【園芸/殺虫剤】
クミアイ コテツフロアブル
クロルフェナピル水和剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第19185号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
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成分 | クロルフェナピル 10.0% |
性状 | 類白色水和性粘稠懸濁液体 |
毒性 | 劇物 |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 全国 |
有効年限 | 5年 |
包装 | 100ml×10本×6箱、250ml×20本×2箱、500ml×20本 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- ピロール環を有する新しい殺虫剤で、従来の薬剤に抵抗性を発達させたコナガ、アザミウマ類、ハダニ、サビダニ類などの難防除害虫に対して、優れた効果を発揮します。
- 殺虫スペクトルが広く、コナガ、ハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、オオタバコガ、ミカンキイロアザミウマ、ミナミキイロアザミウマ、ナミハダニ、カンザワハダニ、サビダニ類、ホコリダニなどの難防除害虫に対して、高い防除効果を発揮します。
適用害虫と使用方法
作物名 | 適用害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | クロルフェナピルを含む農薬の総使用回数 |
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とうもろこし | ハダニ類 オオタバコガ ツマジロクサヨトウ | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 |
かんしょ | ハダニ類 ハスモンヨトウ | ||||||
ヨツモンカメノコハムシ シロイチモジヨトウ | 2000~4000倍 | ||||||
ハスモンヨトウ シロイチモジヨトウ | 16倍 | 1.6L/10a | 無人航空機による散布 | ||||
さといも | カンザワハダニ ハスモンヨトウ | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫7日前まで | 散布 | ||
やまのいも | カンザワハダニ ナガイモコガ | 収穫前日まで | |||||
かぶ | コナガ ナモグリバエ ヨトウムシ | ||||||
しょうが | ハスモンヨトウ | ||||||
32倍 | 3.2L/10a | 無人航空機による散布 | |||||
だいこん | コナガ ダイコンサルハムシ アオムシ | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | 散布 | ||
てんさい | ハダニ類 カメノコハムシ ヨトウムシ | 収穫7日前まで | |||||
にんじん | キアゲハ ヒョウタンゾウムシ類 ヨトウムシ | 収穫前日まで | |||||
葉にんにく | ハダニ類 | 収穫14日前まで | 1回 | 1回 | |||
ねぎ | ヒョウタンゾウムシ類 ネギハモグリバエ ネギコガ シロイチモジヨトウ | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |||
あずき | ハダニ類 ノメイガ類 | 収穫3日前まで | |||||
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、実えんどう、さやえんどう、さやいんげんを除く) | ハダニ類 | 収穫前日まで | |||||
えだまめ | コフキゾウムシ ハダニ類 | ||||||
さやいんげん | ハダニ類 アズキノメイガ | ||||||
さやえんどう 実えんどう | ハダニ類 ハスモンヨトウ | ||||||
うり類(漬物用) | ミナミキイロアザミウマ ハダニ類 | ||||||
きゅうり | ミカンキイロアザミウマ ミナミキイロアザミウマ ハダニ類 ウリハムシ ウリノメイガ | 3回以内 | 3回以内 | ||||
にがうり かぼちゃ(日本かぼちゃ) | ミナミキイロアザミウマ | 2回以内 | 2回以内 | ||||
すいか | 4000倍 | ||||||
ハダニ類 ウリノメイガ オオタバコガ | 2000倍 | ||||||
トマト ミニトマト | トマトサビダニ ミカンキイロアザミウマ ナミハダニ オオタバコガ トマトキバガ | 3回以内 | 3回以内 | ||||
なす | ミカンキイロアザミウマ ミナミキイロアザミウマ テントウムシダマシ類 ハダニ類 オオタバコガ ヨトウムシ ハスモンヨトウ チャノホコリダニ | 4回以内 | 4回以内 | ||||
ピーマン とうがらし類(ししとうを除く) | ミカンキイロアザミウマ ミナミキイロアザミウマ ハダニ類 オオタバコガ | 2回以内 | 2回以内 | ||||
ししとう | ヒラズハナアザミウマ | 4000倍 | |||||
ミカンキイロアザミウマ ミナミキイロアザミウマ ハダニ類 オオタバコガ | 2000倍 | ||||||
カリフラワー | コナガ | 収穫3日前まで | |||||
茎ブロッコリー | アオムシ | 収穫前日まで | |||||
ブロッコリー | コナガ ヨトウムシ ハスモンヨトウ シロイチモジヨトウ アオムシ | 収穫3日前まで | |||||
ザーサイ | ハスモンヨトウ | 収穫14日前まで | |||||
エンサイ | 収穫3日前まで | ||||||
つるむらさき | 収穫7日前まで | 1回 | 1回 | ||||
モロヘイヤ | アザミウマ類 | ||||||
やなぎたで | ハスモンヨトウ | 2回以内 | 2回以内 | ||||
