【園芸/殺菌剤】
ベンレート水和剤
ベノミル水和剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第20889号 [住友化学㈱ 登録] |
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成分 | ベノミル 50.0% |
性状 | 類白色水和性粉末 45µm以下 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 全国(250g規格は静岡県限定、5kg規格は愛媛県限定) |
有効年限 | 5年 |
包装 | 100g×60袋、250g×40袋、333g×20袋、500g×20袋、5kg×2袋 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- 幅広い適用をもった殺菌剤で、浸透性にすぐれ、予防と治療の2つの効果を示します。
- 茎葉の病害、貯蔵病害、種子伝染性病害、土壌病害など多方面にわたりすぐれた効果を示します。
- 低濃度で使えますから作物を汚染することが少なく、また経済的です。
適用病害と使用方法
作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ベノミルを含む農薬の総使用回数 |
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稲 | いもち病 ばか苗病 | 30~50倍 | - | は種前(浸種前又は浸種後) | 1回 | 10分間種子浸漬 | 2回以内(但し、種子への処理は1回以内、床土への混和は1回以内) |
いもち病 | 500~1000倍 | 12~24時間種子浸漬 | |||||
7.5~15倍 | 乾燥種籾1kg当り希釈液30mL | 種子吹き付け処理 | |||||
ばか苗病 | 500~1000倍 | - | 6~24時間種子浸漬 | ||||
イネシンガレセンチュウ | 30倍 | 10分間種子浸漬 | |||||
100~500倍 | 24時間種子浸漬 | ||||||
稲(箱育苗) | いもち病 | 500~1000倍 | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500mL | は種時~は種14日後まで | 2回以内 | 灌注 | |
1000倍 | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1L | は種時~は種7日後頃 | |||||
苗立枯病(トリコデルマ菌) | 500~1000倍 | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500mL | は種時1回又はは種時とは種7日後頃の2回 | ||||
1000倍 | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1L | ||||||
苗立枯病(フザリウム菌) | 500~1000倍 | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500mL | は種時 | ||||
麦類(小麦を除く) | 雪腐病 | 2000~3000倍 | 60~150L/10a | 根雪前 | 1回 | 散布 | 1回 |
小麦 | 赤かび病 | 収穫7日前まで | 2回以内 | 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) | |||
うどんこ病 | 2000倍 | ||||||
雪腐病 | 2000~3000倍 | 根雪前 | 1回 | ||||
かんしょ | 黒斑病 | 500~1000倍 | - | 植付前 | 20~30分間苗基部浸漬 | 4回以内(但し、植付時までの処理は1回以内、植付後は3回以内) | |
つる割病 | 20~30分間苗浸漬 | ||||||
20~40mL/株 | 挿苗時 | 株元灌注 | |||||
斑点病 | 1000倍 | 100~300L/10a | 収穫7日前まで | 3回以内 | 散布 | ||
基腐病 | 500~1000倍 | - | 植付前 | 1回 | 30分間苗浸漬 | ||
こんにゃく | 乾腐病 | 50~100倍 | 種いもの芽基部に散布 | 1回 | |||
やまのいも | 炭疽病 葉渋病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 散布 | 4回以内(但し、植付前までの処理は1回以内、植付後は3回以内) |
かのこそう | 半身萎凋病 | 160倍 | - | 植付前 | 1回 | 30分間苗浸漬 | 1回 |
しょうが | いもち病 褐色しみ病 | 1000倍 | 100~300L/10a | 収穫21日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 |
てんさい | 褐斑病 | 2000~4000倍 | 4回以内 | 4回以内 | |||
たまねぎ | 乾腐病 | 20倍 | - | 移植直前 | 1回 | 3分間苗根部浸漬 | 8回以内(但し、種子粉衣は1回以内、育苗培土混和、灌注又は苗根部浸漬は合計1回以内、散布は6回以内) |
50倍 | セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約5L)当り500mL~1L | 定植前 | 灌注 | ||||
