【水稲/殺虫・殺菌剤】
ブーンバズSC
シアントラニリプロール・ジクロベンチアゾクス水和剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第24660号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
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成分 | シアントラニリプロール 14.5% ジクロベンチアゾクス 31.5% |
性状 | 類白色水和性粘稠懸濁液体 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 北海道限定 |
有効年限 | 3年 |
包装 | 1L×10本 |
関連動画 | ブーンバズSCを動画でご紹介致します。 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- 新規の抵抗性誘導剤ブーンⓇ(一般名:ジクロベンチアゾクス)を配合
ブーンⓇは植物の病害応答反応を増強して病気にかかりにくくする病害抵抗性誘導剤として作用し、いもち病に高い効果を示します。
- いもち病、初期害虫を総合的に防除可能
シアントラニリプロールを配合しイネドロオイムシ、イネミズゾウムシといった初期害虫に長期間効果を示します。
- 移植7日前~移植当日の処理時期
イネに対する安全性が高く、効果の持続性も長いため1製剤で移植7日前~移植当日まで育苗期間中のいつでも使用できます。また、育苗箱潅注処理剤なので作業の省力化が図れます。
適用病害虫と使用方法
作物名 | 適用病害虫 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | シアントラニリプロールを含む農薬の総使用回数 | ジクロベンチアゾクスを含む農薬の総使用回数 |
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稲(箱育苗) | いもち病 イネミズゾウムシ イネドロオイムシ | 500倍 | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り0.5L | 移植7日前~移植当日 | 1回 | 灌注 | 1回 | 3回以内(但し、移植時までの処理は1回以内、本田での散布は2回以内) |
高密度には種する場合は20mL/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1~2mL(希釈倍数250~500倍)) |
注意事項
注意事項
- 使用前によく振ってから使用してください。
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 育苗箱の上から所定量の希釈薬液を均一に灌注してください。
- 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、使用量が20ml/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を1から2mlまでの範囲で調整してください。
- 軟弱徒長苗、むれ苗または苗の生育が不良な場合には、薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
- 本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきはていねいにおこない、移植後に田面が露出しないように注意してください。
- いぐさ栽培予定水田では使用しないでください。また、処理した稲苗を移植した水田及び隣接した水田ではいぐさを栽培しないでください。
- きく等の他作物に影響を及ぼす場合があるので、薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように処理をおこなってください。また、土壌全面に不透水性無孔シートを敷くなど、薬剤処理後の灌水による土壌への浸透をさけてください。
- 使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 農薬使用者に係る注意事項
- 使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
- 魚毒性等(生活環境動植物の注意)
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。
- 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。
- 保管…直射日光をさけ、冷涼な場所に保管してください。