クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【園芸/殺菌剤】
ベンレート水和剤(ベノミル水和剤)

登録番号 第20889号 [住友化学㈱ 登録]
成分 ベノミル 50.0%
性状 類白色水和性粉末 45µm以下
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
販売地域 全国(250g規格は静岡県限定、5kg規格は愛媛県限定)
有効年限 5年
包装 100g×60袋、250g×40袋、333g×20袋、500g×20袋、5kg×2袋
作用機構分類番号(RACコード) 殺菌剤分類 1

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特長

  • 幅広い適用をもった殺菌剤で、浸透性にすぐれ、予防と治療の2つの効果を示します。
  • 茎葉の病害、貯蔵病害、種子伝染性病害、土壌病害など多方面にわたりすぐれた効果を示します。
  • 低濃度で使えますから作物を汚染することが少なく、また経済的です。

適用病害と使用方法

2024年10月2日現在
作物名適用病害名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法ベノミルを含む農薬の総使用回数 
いもち病
ばか苗病
30~50倍-は種前(浸種前又は浸種後)1回10分間種子浸漬2回以内(但し、種子への処理は1回以内、床土への混和は1回以内) 
いもち病500~1000倍12~24時間種子浸漬 
7.5~15倍乾燥種籾1kg当り希釈液30mL種子吹き付け処理 
ばか苗病500~1000倍-6~24時間種子浸漬 
イネシンガレセンチュウ30倍10分間種子浸漬 
100~500倍24時間種子浸漬 
稲(箱育苗)いもち病500~1000倍育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500mLは種時~は種14日後まで2回以内灌注 
1000倍育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1Lは種時~は種7日後頃 
苗立枯病(トリコデルマ菌)500~1000倍育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500mLは種時1回又はは種時とは種7日後頃の2回 
1000倍育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1L 
苗立枯病(フザリウム菌)500~1000倍育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500mLは種時 
麦類(小麦を除く)雪腐病2000~3000倍60~150L/10a根雪前1回散布1回 
小麦赤かび病収穫7日前まで2回以内4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) 
うどんこ病2000倍 
雪腐病2000~3000倍根雪前1回 
かんしょ黒斑病500~1000倍-植付前20~30分間苗基部浸漬4回以内(但し、植付時までの処理は1回以内、植付後は3回以内) 
つる割病20~30分間苗浸漬 
20~40mL/株挿苗時株元灌注 
斑点病1000倍100~300L/10a収穫7日前まで3回以内散布 
基腐病500~1000倍-植付前1回30分間苗浸漬 
こんにゃく乾腐病50~100倍種いもの芽基部に散布1回 
やまのいも炭疽病
葉渋病
2000倍100~300L/10a収穫前日まで3回以内散布4回以内(但し、植付前までの処理は1回以内、植付後は3回以内) 
かのこそう半身萎凋病160倍-植付前1回30分間苗浸漬1回 
しょうがいもち病
褐色しみ病
1000倍100~300L/10a収穫21日前まで2回以内散布2回以内 
てんさい褐斑病2000~4000倍4回以内4回以内 
たまねぎ乾腐病20倍-移植直前1回3分間苗根部浸漬8回以内(但し、種子粉衣は1回以内、育苗培土混和、灌注又は苗根部浸漬は合計1回以内、散布は6回以内) 
50倍セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約5L)当り500mL~1L定植前灌注 
100倍セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約5L)当り500mL 
黒かび病
灰色かび病
2000倍100~300L/10a収穫前日まで6回以内散布 
灰色腐敗病2000~3000倍 
らっきょう乾腐病500倍-植付直前1回30分間種球浸漬1回 
ねぎ萎凋病
小菌核腐敗病
100~200倍定植直前5分間苗根部浸漬3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、苗根部浸漬及び灌注は合計1回以内、散布は1回以内) 
500倍30分間苗根部浸漬 
小菌核腐敗病1000~2000倍100~300L/10a収穫30日前まで散布 
500倍セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約5L)当り500mL定植前灌注 
わけぎ萎凋病-植付前30分間種球浸漬1回 
豆類(種実、ただし、だいず、いんげんまめ、えんどうまめ、らっかせいを除く)菌核病1000~2000倍100~300L/10a収穫14日前まで4回以内散布5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) 
いんげんまめ角斑病1000~1500倍収穫7日前まで 
菌核病1000~2000倍 
えんどうまめ褐紋病
菌核病
収穫14日前まで 
だいず菌核病
紫斑病
収穫前日まで 
らっかせい褐斑病
黒渋病
2000~3000倍収穫7日前まで 
茎腐病
そうか病
2000倍 