非結球あぶらな科葉菜類(こまつな、チンゲンサイ、なばな類、非結球はくさい、非結球メキャベツを除く) | コナガ | 収穫14日前まで | 1回 | 1回 | |||
こまつな | コナガ ハクサイダニ アオムシ | 収穫3日前まで | |||||
チンゲンサイ | コナガ | 収穫7日前まで | |||||
非結球メキャベツ | ハスモンヨトウ | 2回以内 | 2回以内 | ||||
なばな類 | 収穫3日前まで | ||||||
非結球はくさい | コナガ アオムシ | ||||||
キャベツ | タマナギンウワバ コナガ ハイマダラノメイガ オオタバコガ ヨトウムシ ハスモンヨトウ シロイチモジヨトウ アオムシ | 収穫前日まで | |||||
はくさい | コナガ カブラハバチ ヨトウムシ アオムシ | ||||||
メキャベツ | ハスモンヨトウ | 収穫7日前まで | |||||
あしたば | ウドノメイガ | ||||||
コリアンダー(葉) | ハスモンヨトウ | ||||||
セルリー | ヨトウムシ | 収穫14日前まで | |||||
はまぼうふう(葉) | ハダニ類 | 親株養成期(但し、収穫90日前まで) | 3回以内 | 3回以内 | |||
みつば | ハスモンヨトウ | 収穫14日前まで(但し、伏せ込み栽培は伏せ込み前まで) | 1回 | 1回 | |||
レタス | ナモグリバエ オオタバコガ ヨトウムシ ハスモンヨトウ | 収穫前日まで | 2回以内 | 2回以内 | |||
きく(葉) | アワダチソウグンバイ ミカンキイロアザミウマ ミナミキイロアザミウマ ハダニ類 オオタバコガ ヨトウムシ類 | 収穫7日前まで | |||||
しゅんぎく | ハスモンヨトウ | 収穫14日前まで | |||||
すいぜんじな | ハダニ類 ヨトウムシ | 収穫前日まで | |||||
葉ごぼう | ハスモンヨトウ | 収穫7日前まで | 3回以内 | 3回以内 | |||
よもぎ | ミナミキイロアザミウマ | 収穫3日前まで | 1回 | 1回 | |||
ほうれんそう | ホウレンソウケナガコナダニ | 4000~6000倍 | 2葉期まで(但し、収穫14日前まで) | ||||
アスパラガス | ハダニ類 ジュウシホシクビナガハムシ オオタバコガ ヨトウムシ ハスモンヨトウ | 2000倍 | 100~500L/10a | 収穫前日まで | 2回以内 | 2回以内 | |
うど | シクラメンホコリダニ | 100~300L/10a | 根株養成期(但し、収穫75日前まで) | ||||
さといも(葉柄) | カンザワハダニ ハスモンヨトウ | 収穫3日前まで | |||||
はすいも(葉柄) | 収穫前日まで | ||||||
つわぶき | ハダニ類 | 収穫14日前まで | |||||
ふき | ハダニ類 ハスモンヨトウ | 収穫7日前まで | |||||
食用エキザカム | ミカンキイロアザミウマ ハダニ類 ヨトウムシ類 | 収穫14日前まで | |||||
食用ぎく | アワダチソウグンバイ ミカンキイロアザミウマ ミナミキイロアザミウマ ハダニ類 オオタバコガ ヨトウムシ類 | 収穫3日前まで | |||||
食用金魚草 食用せんにちこう 食用トレニア 食用なでしこ 食用パンジー | ミカンキイロアザミウマ ハダニ類 ヨトウムシ類 | 収穫14日前まで | |||||
食用プリムラ | ミカンキイロアザミウマ ハダニ類 ヨトウムシ類 ハスモンヨトウ | ||||||
食用ミニバラ | ミカンキイロアザミウマ ハダニ類 ヨトウムシ類 | 収穫3日前まで | |||||
いちご | ミカンキイロアザミウマ ハダニ類 ハスモンヨトウ シクラメンホコリダニ | 収穫前日まで | |||||
オクラ | オオタバコガ ハスモンヨトウ | ||||||
たらのき | ハダニ類 | 収穫90日前まで | |||||
なんてん(葉) | アザミウマ類 | 収穫14日前まで | |||||
ふき(ふきのとう) | ハダニ類 ハスモンヨトウ | 収穫90日前まで | |||||
やまのいも(むかご) | カンザワハダニ ナガイモコガ | 収穫3日前まで | |||||
ヤングコーン | ハダニ類 オオタバコガ ツマジロクサヨトウ | 収穫前日まで | |||||
みょうが(花穂) | ハダニ類 | 散布、但し花穂の発生期にはマルチフィルム被覆により散布液が直接花穂に飛散しない状態で使用する | |||||
みょうが(茎葉) | みょうが(花穂)の収穫前日まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで | 散布 | |||||
せんきゅう | 収穫前日まで | ||||||
とうき | 収穫14日前まで | ||||||
みしまさいこ | ハスモンヨトウ | 収穫21日前まで | |||||
かんきつ | カネタタキ リュウキュウミカンサビダニ ヨモギエダシャク スグリゾウムシ ハスモンヨトウ | 2000~4000倍 | 200~700L/10a | 収穫前日まで | |||
ミカンサビダニ アザミウマ類(ネギアザミウマを除く) チャノホコリダニ | 2000~6000倍 | ||||||
なし | ニセナシサビダニ カンザワハダニ ナミハダニ | 2000~3000倍 | 3回以内 | 3回以内 | |||
ヨモギエダシャク チャノキイロアザミウマ | 2000倍 | ||||||
りんご | リンゴサビダニ ヨモギエダシャク | 2000~4000倍 | 2回以内 | 2回以内 | |||
ナミハダニ ハマキムシ類 ミノガ類 キンモンホソガ | 2000倍 | ||||||
おうとう | ウメシロカイガラムシ チャノキイロアザミウマ カンザワハダニ ナミハダニ オウトウショウジョウバエ | 収穫7日前まで | |||||
もも | ウメシロカイガラムシ モモサビダニ カンザワハダニ ナミハダニ モモハモグリガ | 収穫前日まで | |||||
