳化油状液体 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 第2石油類 |
販売地域 | 全国 |
有効年限 | 5年 |
包装 | 500ml×20本 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
「チラシ・技術資料関連」はありません。
特長
- 有機リン系殺虫剤で極めて広い適用範囲を持つ薬剤で、浸透力もあり、稲の茎に食入したニカメイチュウ幼虫および植物体内に侵入したチョウ目の幼虫などに防除効力を示します。
- 人畜毒性も低い薬剤です。
適用害虫と使用方法
作物名 | 適用害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | MEPを含む農薬の総使用回数 |
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稲 | アブラムシ類 ヒメトビウンカ カメムシ類 イネシンガレセンチュウ イネドロオイムシ イネツトムシ アワヨトウ | 1000倍 | 60~150L/10a | 収穫21日前まで | 2回以内 | 散布 | 3回以内(但し、種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) |
ヒメトビウンカ カメムシ類 イネハモグリバエ イネヒメハモグリバエ ニカメイチュウ フタオビコヤガ イネツトムシ | 30倍 | 3L/10a | 空中散布 | ||||
カメムシ類 ニカメイチュウ | 300倍 | 25L/10a | 散布 | ||||
8倍 | 800mL/10a | 空中散布 | |||||
無人航空機による散布 | |||||||
イネシンガレセンチュウ | 1000倍 | - | は種前 | 1回 | 6~72時間浸漬 | ||
100倍 | 専用の種子消毒機を用いて乾燥種籾重量の3%の量の希釈液を種籾に吹付け処理又は塗沫処理 | ||||||
イネハモグリバエ ニカメイチュウ第1世代 | 1000~2000倍 | 60~150L/10a | 収穫21日前まで | 2回以内 | 散布 | ||
イネヒメハモグリバエ | 2500倍 | ||||||
サンカメイチュウ第3世代 ニカメイチュウ第2世代 | 800~1000倍 | ||||||
フタオビコヤガ | 2000~4000倍 | ||||||
稲(箱育苗) | イネシンガレセンチュウ | 1000倍 | 育苗箱(60×30×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500mL | 硬化期~移植前日 | 1回 | 育苗箱の上から均一に散布する。 | |
麦類(大麦、小麦を除く) | アブラムシ類 ムギキモグリバエ アワヨトウ | 60~150L/10a | 収穫14日前まで | 散布 | 1回 | ||
アブラムシ類 | 8倍 | 800mL/10a | 無人航空機による散布 | ||||
ヒメトビウンカ | 空中散布 | ||||||
ヒメトビウンカ ムギアカタマバエ | 30倍 | 3L/10a | |||||
小麦 | アブラムシ類 ムギキモグリバエ アワヨトウ | 1000倍 | 60~150L/10a | 収穫7日前まで | 散布 | ||
アブラムシ類 | 250倍 | 25L/10a | |||||
8倍 | 800mL/10a | 無人航空機による散布 | |||||
ヒメトビウンカ | 空中散布 | ||||||
ヒメトビウンカ ムギアカタマバエ | 30倍 | 3L/10a | |||||
大麦 | アブラムシ類 ムギキモグリバエ アワヨトウ | 1000倍 | 60~150L/10a | 散布 | |||
アブラムシ類 | 8倍 | 800mL/10a | 無人航空機による散布 | ||||
ヒメトビウンカ ムギアカタマバエ | 30倍 | 3L/10a | 空中散布 | ||||
ヒメトビウンカ | 8倍 | 800mL/10a | |||||
とうもろこし | カメムシ類 アワノメイガ ツマジロクサヨトウ | 1000倍 | 100~300L/10a | 4回以内 | 散布 | 4回以内 | |
かんしょ | アブラムシ類 ヨツモンカメノコハムシ イモコガ | 5回以内 | 5回以内 | ||||
こんにゃく | アブラムシ類 | 収穫14日前まで | 3回以内 | 3回以内 | |||
ばれいしょ | アブラムシ類 テントウムシダマシ類 | 収穫3日前まで | 6回以内 | 6回以内 | |||
アブラムシ類 | 250倍 | 25L/10a | |||||
ごぼう | アブラムシ類 フキノメイガ | 1000~2000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
てんさい | テンサイトビハムシ | 1000倍 | |||||
たまねぎ | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫21日前まで | ||||
アザミウマ類 | 700~1000倍 | ||||||
らっきょう | 1000倍 | 収穫7日前まで | 3回以内(但し、植付前は1回以内、植付後は2回以内) | ||||
アザミウマ類 ネギハモグリバエ | 8倍 | 1.6L/10a | 無人航空機による散布 | ||||
ネダニ類 | 1000~2000倍 | - | 植付前 | 1回 | 30分間種球浸漬 | ||
にら | 1000倍 | 3L/平方メートル | 収穫14日前まで | 株元灌注 | 1回 | ||
ねぎ | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 100~300L/10a | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | |
アザミウマ類 | 700~1000倍 | ||||||
ネギコガ | 1000倍 | ||||||