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く)菌核病収穫30日前まで3回以内6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内) 
立枯病1000倍3L/平方メートル発芽14日後まで2回以内灌注 
えだまめ菌核病
紫斑病
2000倍100~300L/10a収穫30日前まで3回以内散布 
立枯病1000倍3L/平方メートル発芽14日後まで2回以内灌注 
さやいんげん角斑病
菌核病
2000倍100~300L/10a収穫開始14日前まで3回以内散布 
立枯病1000倍3L/平方メートル発芽14日後まで2回以内灌注 
さやえんどう菌核病2000倍100~300L/10a収穫前日まで3回以内散布 
立枯病1000倍3L/平方メートル発芽14日後まで2回以内灌注 
うり類(漬物用)炭疽病150~300mL/株定植前~収穫45日前まで3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) 
きゅうり菌核病
黒星病
炭疽病
つる枯病
灰色かび病
2000~3000倍100~300L/10a収穫前日まで3回以内散布4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) 
つる割病1000倍150~300mL/株定植前~定植1ヶ月後土壌灌注 
ズッキーニ菌核病
つる枯病
3000倍100~300L/10a収穫前日まで散布4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) 
かぼちゃ白斑病2000~3000倍 
すいか菌核病
炭疽病
つる枯病
5回以内6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内) 
メロン菌核病3回以内4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) 
トマト萎凋病1000倍150~300mL/株定植前~定植1ヶ月後2回以内土壌灌注6回以内(但し、種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内) 
菌核病2000倍100~300L/10a収穫前日まで5回以内散布 
灰色かび病
葉かび病
2000~3000倍 
ミニトマト萎凋病1000倍150~300mL/株定植前~定植1ヶ月後2回以内土壌灌注6回以内(但し、種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布は3回以内) 
菌核病2000倍100~300L/10a収穫前日まで3回以内散布 
灰色かび病
葉かび病
2000~3000倍 
なす褐紋病
菌核病
フザリウム立枯病
2000倍4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) 
黒枯病
灰色かび病
2000~3000倍 
半身萎凋病500倍200~300mL/株定植後~収穫14日前まで土壌灌注 
1000倍400~600mL/株 
ピーマンうどんこ病
炭疽病
斑点病
2000~3000倍100~300L/10a収穫前日まで散布 
甘長とうがらし炭疽病2000倍 
カリフラワー菌核病収穫7日前まで 
ブロッコリー2000~4000倍 
根朽病2000倍 
つるむらさき紫斑病収穫14日前まで2回以内3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) 
非結球あぶらな科葉菜類(みずな、チンゲンサイを除く)炭疽病
白斑病
4000倍収穫21日前まで1回2回以内(但し、種子粉衣は1回以内、散布は1回以内) 
チンゲンサイ収穫7日前まで 
みずな収穫14日前まで 
キャベツ菌核病
根朽病
2000倍収穫7日前まで6回以内7回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は6回以内) 
はくさい菌核病
白斑病
2000~3000倍2回以内3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) 
炭疽病2000倍 
パセリ立枯病1000倍3L/平方メートル収穫45日前まで灌注 
みつば菌核病500倍-は種前1回24時間種子浸漬1回 
レタス菌核病
すそ枯病
灰色かび病
2000~3000倍100~300L/10a収穫14日前まで4回以内散布5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) 
ほうれんそう萎凋病2000倍3L/平方メートル収穫21日前まで2回以内灌注3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) 
アスパラガス株腐病
茎枯病
100~300L/10a収穫前日まで4回以内散布5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) 
うど菌核病500倍-定植前1回30分間種株浸漬1回 
ふき葉枯病2000倍100~300L/10a収穫7日前まで2回以内散布2回以内 
しそ(花穂)菌核病収穫21日前まで3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) 
いちご萎黄病500倍-仮植前1回1~3時間苗根部浸漬9回以内(但し、種子粉衣は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、育苗期の灌注は3回以内、本圃定植後の灌注は1回以内、散布は3回以内) 
萎黄病
炭疽病
100mL/株本圃定植後(但し、収穫30日前まで)灌注 
50~100mL/株育苗期3回以内 
炭疽病-仮植前1回10~30分間苗根部浸漬 
