登録番号 |
第24345号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
成分 |
水酸化第二銅 20.0%(銅として13.0%)
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性状 |
淡青緑色水和性粘稠懸濁液体 |
毒性 |
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 |
非該当 |
販売地域 |
1L(全国但し北海道を除く)、4L(北海道、静岡県) |
有効年限 |
4年(1L規格:3年) |
包装 |
1L×10本、4L×4本 |
作用機構分類番号(RACコード) |
殺菌剤分類 M1
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安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
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SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。
詳しくは「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
特長
- 薬液調製などの取り扱いが容易な、液状の水酸化第二銅剤です。
- 優れた製剤技術により、安定した防除効果を示します。
- 有機農産物の日本農林規格(JAS)に適合した薬剤です。
※認証団体によっては見解が異なる場合がありますので、確認してから使用してください。
適用病害と使用方法
2024年10月30日現在作物名 | 適用病害虫 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 水酸化第二銅を含む農薬の総使用回数 | |
ばれいしょ | 疫病
軟腐病 | 500倍 | 100~300L/10a | - | - | 散布 | - | |
軟腐病 | 8倍 | 1.6L/10a | 無人航空機による散布 | |
16倍 | 3.2L/10a | |
てんさい | 褐斑病 | 500倍 | 100~300L/10a | 散布 | |
にんじん | 黒葉枯病 | |
たまねぎ | 軟腐病
りん片腐敗病 | |
あずき | 褐斑細菌病 | |
だいず
えだまめ | 紫斑病 | |
キャベツ | 黒腐病 | |
はくさい
レタス | 軟腐病 | |
かんきつ | かいよう病
黒点病
そうか病 | 500~1000倍 | 200~700L/10a | |
りんご | すす点病
すす斑病
炭疽病 | 1000倍 | |
ぶどう | さび病
べと病 | |
茶 | 赤焼病
炭疽病
もち病 | 500倍 | 200~400L/10a | 摘採前日まで | |
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- PDF版適用表
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 長時間貯蔵しておくと分離するので、使用の際は容器をよく振って均一な状態に戻してから所定量を取り出してください。なお、希釈する場合は、所定量の水に加えてから十分攪拌してください。
- 無人航空機で散布する場合は次の注意を守ってください。
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 散布に当たっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中、薬液が漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
- 散布薬液の飛散によって自動車の塗装などに被害を与えるおそれがある等、各分野に影響があるので、散布区域の諸物件に十分留意してください。
- 散布終了後、機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。また使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
- かんきつに使用する場合は次の事項に注意してください。
- 発芽期以降は薬害(スターメラノーズ)を生じるおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用してください。特に果実の着生時期の散布では厳守してください。
- 樹勢の弱い木への散布や異常気温の予想される場合の散布はさけてください。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- ぶどうに使用する場合は、薬害を生じるおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用することをお勧めします。また、果房の汚れを生じるので、無袋状態での使用は注意してください。
- りんごに使用する場合は、薬害を生じるおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用することをお勧めします。また、サビ果が多くなるおそれがあるので、落花直後から落花後30日頃までは使用しないでください。
- キャベツ、はくさい及びレタスに使用する場合は、結球期以降の散布は薬害を生じるおそれがあるので、結球初期までに散布してください。
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 誤飲などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
- 皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
- 魚毒性等…使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 保管…密栓し、直射日光をさけ、冷涼な場所に保管してください。
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