クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【水稲/初・中期一発処理除草剤】
ラオウフロアブル(ダイムロン・フェノキサスルホン・フェンキノトリオン・ベンスルフロンメチル水和剤)

登録番号 第24581号 [クミアイ化学工業㈱ 登録]
成分 ダイムロン 11.3%  フェノキサスルホン 2.8%  フェンキノトリオン 4.7%  ベンスルフロンメチル 1.4%
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
販売地域 全国
有効年限 4年
包装 500ml×20本、2L×6缶
作用機構分類番号(RACコード) 除草剤分類0,15,27,2

安全データシート(SDS)

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特長

  • エフィーダ(一般名:フェンキノトリオン)配合により水稲安全性が高く、広葉雑草に幅広く効果を示し、特にホタルイなどのカヤツリグサ科雑草に高い効果を発揮します。
  • ベンスルフロンメチル配合により多年生難防除雑草に高い効果を示します。
  • フェノキサスルホン配合により発生前~生育初期のノビエに対して高い除草効果と長期残効性を示します。
  • 移植水稲では移植時からノビエ2.5葉期まで使用することができます。
  • 雑草が生育する前に使用していただくことをおすすめしています。
エフィーダ®

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適用雑草と使用方法

2021年12月22日現在
作物名適用雑草名使用量使用時期本剤の使用回数使用方法ダイムロンを含む農薬の総使用回数フェノキサスルホンを含む農薬の総使用回数フェンキノトリオンを含む農薬の総使用回数ベンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数 
移植水稲ウリカワ
オモダカ
クログワイ
コウキヤガラ
セリ
ヒルムシロ
ホタルイ
マツバイ
ミズガヤツリ
一年生雑草
500ml/10a移植直後~ノビエ2.5葉期(但し、移植後30日まで)1回原液湛水散布又は水口施用3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)2回以内2回以内2回以内 
移植時田植同時散布機で施用 
直播水稲ウリカワ
セリ
ヒルムシロ
ホタルイ
マツバイ
ミズガヤツリ
一年生雑草
稲1葉期~ノビエ2.5葉期(但し、収穫90日前まで)原液湛水散布2回以内 

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PDF版適用表
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上手な使い方


注意事項

  • 使用に当っては、使用前に容器をよく振ってください。
  • 雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに、時期を失しないように散布してください。
  • 多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。
    • ホタルイ、ウリカワは2葉期まで、ミズガヤツリは草丈10cmまで、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生始まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期までが散布適期です。
  • オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
  • 散布の場合は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5㎝)のまま水田全面にゆきわたるように散布すること。散布後3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5㎝)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
  • 水口施用の場合は、あらかじめ1~2㎝程度水深を確保した状態で、入水時に水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させ、施用後田面水が通常の湛水状態(水深3~5㎝)に達した時に必ず水を止め、田面水があふれ出ないよう注意してください。散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5㎝)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 藻類・表層はく離などの水面浮遊物が多い場合は、拡散が不十分になるおそれがあるため周縁散布または水口施用をさけ、本田内で水田全面に散布してください。
  • 以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
    • 異常高温の時、あるいは散布後数日以内に梅雨明けになるなど異常高温が予想される時
    • 活着遅延を生じるような異常低温の時
    • 砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2㎝/日以上)
    • 軟弱苗を移植した水田
    • 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
    • 植穴の戻りの悪い水田
  • 直播水稲に使用する場合、以下の点に注意してください。
    • 稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
    • 除草効果の低下と生育抑制の薬害が発生するおそれがあるので、水持ちの安定した後に散布してください。
  • 除草効果が低下するおそれがあるので、梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は使用をさけてください。
  • 無人航空機で原液湛水散布する際は以下に注意してください。
    • 原液湛水散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。
    • 原液湛水散布に当っては噴霧ノズルは使用しないでください。
    • 作業中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
    • 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないように風の影響等を十分考慮して原液湛水散布してください。
    • 水源池、飲料用水などに飛散、流入しないように十分注意してください。
    • 薬剤散布に使用した装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
    • 散布に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しないでください。
  • 散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないでください。
  • その殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分に注意してください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 農薬使用者に係る注意事項
    • 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
    • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
    • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 魚毒性等(生活環境動植物)
    • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
    • 散布後は水管理に注意してください。
    • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。

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チラシ・技術資料関連(最新の登録内容を反映していない場合がございます。)

ラオウフロアブルチラシ 2159(22-12)
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その他

ラオウフロアブル登録票(240117)
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