オクラ葉すす病3000倍100~300L/10a収穫前日まで3回以内散布4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) 
たらのき芽枯症1000倍-収穫28日前まで1回駒木瞬間浸漬1回 
みょうが(花穂)いもち病2000倍100~300L/10a収穫3日前まで3回以内散布、但し花穂の発生期にはマルチフィルム被覆により散布液が直接花穂に飛散しない状態で使用する3回以内 
みょうが(茎葉)みょうが(花穂)の収穫3日前まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで散布 
しゃくやく(薬用)根黒斑病20倍-植付前1回10分間苗基部浸漬11回以内(但し、植付前までの処理は1回以内、植付後は10回以内(但し、1年間に2回以内)) 
500倍16時間苗基部浸漬 
灰色かび病1000倍100~300L/10a収穫14日前まで10回以内(但し、1年間に2回以内)散布 
セネガ黒根病3L/平方メートル収穫30日前まで3回以内灌注3回以内 
せんきゅう黒色根腐病160倍-植付前1回30分間種球浸漬1回 
せんぶりさび病2000倍100~300L/10a収穫前日まで12回以内(但し、1年間に6回以内)散布12回以内(但し、1年間に6回以内) 
かんきつ(みかんを除く)貯蔵病害(青かび病)
貯蔵病害(緑かび病)
貯蔵病害(軸腐病)
貯蔵病害(炭疽病)
貯蔵病害(黒斑病)
4000~6000倍200~700L/10a2回以内2回以内 
貯蔵病害(青かび病)
貯蔵病害(緑かび病)
貯蔵病害(炭疽病)
貯蔵病害(黒斑病)
60倍10L/10a無人航空機による散布 
30倍5L/10a 
貯蔵病害(白かび病)4000倍200~700L/10a散布 
みかんそうか病
灰色かび病
2000~3000倍4回以内4回以内 
貯蔵病害(青かび病)
貯蔵病害(緑かび病)
貯蔵病害(軸腐病)
貯蔵病害(炭疽病)
貯蔵病害(黒斑病)
4000~6000倍 
貯蔵病害(青かび病)
貯蔵病害(緑かび病)
貯蔵病害(炭疽病)
貯蔵病害(黒斑病)
60倍10L/10a無人航空機による散布 
30倍5L/10a 
貯蔵病害(白かび病)4000倍200~700L/10a散布 
なしうどんこ病
黒星病
心腐れ症(胴枯病菌)
胴枯病
輪紋病
2000~3000倍6回以内(但し、塗布は2回以内、散布は4回以内) 
枝枯病
胴枯病
20倍-3月~6月2回以内マシン油乳剤で希釈し塗布 
りんごうどんこ病
褐斑病
黒星病
黒点病
すす点病
すす斑病
腐らん病
輪紋病
2000~3000倍200~700L/10a収穫前日まで4回以内散布4回以内 
モニリア病2000倍 
りんご(苗木)白紋羽病1000倍-植付直前-10~30分間根部浸漬- 
びわごま色斑点病2000倍200~700L/10a収穫14日前まで3回以内散布3回以内 
灰斑病2000~3000倍 
おうとう褐色せん孔病
灰星病
3000倍収穫3日前まで2回以内2回以内 
ももうどんこ病
黒星病
灰星病
ホモプシス腐敗病
2000~3000倍収穫前日まで3回以内3回以内 
ネクタリン黒星病
灰星病
ホモプシス腐敗病
収穫3日前まで 
あんず
うめ
黒星病
すす斑病
3000倍収穫7日前まで1回1回 
ぶどううどんこ病
晩腐病
褐斑病
灰色かび病
2000~3000倍収穫45日前まで3回以内4回以内(但し、休眠期処理は1回以内、散布は3回以内) 
晩腐病
黒とう病
つる割病
200~500倍休眠期1回 
黒とう病
芽枯病
2000倍収穫45日前まで3回以内 
枝膨病200倍休眠期1回 
ブルーベリー斑点病
バルデンシア葉枯病
3000倍収穫7日前まで1回 
ピタヤ炭腐病2000倍収穫14日前まで2回以内2回以内 
いちじく株枯病1000倍1~10L/樹収穫30日前まで5回以内株元灌注5回以内 
かきうどんこ病
すす点病
炭疽病
落葉病
2000~3000倍200~700L/10a収穫前日まで6回以内散布6回以内 
疑似炭疽病2000倍 
キウイフルーツ果実軟腐病
すす斑病
収穫7日前まで5回以内5回以内 
くり実炭疽病2000~3000倍裂果前(但し、収穫14日前まで)4回以内4回以内 
きく褐斑病
黒斑病
100~300L/10a-6回以内6回以内 
白さび病1000倍 
シクラメン萎凋病500~1000倍50~100mL/鉢3回以内灌注3回以内 
しゃくやく根黒斑病20倍-植付前2回以内10分間苗基部浸漬2回以内 
500倍16時間苗基部浸漬 
ゼラニウム黒根病2000倍セルトレイ(60×30cm)1冊当り500mL育苗期灌注 
チューリップ球根腐敗病20倍-植付前瞬間浸漬 
100~500倍植付前又は貯蔵前15~30分間球根浸漬 
トルコギキョウ立枯病(フザリウム菌)1000倍セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約4~5L)当り500mL定植前日1回灌注1回 
ばらうどんこ病
黒星病
2000~3000倍100~300L/10a-6回以内散布6回以内 
パンジー根腐病2000倍セルトレイ(60×30cm)1冊当り500mL育苗期2回以内灌注2回以内 
ぼたん根黒斑病20倍-植付前10分間苗基部浸漬 
500倍16時間苗基部浸漬 
りんどう花腐菌核病3000倍100~300L/10a-6回以内散布6回以内 
樹木類ごま色斑点病
炭疽病
輪紋葉枯病
2000倍200~700L/10a発病初期-- 
いぬつげ枝枯病6回以内6回以内 
西洋芝(ベントグラス)葉腐病(ブラウンパッチ)2000~3000倍2L/平方メートル 
褐色円星病
白星病
炭疽病
輪斑病
200~400L/10a摘採14日前まで1回1回 
白紋羽病1000~2000倍--苗木根部24時間浸漬 
なたね菌核病100~300L/10a収穫3日前まで2回以内散布2回以内 
胴枯病1000倍摘採9日前まで 
輪斑病2000倍 
たばこ(苗床)黒根病1000倍2~3L/平方メートル仮植又は植付1~3日前まで 
腰折病1000~2000倍1~3L/平方メートルは種及び仮植後 