100倍 | セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約5L)当り500mL | ||||||
黒かび病 灰色かび病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 6回以内 | 散布 | ||
灰色腐敗病 | 2000~3000倍 | ||||||
らっきょう | 乾腐病 | 500倍 | - | 植付直前 | 1回 | 30分間種球浸漬 | 1回 |
ねぎ | 萎凋病 小菌核腐敗病 | 100~200倍 | 定植直前 | 5分間苗根部浸漬 | 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、苗根部浸漬及び灌注は合計1回以内、散布は1回以内) | ||
500倍 | 30分間苗根部浸漬 | ||||||
小菌核腐敗病 | 1000~2000倍 | 100~300L/10a | 収穫30日前まで | 散布 | |||
500倍 | セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約5L)当り500mL | 定植前 | 灌注 | ||||
わけぎ | 萎凋病 | - | 植付前 | 30分間種球浸漬 | 1回 | ||
豆類(種実、ただし、だいず、いんげんまめ、えんどうまめ、らっかせいを除く) | 菌核病 | 1000~2000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | 4回以内 | 散布 | 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) |
いんげんまめ | 角斑病 | 1000~1500倍 | 収穫7日前まで | ||||
菌核病 | 1000~2000倍 | ||||||
えんどうまめ | 褐紋病 菌核病 | 収穫14日前まで | |||||
だいず | 菌核病 紫斑病 | 収穫前日まで | |||||
らっかせい | 褐斑病 黒渋病 | 2000~3000倍 | 収穫7日前まで | ||||
茎腐病 そうか病 | 2000倍 | ||||||
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く) | 菌核病 | 収穫30日前まで | 3回以内 | 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、灌注は2回以内、散布は3回以内) | |||
立枯病 | 1000倍 | 3L/平方メートル | 発芽14日後まで | 2回以内 | 灌注 | ||
えだまめ | 菌核病 紫斑病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫30日前まで | 3回以内 | 散布 | |
立枯病 | 1000倍 | 3L/平方メートル | 発芽14日後まで | 2回以内 | 灌注 | ||
さやいんげん | 角斑病 菌核病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫開始14日前まで | 3回以内 | 散布 | |
立枯病 | 1000倍 | 3L/平方メートル | 発芽14日後まで | 2回以内 | 灌注 | ||
さやえんどう | 菌核病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 散布 | |
立枯病 | 1000倍 | 3L/平方メートル | 発芽14日後まで | 2回以内 | 灌注 | ||
うり類(漬物用) | 炭疽病 | 150~300mL/株 | 定植前~収穫45日前まで | 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) | |||
きゅうり | 菌核病 黒星病 炭疽病 つる枯病 灰色かび病 | 2000~3000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 散布 | 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) |
つる割病 | 1000倍 | 150~300mL/株 | 定植前~定植1ヶ月後 | 土壌灌注 | |||
ズッキーニ | 菌核病 つる枯病 | 3000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 散布 | 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) | |
かぼちゃ | 白斑病 | 2000~3000倍 | |||||
すいか | 菌核病 炭疽病 つる枯病 | 5回以内 | 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内) | ||||
メロン | 菌核病 | 3回以内 | 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) | ||||
トマト | 萎凋病 | 1000倍 | 150~300mL/株 | 定植前~定植1ヶ月後 | 2回以内 | 土壌灌注 | 6回以内(但し、種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内) |
菌核病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 5回以内 | 散布 | ||
灰色かび病 葉かび病 | 2000~3000倍 | ||||||