豆類(種実、ただし、だいず、あずき、いんげんまめ、そらまめを除く) | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫21日前まで | 4回以内 | 4回以内 | ||
カメムシ類 マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ ダイズサヤタマバエ | 1000倍 | ||||||
マメシンクイガ | 1000~1500倍 | ||||||
あずき | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | |||||
250倍 | 25L/10a | ||||||
カメムシ類 マメホソクチゾウムシ ナミハダニ マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ アズキノメイガ ダイズサヤタマバエ | 1000倍 | 100~300L/10a | |||||
マメシンクイガ | 1000~1500倍 | ||||||
いんげんまめ | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | |||||
カメムシ類 インゲンマメゾウムシ インゲンテントウ マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ ダイズサヤタマバエ | 1000倍 | ||||||
マメシンクイガ | 1000~1500倍 | ||||||
そらまめ | アブラムシ類 | 1000倍 | 収穫3日前まで | 3回以内 | 3回以内 | ||
だいず | 1000~2000倍 | 収穫21日前まで | 4回以内 | 4回以内 | |||
カメムシ類 マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ ウコンノメイガ マメハンミョウ ダイズサヤタマバエ | 1000倍 | ||||||
カメムシ類 マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ マメシンクイガ ダイズサヤタマバエ | 20倍 | 3L/10a | 空中散布 | ||||
カメムシ類 ダイズサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ ウコンノメイガ マメシンクイガ ダイズサヤタマバエ | 8倍 | 800mL/10a | 無人航空機による散布 | ||||
マメシンクイガ | 1000~1500倍 | 100~300L/10a | 散布 | ||||
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、未成熟そらまめを除く) | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | |||||
カメムシ類 マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ ダイズサヤタマバエ | 1000倍 | ||||||
マメシンクイガ | 1000~1500倍 | ||||||
えだまめ | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | |||||
カメムシ類 マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ ウコンノメイガ ダイズサヤタマバエ | 1000倍 | ||||||
マメシンクイガ | 1000~1500倍 | ||||||
さやいんげん | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | |||||
カメムシ類 インゲンテントウ マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ ダイズサヤタマバエ | 1000倍 | ||||||
マメシンクイガ | 1000~1500倍 | ||||||
未成熟そらまめ | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫3日前まで | 3回以内 | 3回以内 | ||
カメムシ類 マメヒメサヤムシガ シロイチモジマダラメイガ ダイズサヤタマバエ | 1000倍 | ||||||
マメシンクイガ | 1000~1500倍 | ||||||
きゅうり | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫前日まで | 5回以内 | 5回以内 | ||
アザミウマ類 | 1000倍 | ||||||
しろうり | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | |||||
アザミウマ類 | 1000倍 | ||||||
かぼちゃ | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫14日前まで | 3回以内 | 3回以内 | ||
アザミウマ類 | 700~1000倍 | ||||||
すいか | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫3日前まで | 6回以内 | 6回以内 | ||
アザミウマ類 | 700~1000倍 | ||||||
メロン | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫前日まで | 5回以内 | 5回以内 | ||
アザミウマ類 | 1000倍 | ||||||
トマト | アブラムシ類 オオニジュウヤホシテントウ | 2000倍 | 2回以内 | 2回以内 | |||
なす | アブラムシ類 テントウムシダマシ類 | 1000~2000倍 | 5回以内 | 5回以内 | |||
モロヘイヤ | アブラムシ類 カメムシ類 マメコガネ アザミウマ類 | 1000倍 | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内 | ||
