【園芸/殺菌剤】
クミアイ ラビライト水和剤
チオファネートメチル・マンネブ水和剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第11996号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
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成分 | チオファネートメチル 20.0% マンネブ 50.0% |
性状 | 淡黄色水和性粉末 45µm以下 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 全国 |
有効年限 | 4年 |
包装 | 500g×20袋、1㎏×20袋 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
適用病害と使用方法
作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | チオファネートメチルを含む農薬の総使用回数 | マンネブを含む農薬の総使用回数 |
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みかん | 黄斑病 そばかす病 | 500倍 | 200~700L/10a | 収穫60日前まで | 2回以内 | 散布 | 8回以内(但し、塗布は3回以内、散布、空中散布及び無人航空機散布は合計5回以内) | 2回以内 |
黒点病 小黒点病 そうか病 灰色かび病 ミカンサビダニ | 500~800倍 | |||||||
なし | 黒星病 黒斑病 | 収穫45日前まで | 3回以内 | 11回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、灌注は1回以内、生育期の散布は6回以内) | 3回以内 | |||
輪紋病 | 500倍 | |||||||
りんご | うどんこ病 褐斑病 黒星病 黒点病 すす点病 すす斑病 炭疽病 斑点落葉病 腐らん病 輪紋病 | 500~600倍 | 収穫30日前まで | 1回 | 10回以内(但し、塗布は3回以内、灌注は1回以内、散布は6回以内) | 1回 | ||
ぶどう | 晩腐病 | 800~1000倍 | 落弁期まで(但し、収穫75日前まで) | 5回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は1回以内) | 2回以内 | |||
かき | うどんこ病 炭疽病 落葉病 | 500~800倍 | 収穫45日前まで | 2回以内 | 10回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は6回以内) | |||
チューリップ | 褐色斑点病 灰色かび病 | 100~300L/10a | - | 5回以内 | 5回以内 | 8回以内 | ||
ばら | うどんこ病 黒星病 | |||||||
ばれいしょ | 疫病 | 400~600倍 | 収穫14日前まで | 4回以内 | 5回以内(但し、種いもへの処理は1回以内) | 7回以内 | ||
やまのいも | 炭疽病 葉渋病 | 400倍 | 5回以内 | 4回以内 |
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- アルカリ性薬剤および銅剤との混用はさけてください。また銅を含む薬剤との連用は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。これらの薬剤との散布間隔は7日以上あけてください。
- ばらに使用する場合、葉に汚れを生じるおそれがあるので特に施設内での使用の場合は留意してください。
- りんごに使用する場合、葉面散布肥料との混用は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- なしに使用する場合は、若葉には薬害を生じるおそれがあるので、葉が十分展開したのち(6月以降)に使用してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 使用した場合には、ベノミルを含む剤を使用しないでください。ただし、種子への処理、種籾への処理及び塗布処理は除きます。
- 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 皮ふに対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない使いきってください。
- 散布器具および容器の洗浄水は河川などに流さないでください。
- 空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください(高温下あるいは吸湿の場合は分解して効果が低下します)。