ミカンキイロアザミウマ | 2000~4000倍 | ||||||
ネクタリン | ウメシロカイガラムシ モモサビダニ カンザワハダニ ナミハダニ モモハモグリガ | 2000倍 | 収穫7日前まで | ||||
ミカンキイロアザミウマ | 2000~4000倍 | ||||||
小粒核果類 | イラガ類 ウメシロカイガラムシ オウトウハダニ | 2000倍 | 収穫前日まで | ||||
ぶどう | コガネムシ類 カンザワハダニ ナミハダニ ミノガ類 モンキクロノメイガ ハスモンヨトウ トビイロトラガ ブドウハモグリダニ | 収穫60日前まで | |||||
チャノキイロアザミウマ ミカンキイロアザミウマ ハマキムシ類 フタテンヒメヨコバイ ブドウサビダニ | 2000~4000倍 | ||||||
ブルーベリー | イラガ類 オウトウショウジョウバエ | 2000倍 | 収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 | ||
マンゴー | チャノキイロアザミウマ | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |||
さんしょう(果実) | 4000倍 | 収穫7日前まで | |||||
ゴレンシ | カンザワハダニ | 2000倍 | 収穫14日前まで | ||||
いちじく | ヒラズハナアザミウマ カンザワハダニ ショウジョウバエ類 | 収穫前日まで | |||||
かき | イラガ類 カキサビダニ アザミウマ類 カキノヘタムシガ | 2000~4000倍 | 収穫14日前まで | ||||
カンザワハダニ ナミハダニ | 2000倍 | ||||||
キウイフルーツ | コガネムシ類 キウイヒメヨコバイ | 収穫前日まで | |||||
花き類・観葉植物(きく、ストックを除く) | ミカンキイロアザミウマ ハダニ類 ヨトウムシ類 | 150~300L/10a | 発生初期 | ||||
きく | アワダチソウグンバイ ミカンキイロアザミウマ ミナミキイロアザミウマ ハダニ類 オオタバコガ ヨトウムシ類 | ||||||
ストック | コナガ ミカンキイロアザミウマ ハダニ類 ヨトウムシ類 アオムシ | ||||||
しきみ | クスアナアキゾウムシ | 200~700L/10a | |||||
60倍 | 6~21L/10a | 無人航空機による散布 | |||||
アザレア | チャノホコリダニ | 2000倍 | 100~300L/10a | 散布 | |||
飼料用とうもろこし(子実) | ハダニ類 オオタバコガ ツマジロクサヨトウ | 収穫前日まで | |||||
茶 | チャトゲコナジラミ チャノナガサビダニ シャクトリムシ類 チャノキイロアザミウマ カンザワハダニ チャノコカクモンハマキ マダラカサハラハムシ チャノミドリヒメヨコバイ チャノホコリダニ | 200~400L/10a | 摘採7日前まで |
作物名 | 適用場所 | 適用害虫名 | 使用量 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | クロルフェナピルを含む農薬の総使用回数 |
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みかん | 温室、ガラス室等密閉できる場所 | ミカンキイロアザミウマ | 300mL/10a | 10L/10a | 収穫前日まで | 2回以内 | 常温煙霧 | 2回以内 |
ぶどう | チャノキイロアザミウマ | 150mL/10a | 6L/10a | 収穫14日前まで |
上手な使い方
- キャベツ、はくさい、だいこんの場合
- コナガは薬剤抵抗性が発達しやすいので、1作期1回とし、作用性の異なる薬剤とのローテーションで使用してください。
- 基幹防除剤として、コナガの発生初期に使用してください。
- はくさい、だいこんの幼苗期は薬害の心配があるので、8葉期以降に使用してください。
- コナガは薬剤抵抗性が発達しやすいので、1作期1回とし、作用性の異なる薬剤とのローテーションで使用してください。
- なす、きゅうりの場合
- ローテーション防除の中で、アザミウマ類、ハダニ類、チャノホコリダニ、チョウ目害虫の防除剤として使用してください。
- なす、きゅうりの1~3葉期には薬害を生じる場合があるので、幼苗期は使用しないでください。
- ローテーション防除の中で、アザミウマ類、ハダニ類、チャノホコリダニ、チョウ目害虫の防除剤として使用してください。
- ピーマンの場合
- 品種により葉に褐点などの薬害を生じることがあるので、予備散布により薬害のでないことを確認してから散布してください。
- 品種により葉に褐点などの薬害を生じることがあるので、予備散布により薬害のでないことを確認してから散布してください。
- 茶の場合
- 複数の害虫が発生する時期に使用すれば、同時防除が可能です。
- 複数の害虫が発生する時期に使用すれば、同時防除が可能です。
注意事項
注意事項
- 使用の際は容器をよく振って均一な状態にしてから所定量を取り出してください。
- ハウス等の常温煙霧に使用する場合は、次のことに注意してください。
- 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧してください。特に常温煙霧装置の選定および使用に当っては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- できるだけ日中の煙霧はさけ、夕刻から煙霧し、6時間以上密閉状態としてください。
- 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧してください。特に常温煙霧装置の選定および使用に当っては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- ボルドー液との混用は凝集することがあるので、本剤を調製後にボルドー液を混用してください。
- ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布むらのないように丁寧に散布してください。
- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節してください。
- 植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の表裏に十分に散布してください。
- きゅうり、なす、はくさい、だいこん、非結球あぶらな科葉菜類、なばな及びセルリーの幼苗期に使用すると薬害を生じることがあるので注意してください。
- みずかけな(水掛菜)に使用する場合は、ほ場内に水がない状態で使用してください。また、使用後14日間は入水しないでください。
- ピーマン、とうがらし類に使用する場合、品種により葉に褐点などの薬害を生じることがあるので予備散布により薬害の出ないことを確認してから散布してください。
- かき(刀根早生など)の着色期の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- すいかに使用する場合、葉に薬害を生じることがありますが、その後の生育に対する影響は認められていません。
- にがうりの幼苗期には薬害を生じるので、定植前には使用しないでください。定植後のにがうりに使用する場合、葉に灰褐色などの斑点の薬害を生じることがあるので予備散布により薬害の出ないことを確認してから散布してください。
- 西洋かぼちゃ(黒皮栗、青皮栗、えびす、雪化粧、みやこ、黒皮甘栗、栗味、栗マロン、芳香など)には薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- ほうれんそうに使用する場合、葉に白化などの薬害を生じるおそれがあるので、必ず使用時期を守って使用してください。
- ばら、食用ミニバラに初めて使用する場合は、事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。
- カーネーションへの散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- シクラメンに使用する場合、新葉に薬害を生じる場合があるので、薬害の出ないことを事前確認してから散布してください。
- カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しないでください。また、使用後14日間は入水しないでください。
- 周辺の作物にかかると薬害を生じる場合があるので、かからないように十分注意して散布してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にかからないようにしてください。
- ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
- ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにしてください。無人航空機による散布でそれらに飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
- 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園などでは使用をさけてください。
- 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
- ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにしてください。無人航空機による散布でそれらに飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
- マルハナバチに対して影響があるので注意してください。
- 無人航空機で散布する場合は、次の事項に注意してください。
- 散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中、薬液が漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検をおこなってください。
- 散布薬液の飛散による他の分野への影響に注意して、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
- 散布終了後は以下の注意事項を守ってください。
- 使用後の空容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。
- 散布終了後、機体の装置は十分洗浄してください。また、薬液タンクの洗浄廃液は河川等に流さないでください。
- 使用後の空容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
- 散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 医薬用外劇物です。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当てを受けてください。
- 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
- 常温煙霧中はハウス内へ入らないでください。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室してください。
- 街路、公園などで使用する場合は、散布中および散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てる等配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所にカギをかけて保管してください。盗難・紛失の際は、警察に届け出てください。