【水稲/殺菌剤】
オリブライト1キロ粒剤
メトミノストロビン粒剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第20026号 [バイエルクロップサイエンス㈱ 登録] |
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成分 | メトミノストロビン 15.0% |
性状 | 類白色細粒 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 全国(メーカーの販売は終了しました) |
有効年限 | 4年(製品の最終有効年月は2024年10月) |
包装 | 1kg×12袋 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
「その他関連情報」はありません。
特長
- 葉いもちの発生前散布で高い予防効果がある。また、初発後散布でも上位葉の発病を抑えるので、葉いもち初発10日前~10日後まで使用できる。
- 葉いもち初発前後の1回散布で葉いもちに高い効果を示すとともに穂いもちにも効果が期待できる。
- 紋枯病、ごま葉枯病菌・すじ葉枯病菌による穂枯れおよび葉鞘腐敗病の同時防除ができる。
適用病害と使用方法
作物名 | 適用病害名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | メトミノストロビンを含む農薬の総使用回数 |
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稲 | いもち病 黒しゅ病 ごま葉枯病 白葉枯病 墨黒穂病 穂枯れ(ごま葉枯病菌) 穂枯れ(すじ葉枯病菌) 紋枯病 葉鞘腐敗病 | 1kg/10a | 出穂10日前まで(但し、収穫45日前まで) | 1回 | 散布 | 1回 |
いもち病 ごま葉枯病 穂枯れ(ごま葉枯病菌) 穂枯れ(すじ葉枯病菌) 紋枯病 | 無人ヘリコプターによる散布 |
上手な使い方
- 葉いもちの初発10日前~10日後の散布で、葉いもちに有効であり、又、穂いもちに対する効果も期待できるが、穂いもちの多発が予想される場合には、穂いもち対象剤を併用することが望ましい。
注意事項
注意事項
- 葉いもちの初発10日前~10日後の散布で、葉いもちに有効であり、また穂いもちに対する効果も期待できますが、穂いもちの多発が予想される場合には、穂いもち対象剤を併用することをお勧めします。
- 散布にあたっては、湛水状態(水深3~5cm)で重複をさけ均一に散布し、散布後少なくとも4~5日間は湛水状態を保ち、田面を露出させず、散布後7日間は落水およびかけ流しをしないでください。
- 稲の葉に褐点を生じる場合があるので、所定の使用量を厳守するとともに、次の事項に十分注意してください。
- 葉いもちの初発生の遅い地域または早生種に対しては、使用時期のなるべく早い時期(出穂30日前頃まで)に使用することをお勧めします。
- 急激な温度上昇が起こる気象条件下では、葉に褐点を生じやすいので、フェーン現象などが予想される場合には使用しないでください。
- 葉いもちの初発生の遅い地域または早生種に対しては、使用時期のなるべく早い時期(出穂30日前頃まで)に使用することをお勧めします。
- 散布した水田の田面水を他作物の灌水に使用しないでください。
- 無人ヘリコプターで散布する際の注意事項
- 散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。
- 無人ヘリコプター用粒剤散布装置によって散布してください。
- 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 散布薬剤の飛散によって他の動植物などへ影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分注意してください。
- 水源池、飲料水などに飛散、流入しないように十分注意してください。
- 機体の散布装置は十分に洗浄し、薬剤タンクの洗浄水は河川などに流さず、環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 養魚池、養魚田などに飛散、流入しないように十分注意してください。
- 散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- 散布に使用した器具、容器の洗浄水および空袋などは河川などに流さず、容器、空袋は環境に影響を与えないように適切に処理してください。
- 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 誤食などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には、吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- 散布の際は農薬用マスクを着用してください。また作業後はうがいをしてください。
- 魚毒性等…水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、河川、養殖池などに飛散しないように特に注意してください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。