【園芸/殺虫剤】 ランダイヤ粒剤(ダイアジノン・メソミル粒剤)
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登録番号 |
第14640号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
成分 |
ダイアジノン 3.0%
メソミル 1.0% |
性状 |
灰褐色細粒 |
毒性 |
劇物 |
危険物 |
非該当 |
販売地域 |
全国 |
有効年限 |
4年 |
包装 |
3kg×8袋 |
作用機構分類番号(RACコード) |
殺虫剤分類 1B,1A
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安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
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SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。
詳しくは「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
特長
- ランネートの速効性とダイアジノンのガス効果により、畑作の土壌害虫であるネキリムシ類、コガネムシ類幼虫の防除に有効です。
- 生育期散布により、土壌害虫と合わせて茎葉害虫の同時防除ができます。
適用害虫と使用方法
2021年11月24日現在作物名 | 適用害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ダイアジノンを含む農薬の総使用回数 | メソミルを含む農薬の総使用回数 | |
かんしょ | ナカジロシタバ
ハスモンヨトウ | 4~6kg/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 3回以内(但し、マイクロカプセル剤の植付前の処理は1回以内、マイクロカプセル剤の散布は2回以内、粒剤の散布は2回以内) | 5回以内 | |
コガネムシ類幼虫 | 6~9kg/10a | 植付時及び生育期(但し、収穫30日前まで) | 3回以内 | 植付時:作条処理土壌混和 生育期:作条処理 | |
ハリガネムシ類 | 9kg/10a | 植付時(但し、収穫30日前まで) | 1回 | 作条処理土壌混和 | |
だいこん | キスジノミハムシ
ネキリムシ類 | 4~6kg/10a | は種時 | 作条土壌混和 | 2回以内(但し、生育期は1回以内) | 2回以内(但し、は種時の土壌混和は1回以内) | |
にんじん | ネキリムシ類
クロバネキノコバエ類 | 6kg/10a | は種前 | 全面処理土壌混和 | 2回以内(但し、は種前及びは種時は合計1回以内、生育期は1回以内) | 2回以内(但し、は種前の土壌混和は1回以内) | |
キャベツ | ネキリムシ類 | 4~6kg/10a | は種時、定植時及び生育初期(但し、収穫30日前まで) | 2回以内 | 作条土壌混和 | 2回以内 | 3回以内 | |
はくさい | は種時 | 1回 | 1回 | 2回以内(但し、は種時の土壌混和は1回以内) | |
レタス | 植付時 | 2回以内 | 2回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内) | |
リーフレタス | 6kg/10a | 1回 | |
いちご | コガネムシ類幼虫 | 6~9kg/10a | 植付時(仮植床) | 土壌混和 | 4回以内 | |
芝 | コガネムシ類幼虫
シバオサゾウムシ
シバツトガ
スジキリヨトウ | 6~10kg/10a | 発生初期 | 4回以内 | 散布 | 4回以内 | |
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- PDF版適用表
使用上のポイント
- 本剤の使用に当っては、薬害をさける為に薬剤と種子または植付苗を直接、接触させないように幅広く散布し、よく土壌と混和してください。
- キャベツ、レタスのネキリムシ類に使用する場合・幼苗の地際部を加害するので、定植時または生育初期に株元へ、10アール当り4~6kg施用し軽く土壌混和すると高い効果が得られます。
- だいこんのキスジノミハムシに使用する場合・成虫が発芽直後から加害するので、播種溝に10アール当り4~6kgを散布し軽く混和してください。また、晩春~夏にかけて播種する作型では、必ず生育初期に他剤を併用してください。
- いちご、かんしょのコガネムシ類に使用する場合・いちごは植付前の仮植床に、10アール当り6~9kgを施用し土壌とよく混和してください。植付が6月下旬~7月上旬の場合には、必ず成虫防除も併用してください。
- かんしょでは植付時に施用、土壌混和し、更に成虫の飛来盛期に地表面全面散布を行ってください。約10日間隔で連続散布が望ましいです。
- 芝に使用する場合・スジキリヨトウは樹木では草丈の高い芝草に産卵するので、その周辺を中心に散粒してください。
- シバツトガ成虫は夜行性で年3回発生をし、幼虫~蛹の間は芝をつづった中におり、若齢期の防除がポイントとなります。一般には5月下旬以降が防除適期です。
- コガネムシ類幼虫には7月中旬~8月に、10アール当り6~10kgを全面散布してください。できれば10日間隔で2回の散布と併行して成虫の防除が必要です。
注意事項
- 本剤を使用した場合には、アラニカルブを含む剤は使用しないでください。
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- はくさい、だいこん、いちごに使用する場合、は種時または、定植時(いちごは仮植時)では播溝または植溝になるべく幅広く散布し土壌とよく混和してください。
- かんしょの植付時の処理の場合は、挿苗前に散布し、畦内の土壌とよく混和してください。コガネムシ類幼虫の防除に使用する場合は残効性が不十分なため、かんしょの生育後期にも必要に応じて作条処理してください。また、生育期処理の場合もなるべく作条処理後土壌と混和するか軽く覆土してください。
- 間引き菜、つまみ菜に使用しないでください。
安全使用上の注意
- 医薬用外劇物です。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
- ダイアジノンの解毒剤としては硫酸アトロピン製剤およびPAM製剤があります。メソミルによる中毒に対しては、硫酸アトロピン製剤の投与が有効であると報告されています。
- 眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- 使用の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼するとともにうがいをしてください。
- 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 使用にあたっては危害防止のため、使用対象作物が人の胸の高さ以上の場合は使用をさけ、下に向けて使用してください。
- ハウス内など遮蔽された場所での使用はさけてください。
- 高温多湿の長時間作業および疲労時の散布はさけてください。
- 公園などで使用する場合は、使用中および使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
- 魚毒性等…水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所にカギをかけて保管してください。盗難・紛失の際は、警察に届け出てください。
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チラシ・技術資料関連(最新の登録内容を反映していない場合がございます。)
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- 2022-137注意事項の変更(220527)
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