2024年10月2日現在
作物名適用病害名使用量使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法ベノミルを含む農薬の総使用回数 
いもち病
ばか苗病
イネシンガレセンチュウ
乾燥種籾重量の0.5~1%-は種前(浸種前又は浸種後)1回種子粉衣2回以内(但し、種子への処理は1回以内、床土への混和は1回以内) 
稲(箱育苗)いもち病育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1gは種前床土混和 
とうもろこし
野菜類
フザリウム菌による病害乾燥種子重量の0.16%種子処理機による種子粉衣1回 
かんしょ黒斑病種いも重量の0.4%植付前種いも粉衣4回以内(但し、植付時までの処理は1回以内、植付後は3回以内) 
ばれいしょ黒あざ病種いも重量の0.3~0.4%1回 
たまねぎ乾腐病1g/1kg培土は種前育苗培土混和8回以内(但し、種子粉衣は1回以内、育苗培土混和、灌注又は苗根部浸漬は合計1回以内、散布は6回以内) 
だいず黒根腐病乾燥種子重量の0.5%種子粉衣5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) 
みつば菌核病種子重量の0.5%1回 
さといも(葉柄)乾腐病種いも重量の0.5%催芽前種いも粉衣 
とりかぶと(薬用)白絹病種いも重量の0.4%植付前 
チューリップ球根腐敗病球根重量の0.1~0.2%植付前又は貯蔵前2回以内球根粉衣2回以内 