せり | アブラムシ類 | 2000倍 | 親株養成期(但し、収穫45日前まで) | ||||
ほうれんそう | アブラムシ類 ホウレンソウケナガコナダニ | 1000~2000倍 | 収穫21日前まで | ||||
うど | アブラムシ類 センノカミキリ ヒメシロコブゾウムシ ウドノメイガ ヨトウムシ | 1000倍 | 根株養成期(但し、収穫150日前まで) | 4回以内 | 4回以内 | ||
わらび | ナガゼンマイハバチ | 収穫90日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |||
いちご | アブラムシ類 | 2000倍 | 収穫前日まで | ||||
オリーブ(葉) | オリーブアナアキゾウムシ | 50倍 | 0.3~3L/樹 | 収穫120日前まで | 3回以内 | 樹幹散布 | 3回以内 |
たらのき | センノカミキリ幼虫 ヒメシロコブゾウムシ | 100倍 | 150~300L/10a | 3月~5月(株養成期) | 2回以内 | 2回以内 | |
セネガ | アブラムシ類 | 1000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 |
かんきつ(みかんを除く) | 1000~2000倍 | 200~700L/10a | 3回以内(但し、樹幹処理は1回以内) | ||||
サンホーゼカイガラムシ カメムシ類 ミカンキジラミ ケシキスイ類 カネタタキ コアオハナムグリ アザミウマ類 フラーバラゾウムシ ハマキムシ類 コナカイガラムシ類 ミカンツボミタマバエ | 1000倍 | ||||||
みかん | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 5回以内 | 5回以内(但し、樹幹処理は1回以内) | |||
サンホーゼカイガラムシ カメムシ類 ミカンキジラミ ケシキスイ類 カネタタキ コアオハナムグリ アザミウマ類 フラーバラゾウムシ ハマキムシ類 コナカイガラムシ類 ミカンツボミタマバエ | 1000倍 | ||||||
ケシキスイ類 コアオハナムグリ アザミウマ類 | 10倍 | 5L/10a | 無人航空機による散布 | ||||
なし(有袋栽培) | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 200~700L/10a | 6回以内 | 散布 | 6回以内 | |
カメムシ類 ナシグンバイ ハマキムシ類 ナシチビガ ナシホソガ シンクイムシ類 アメリカシロヒトリ | 1000倍 | ||||||
クワコナカイガラムシ | 1500倍 | ||||||
なし(無袋栽培) | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫21日前まで | ||||
カメムシ類 ナシグンバイ ハマキムシ類 ナシチビガ ナシホソガ シンクイムシ類 アメリカシロヒトリ | 1000倍 | ||||||
クワコナカイガラムシ | 1500倍 | ||||||
りんご | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫30日前まで | 3回以内 | 3回以内 | ||
ナシグンバイ ハマキムシ類 モモシンクイガ ナシヒメシンクイ アメリカシロヒトリ | 1000倍 | ||||||
クワコナカイガラムシ | 1500倍 | ||||||
おうとう | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内(但し、樹幹処理及び灌注処理は合計1回以内) | ||
ナシグンバイ ハマキムシ類 アメリカシロヒトリ | 1000倍 | ||||||
もも | アブラムシ類 モモハモグリガ ナシヒメシンクイ(心折防止) | 1000~2000倍 | 収穫3日前まで | 6回以内 | 6回以内(但し、樹幹処理は1回以内) | ||
クワシロカイガラムシ カメムシ類 ハマキムシ類 モモシンクイガ ナシヒメシンクイ | 1000倍 | ||||||
クビアカツヤカミキリ | 成虫発生初期(但し、収穫3日前まで) | ||||||
クワコナカイガラムシ | 1500倍 | 収穫3日前まで | |||||
うめ | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内 | ||
クビアカツヤカミキリ | 1000倍 | 成虫発生初期(但し、収穫14日前まで) | |||||
ハマキムシ類 アメリカシロヒトリ | 収穫14日前まで | ||||||
大粒種ぶどう | アブラムシ類 ブドウスカシバ フタテンヒメヨコバイ ブドウトリバ | 1000~2000倍 | 収穫21日前まで | 4回以内(但し、収穫終了後から萌芽までは2回以内、萌芽後は2回以内) | |||
ブドウトラカミキリ キンケクチブトゾウムシ成虫 ハマキムシ類 | 1000倍 | ||||||
クワコナカイガラムシ | 1500倍 | ||||||
小粒種ぶどう | アブラムシ類 ブドウスカシバ フタテンヒメヨコバイ ブドウトリバ | 1000~2000倍 | 収穫90日前まで | ||||
ブドウトラカミキリ キンケクチブトゾウムシ成虫 ハマキムシ類 | 1000倍 | ||||||
クワコナカイガラムシ | 1500倍 | ||||||
オリーブ | オリーブアナアキゾウムシ | 50倍 | 0.3~3L/樹 | 収穫21日前まで | 3回以内 | 樹幹散布 | 3回以内 |
いちょう(種子) | コウモリガ ヒメボクトウ | 100倍 | 収穫60日前まで | ||||
かき | イラガ類 カメムシ類 ハマキムシ類 ミノガ類若齢幼虫 オオワタコナカイガラムシ フジコナカイガラムシ カキホソガ カキノヘタムシガ アメリカシロヒトリ | 1000倍 | 200~700L/10a | 収穫30日前まで | 散布 | 3回以内(但し、樹幹処理は2回以内) | |
