クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【園芸/殺菌剤】
ポリオキシンAL水溶剤「科研」(ポリオキシン水溶剤)

登録番号 第15176号 [科研製薬㈱ 登録]
成分 ポリオキシン複合体 50.0%(ポリオキシンBとして500,000AmBu/g)
性状 淡褐色水溶性細粒
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
販売地域 全国
有効年限 6年
包装 100g×25袋×2箱
作用機構分類番号(RACコード) 殺菌剤分類 19

安全データシート(SDS)

安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
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特長

  • 日本で発見された農薬用抗生物質です。
  • 野菜・花き類のうどんこ病、灰色かび病などの重要病害にすぐれた予防、治療効果があります。
  • 鉱物質(キャリア)を含まないので作物を汚す事がなく、野菜・花き類の防除薬剤としての理想的な条件を備えています。

適用病害虫と使用方法

2022年8月10日現在
作物名適用病害虫名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法ポリオキシンを含む農薬の総使用回数 
にら白斑葉枯病1500倍100~300L/10a収穫14日前まで1回散布1回 
きゅうりうどんこ病
灰色かび病
アザミウマ類
ハダニ類
5000倍収穫前日まで2回以内2回以内 
かぼちゃうどんこ病
つる枯病
2500倍収穫7日前まで3回以内3回以内 
すいか1000~2000倍収穫3日前まで5回以内5回以内 
アザミウマ類
ハダニ類
2000倍 
メロンうどんこ病
つる枯病
1000~2000倍収穫前日まで5回以内(但し、塗布は1回以内) 
つる枯病10~50倍-収穫7日前まで1回塗布 
アザミウマ類
ハダニ類
2000倍100~300L/10a収穫前日まで5回以内散布 
トマト灰色かび病
葉かび病
アザミウマ類
5000倍3回以内3回以内 
なすうどんこ病
すすかび病
灰色かび病
アザミウマ類
ハダニ類
 
キャベツ菌核病1500倍収穫14日前まで7回以内(但し、種子浸漬は1回以内、1000倍希釈灌注は1回以内、2500倍希釈灌注は2回以内、散布は3回以内) 
黒すす病20倍-は種前1回10分間種子浸漬 
1000倍セル成型育苗トレイ(30×60cm、土壌量約3~4L)1箱当り500mlは種覆土後灌注 
2500倍子葉展開期以降2回以内 
3L/㎡ 
1000倍は種覆土後1回 
はくさい黒斑病2500~5000倍100~300L/10a収穫7日前まで5回以内散布5回以内 
パセリうどんこ病5000倍2回以内2回以内 
レタス
非結球レタス
菌核病2500倍収穫14日前まで3回以内3回以内 
きく(葉)
食用ぎく
白さび病収穫3日前まで2回以内2回以内 
いちごうどんこ病
灰色かび病
アザミウマ類
ハダニ類
5000倍収穫開始14日前まで3回以内3回以内 
ぶどううどんこ病
黒とう病
灰色かび病
チャノキイロアザミウマ
ハダニ類
200~700L/10a収穫60日前まで5回以内5回以内 
マンゴー灰色かび病
チャノキイロアザミウマ
収穫前日まで3回以内3回以内 
花き類・観葉植物うどんこ病
黒斑病
灰色かび病
2500倍100~300L/10a発病初期8回以内8回以内 
アザミウマ類
ハダニ類
発生初期 
カーネーション斑点病2500~5000倍発病初期 
きく白さび病2500倍 
グラジオラス赤斑病
ボトリチス病
 
トルコギキョウ斑点病 
ゆり葉枯病 
りんどう苗腐敗症(アルタナリア菌)本葉展開直後~定植前 
葉枯病2000~2500倍発病初期 
ホワイトレースフラワー黄斑病2500倍 
たばこ赤星病
うどんこ病
菌核病
2500~5000倍100~180L/10a収穫5日前まで2回以内2回以内 
灰色かび病2500倍 

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PDF版適用表
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注意事項

  • 使用量に合わせて調製し、使いきってください。
  • 所定量の水に所要量を加え、よくかき混ぜて溶解させてから散布してください。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液などアルカリ性薬剤との混用はしないでください。
  • 連続使用によって、薬剤耐性菌が出現し、効果の劣った事例があるので、過度の連用をさけ、なるべく作用性の異なる薬剤と組合わせて輪番で使用してください。
  • きくに使用する場合、薬害を生じるおそれがありますので、着蕾期以降は高温時の散布をさけてください。
  • メロンつる枯病防除には、幼苗期はさけ、本圃定植後の発病初期に処理してください。
  • キャベツの黒すす病に対し発芽後灌注する方法で使用する場合、なるべく早期に処理してください。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。使用後は洗眼してください。
  • 使用の際は不浸透性手袋などを着用してください。
  • 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所に保管してください。

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その他

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