ミニトマト | 萎凋病 | 1000倍 | 150~300mL/株 | 定植前~定植1ヶ月後 | 2回以内 | 土壌灌注 | 6回以内(但し、種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布は3回以内) |
菌核病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 散布 | ||
灰色かび病 葉かび病 | 2000~3000倍 | ||||||
なす | 褐紋病 菌核病 フザリウム立枯病 | 2000倍 | 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) | ||||
黒枯病 灰色かび病 | 2000~3000倍 | ||||||
半身萎凋病 | 500倍 | 200~300mL/株 | 定植後~収穫14日前まで | 土壌灌注 | |||
1000倍 | 400~600mL/株 | ||||||
ピーマン | うどんこ病 炭疽病 斑点病 | 2000~3000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 散布 | ||
甘長とうがらし | 炭疽病 | 2000倍 | |||||
カリフラワー | 菌核病 | 収穫7日前まで | |||||
ブロッコリー | 2000~4000倍 | ||||||
根朽病 | 2000倍 | ||||||
つるむらさき | 紫斑病 | 収穫14日前まで | 2回以内 | 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) | |||
非結球あぶらな科葉菜類(みずな、チンゲンサイを除く) | 炭疽病 白斑病 | 4000倍 | 収穫21日前まで | 1回 | 2回以内(但し、種子粉衣は1回以内、散布は1回以内) | ||
チンゲンサイ | 収穫7日前まで | ||||||
みずな | 収穫14日前まで | ||||||
キャベツ | 菌核病 根朽病 | 2000倍 | 収穫7日前まで | 6回以内 | 7回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は6回以内) | ||
はくさい | 菌核病 白斑病 | 2000~3000倍 | 2回以内 | 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) | |||
炭疽病 | 2000倍 | ||||||
パセリ | 立枯病 | 1000倍 | 3L/平方メートル | 収穫45日前まで | 灌注 | ||
みつば | 菌核病 | 500倍 | - | は種前 | 1回 | 24時間種子浸漬 | 1回 |
レタス | 菌核病 すそ枯病 灰色かび病 | 2000~3000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | 4回以内 | 散布 | 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) |
ほうれんそう | 萎凋病 | 2000倍 | 3L/平方メートル | 収穫21日前まで | 2回以内 | 灌注 | 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) |
アスパラガス | 株腐病 茎枯病 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 4回以内 | 散布 | 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) | |
うど | 菌核病 | 500倍 | - | 定植前 | 1回 | 30分間種株浸漬 | 1回 |
ふき | 葉枯病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫7日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 |
しそ(花穂) | 菌核病 | 収穫21日前まで | 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内) | ||||
いちご | 萎黄病 | 500倍 | - | 仮植前 | 1回 | 1~3時間苗根部浸漬 | 9回以内(但し、種子粉衣は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、育苗期の灌注は3回以内、本圃定植後の灌注は1回以内、散布は3回以内) |
萎黄病 炭疽病 | 100mL/株 | 本圃定植後(但し、収穫30日前まで) | 灌注 | ||||
50~100mL/株 | 育苗期 | 3回以内 | |||||
炭疽病 | - | 仮植前 | 1回 | 10~30分間苗根部浸漬 | |||
オクラ | 葉すす病 | 3000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 散布 | 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) |
たらのき | 芽枯症 | 1000倍 | - | 収穫28日前まで | 1回 | 駒木瞬間浸漬 | 1回 |
みょうが(花穂) | いもち病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫3日前まで | 3回以内 | 散布、但し花穂の発生期にはマルチフィルム被覆により散布液が直接花穂に飛散しない状態で使用する | 3回以内 |