くり | モモノゴマダラノメイガ | 8倍 | 3L/10a | 収穫14日前まで | 4回以内 | 空中散布 | 4回以内(但し、樹幹処理は1回以内) |
花き類・観葉植物 | バッタ類 アザミウマ類 ハマキムシ類 アオムシ | 1000倍 | 100~300L/10a | - | 6回以内 | 散布 | 6回以内 |
アスター | ウリハムシ | ||||||
カーネーション | アザミウマ類 クロウリハムシ | ||||||
ききょう | ヨトウムシ | ||||||
きく | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | |||||
カメムシ類 フラーバラゾウムシ ヨトウムシ類 | 1000倍 | ||||||
シネラリア | シンクイムシ類 | ||||||
宿根かすみそう | ハモグリバエ類 | ||||||
スターチス | コガネムシ類 | ||||||
ソリダゴ | カメムシ類 | ||||||
ばら | アブラムシ類 | 1000~2000倍 | |||||
フラーバラゾウムシ | 1000倍 | ||||||
斑入りアマドコロ | コウモリガ | ||||||
りんどう | ヒラズハナアザミウマ | 発生初期 | |||||
樹木類 | アブラムシ類 グンバイムシ類 フラーバラゾウムシ | 200~700L/10a | - | ||||
オオハリセンチュウ | 500倍 | - | 移植前 | 1回 | 30分間根部浸漬 | ||
アメリカシロヒトリ | 500~1000倍 | 200~700L/10a | - | 6回以内 | 散布 | ||
しきみ | クスアナアキゾウムシ | 1000倍 | |||||
こでまり | カイガラムシ類 | ||||||
さかき | ハマキムシ類 サカキブチヒメヨコバイ | ||||||
にしきぎ | ケムシ類 | ||||||
さくら | クビアカツヤカミキリ | 成虫発生初期 | |||||
さんごじゅ | ワタノメイガ | - | |||||
しゃりんばい | シンクイムシ類 | ||||||
せんりょう | カメムシ類 アザミウマ類 | ||||||
げっきつ | ミカンキジラミ | ||||||
つつじ類 | グンバイムシ類 ハマキムシ類 | ||||||
だいおうしょう | シンクイムシ類 | ||||||
芝 | コガネムシ類幼虫 | 3L/平方メートル | 発生初期 | ||||
シバオサゾウムシ | 幼虫発生期 | ||||||
シバツトガ スジキリヨトウ | 0.3~2L/平方メートル | 発生初期 | |||||
いね科牧草 | アブラムシ類 ウンカ類 ゾウムシ類 ウリハムシモドキ ヨコバイ類 | 1000~2000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
ムギダニ アワヨトウ | 1000倍 | ||||||
まめ科牧草 | アブラムシ類 ウンカ類 ゾウムシ類 ウリハムシモドキ ヨコバイ類 | 1000~2000倍 | |||||
ムギダニ | 1000倍 | ||||||
飼料用とうもろこし | アブラムシ類 | 2000倍 | 収穫30日前まで | ||||
茶 | コカクモンハマキ チャノホソガ | 700~1000倍 | 200~400L/10a | 摘採21日前まで | 1回 | 1回 | |
ミノガ類 | 1000倍 | ||||||
桑 | クワゾウムシ成虫 | 500~750倍 | 100~300L/10a | 成虫発生期 | 6回以内 | 6回以内 | |
しちとうい | イネクロカメムシ | 1000倍 | 60~150L/10a | 発生初期 | 2回以内 | 2回以内 | |
たばこ | ヨトウムシ | 25~180L/10a | 収穫20日前まで | 1回 | 1回 |
作物名 | 適用場所 | 適用病害虫名 | 希釈倍数又は使用量 | 使用液量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | MEPを含む農薬の総使用回数 |
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水田作物、畑作物(休耕田) | ヨシ、オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ等の多年生雑草が優占している休耕田 | カメムシ類 | 1000倍 | 60~150L/10a | 4回以内 | 散布 | 4回以内 |
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- ボルドー液と混用する場合は散布直前に行い、できるだけ早く使用してください。ただし、その他のアルカリ性の強い農薬との混用はさけてください。
- ももの初期散布(5~6月)には薬害を生じることがあるので注意してください。
- 稲(箱育苗)のイネシンガレセンチュウに使用する場合は下記の事項に注意してください。
- 発芽期~緑化期の使用は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- 軟弱徒長苗、ムレ苗などの場合は薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- 土壌が極端に湿潤な場合は使用しないでください。
- 発芽期~緑化期の使用は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- イネシンガレセンチュウの本田における防除に使用する場合、散布適期は出穂の頃ですので、時期を失しないように散布してください。なお効果を高めるためには出穂始めとその1週間後の2回散布が望ましいです。
- 水稲種子の吹付け処理の場合は、専用の種子消毒機を使用し、乾燥種籾に均一に付着するよう所定薬液を吹きつけて乾燥してください。なお、処理後長期間保存する場合には、薬液処理をおこなったことを明記し、まちがいのないようにしてください。