2024年10月2日現在
作物名適用場所適用病害名使用量使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法ベノミルを含む農薬の総使用回数 
きゅうり温室、ガラス室、ビニールハウス等の密閉できる場所灰色かび病150g/10a5L/10a収穫前日まで3回以内常温煙霧4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) 
トマト5回以内6回以内(但し、種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内) 

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PDF版適用表
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注意事項

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
    • 散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
    • 散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    • 散布中、薬液の漏れおよび詰まりのないように機体の散布配管、ノズルその他散布装置の十分な点検を行ってください。
    • 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
    • 散布終了後は次の事項を守ってください。
      • 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
      • 機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
  • 水稲の種子消毒の場合は下記の注意を守ってください。
    • 消毒前に塩水選をおこなってください。
    • 消毒後は水洗いせずに浸種又はは種してください。
    • 薬液の温度は10℃以下をさけてください。
    • 粉衣処理では付着をよくするためにあらかじめ種子を湿らせ(塩水選水切り後などが適当)湿粉衣してください。
    • 浸種後処理は種子が鳩胸の時期になるまでにおこなってください。
    • 処理をおこなった種子の浸種に当っては次の注意を守ってください。
      • 処理後、種籾を十分風乾してからおこなってください。
      • 浸種は停滞水中でおこなってください。
      • 種籾と水の容量比は1:2とし、水の交換はおこなわないでください。||但し、水温が高く種籾が酸素不足になるおそれがある時は静かに換水してください。
  • いもち病に対する育苗箱灌注処理は、本田で発生するいもち病に対しては効果が期待できないので注意してください。
  • 薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように処理してください。また、土壌全面に不透水性無孔シートを敷くなど、薬剤処理後の灌水による土壌への浸透をさけてください。
  • きゅうり、トマトに対して灌注処理する場合は、誤って高濃度で処理すると、退色や生育抑制などの薬害を生じることがあるので、所定濃度を守ってください。
  • たまねぎ、いちごに対して苗根部浸漬処理する場合は、誤って高濃度で処理すると、いちごでは活着不良、たまねぎでは初期生育遅延などの薬害のおそれがあるので、使用方法を厳守してください。
  • いちごの萎黄病防除に使用する場合、特に多発地では植付前の土壌くん蒸を組み合わせるとより有効です。
  • こんにゃくの乾腐病防除に使用する場合は、種芋の芽基部を上に向けて並べ、散布液が芽基部に十分かかるように1㎡当り100ml散布してください。
  • 麦類の雪腐病防除に使用する場合、散布は根雪近くにおこなってください。
  • なすの半身萎凋病に対して灌注処理する場合は、定植前および定植時処理では葉の黄化、生育抑制等の薬害を生じるおそれがあるので、定植後に処理してください。
  • りんごのモニリア病に使用する場合、多発条件下では効果が劣ることがあるので、発病初期に時期を失しないように散布してください。
  • なしの枝枯病、胴枯病に対してマシン油乳剤で希釈して塗布する場合は、病斑部及びその周辺に1~2回塗布してください。なお、病斑部を削り取った後塗布する場合は木質部が見えない程度に表皮を薄く削ってください。また、マシン油乳剤はベンレート水和剤に加用の登録のある剤を使用し、マシン油乳剤の注意事項を確認のうえ使用してください。
  • かんしょの基腐病に使用する場合は、苗全体が薬液に浸かるように処理してください。
  • 桑の胴枯病に使用する場合の散布適期は9月上・中旬です。
  • ハウスなどの常温煙霧用として使用する場合は下記の注意事項を守ってください。
    • 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧してください。特に常温煙霧装置の選定および使用に当っては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
    • 作業はできるだけ夕刻におこない、作業終了後6時間以上密閉してください。
  • たばこ腰折病に対し親床で使用する場合は薬害を生じるおそれがあるので、希釈倍数は2000倍とし、散布量は1㎡当り1~2Lとしてください。また、発芽期には使用しないでください。
  • 水耕栽培でトルコギキョウを栽培する場合には、廃液は環境中に流出しないように適切に処理してください。
  • 同系統の薬剤の連続使用によって薬剤耐性菌が出現し、効果の劣った例があるので過度の連用はさけ、なるべく作用性の異なる薬剤を組合わせて使用してください。
  • 使用した場合には、チオファネートメチルを含む剤を使用しないでください。ただし、種子への処理、種籾への処理および塗布処理を除きます。
  • エトフェンプロックス乳剤またはダイアジノン乳剤と混用した場合、凝固物を生成するため混用をさけてください。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
  • 皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに、衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 常温煙霧中はハウス内へ入らないでください。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室してください。
  • 街路、公園などで使用する場合は、使用中および散布後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のないものが使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • 処理した種子などは食料や動物飼料として用いないでください。
  • 魚毒性等
    • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。 施設内に水産動植物を飼っている水槽などを置かないでください。
    • 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
    • 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。
    • 散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。

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ベンレート水和剤野菜版リーフレット型チラシ 2365(24-3)
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