- 本田の水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用してください。
- クワゾウムシに対しては成虫が桑樹に集まる4月下旬から6月頃に散布してください。成虫の活動は長期間にわたるので発生状況に応じて追加散布してください。
- かきのミノガ類に使用する場合、幼虫が大きくなると効果が劣るので若令幼虫期に時期を失しないように散布してください。
- 果樹のカメムシ類に対しては発生に応じて所定使用回数以内で繰返し散布してください。
- 自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意してください。
- 空中散布及び無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
- 水源池、飲料用水等に飛散流入しないように十分注意してください。
- 散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 少量散布(8倍液)の散布には、微量散布装置以外の散布器具は使用しないでください。
- 無人航空機による散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検をおこなってください。
- 特定の農薬(混用可能が確認されているもの)を除いて原則として他の農薬との混用はおこなわないでください。
- 散布終了後は使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
- 散布終了後は機体の散布装置は十分洗浄し薬液タンクの洗浄廃棄液は安全な場所に処理してください。
- 水源池、飲料用水等に飛散流入しないように十分注意してください。
- 希釈倍数250倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を利用してください。
- なしの早生赤種、りんごの旭およびその近縁種には薬害のでることがあるので使用はさけてください。
- 宿根かすみそうに使用する場合、開花期には薬害を生じることがあるので、この時期の使用はさけてください。
- あぶらな科作物、さといも、ソルゴには薬害を生じるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布してください。
- ひのきに対しては個体によって落葉、枯損にいたるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布してください。
- ほうれんそうに使用する場合、幼苗期には薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
- 牧草地に散布した場合は、散布直後の放牧はさけてください。
- まめ科牧草のアルファルファゾウムシに使用する場合は、幼虫発生期~成虫発生初期に散布してください。なお、防除適期などについては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- かんきつのミカンツボミタマバエ防除に使用する場合は、成虫の発生初期に樹冠部および主幹部を中心とした樹の内部、樹冠下の地表面に散布するのが効果的です。
- 芝のコガネムシ類幼虫に使用する場合は、散布液が土壌中に十分しみ込むようジョロ等で1㎡当り3Lを散布してください。
- フラーバラゾウムシ及びミカンキジラミに使用する場合は、植物防疫所、病害虫防除所等関係機関の指導のもとに実施してください。
- ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
- ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合は使用しないでください。
- 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の果樹園などでは使用をさけてください。
- 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
- ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合は使用しないでください。
- 蚕に対して影響があるので、給桑予定している桑葉にかからないようにしてください。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 誤飲などのないよう注意してください。
- 解毒剤としては硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤が有効であると報告されています。
- 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- 皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 街路、公園などで使用する場合は、使用中および使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てる等配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。使用した苗は養魚田に移植しないでください。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 空中散布または無人航空機による散布で使用する場合は、河川、養殖池などに飛散しないよう特に注意してください。
- 散布後は水管理に注意してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないください。また、空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。使用した苗は養魚田に移植しないでください。
- 保管…密栓し、火気や直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。