みょうが(茎葉) | みょうが(花穂)の収穫3日前まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで | 散布 | |||||
しゃくやく(薬用) | 根黒斑病 | 20倍 | - | 植付前 | 1回 | 10分間苗基部浸漬 | 11回以内(但し、植付前までの処理は1回以内、植付後は10回以内(但し、1年間に2回以内)) |
500倍 | 16時間苗基部浸漬 | ||||||
灰色かび病 | 1000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | 10回以内(但し、1年間に2回以内) | 散布 | ||
セネガ | 黒根病 | 3L/平方メートル | 収穫30日前まで | 3回以内 | 灌注 | 3回以内 | |
せんきゅう | 黒色根腐病 | 160倍 | - | 植付前 | 1回 | 30分間種球浸漬 | 1回 |
せんぶり | さび病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 12回以内(但し、1年間に6回以内) | 散布 | 12回以内(但し、1年間に6回以内) |
かんきつ(みかんを除く) | 貯蔵病害(青かび病) 貯蔵病害(緑かび病) 貯蔵病害(軸腐病) 貯蔵病害(炭疽病) 貯蔵病害(黒斑病) | 4000~6000倍 | 200~700L/10a | 2回以内 | 2回以内 | ||
貯蔵病害(青かび病) 貯蔵病害(緑かび病) 貯蔵病害(炭疽病) 貯蔵病害(黒斑病) | 60倍 | 10L/10a | 無人航空機による散布 | ||||
30倍 | 5L/10a | ||||||
貯蔵病害(白かび病) | 4000倍 | 200~700L/10a | 散布 | ||||
みかん | そうか病 灰色かび病 | 2000~3000倍 | 4回以内 | 4回以内 | |||
貯蔵病害(青かび病) 貯蔵病害(緑かび病) 貯蔵病害(軸腐病) 貯蔵病害(炭疽病) 貯蔵病害(黒斑病) | 4000~6000倍 | ||||||
貯蔵病害(青かび病) 貯蔵病害(緑かび病) 貯蔵病害(炭疽病) 貯蔵病害(黒斑病) | 60倍 | 10L/10a | 無人航空機による散布 | ||||
30倍 | 5L/10a | ||||||
貯蔵病害(白かび病) | 4000倍 | 200~700L/10a | 散布 | ||||
なし | うどんこ病 黒星病 心腐れ症(胴枯病菌) 胴枯病 輪紋病 | 2000~3000倍 | 6回以内(但し、塗布は2回以内、散布は4回以内) | ||||
枝枯病 胴枯病 | 20倍 | - | 3月~6月 | 2回以内 | マシン油乳剤で希釈し塗布 | ||
りんご | うどんこ病 褐斑病 黒星病 黒点病 すす点病 すす斑病 腐らん病 輪紋病 | 2000~3000倍 | 200~700L/10a | 収穫前日まで | 4回以内 | 散布 | 4回以内 |
モニリア病 | 2000倍 | ||||||
りんご(苗木) | 白紋羽病 | 1000倍 | - | 植付直前 | - | 10~30分間根部浸漬 | - |
びわ | ごま色斑点病 | 2000倍 | 200~700L/10a | 収穫14日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 |
灰斑病 | 2000~3000倍 | ||||||
おうとう | 褐色せん孔病 灰星病 | 3000倍 | 収穫3日前まで | 2回以内 | 2回以内 | ||
もも | うどんこ病 黒星病 灰星病 ホモプシス腐敗病 | 2000~3000倍 | 収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 | ||
ネクタリン | 黒星病 灰星病 ホモプシス腐敗病 | 収穫3日前まで | |||||
あんず うめ | 黒星病 すす斑病 | 3000倍 | 収穫7日前まで | 1回 | 1回 | ||
ぶどう | うどんこ病 晩腐病 褐斑病 灰色かび病 | 2000~3000倍 | 収穫45日前まで | 3回以内 | 4回以内(但し、休眠期処理は1回以内、散布は3回以内) | ||
晩腐病 黒とう病 つる割病 | 200~500倍 | 休眠期 | 1回 | ||||
黒とう病 芽枯病 | 2000倍 | 収穫45日前まで | 3回以内 | ||||
枝膨病 | 200倍 | 休眠期 | 1回 | ||||
ブルーベリー | 斑点病 バルデンシア葉枯病 | 3000倍 | 収穫7日前まで | 1回 | |||
ピタヤ | 炭腐病 | 2000倍 | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内 | ||
いちじく | 株枯病 | 1000倍 | 1~10L/樹 | 収穫30日前まで | 5回以内 | 株元灌注 | 5回以内 |
かき | うどんこ病 すす点病 炭疽病 落葉病 | 2000~3000倍 | 200~700L/10a | 収穫前日まで | 6回以内 | 散布 | 6回以内 |
疑似炭疽病 | 2000倍 | ||||||
キウイフルーツ | 果実軟腐病 すす斑病 | 収穫7日前まで | 5回以内 | 5回以内 | |||
くり | 実炭疽病 | 2000~3000倍 | 裂果前(但し、収穫14日前まで) | 4回以内 | 4回以内 | ||
きく | 褐斑病 黒斑病 | 100~300L/10a | - | 6回以内 | 6回以内 | ||
白さび病 | 1000倍 | ||||||
シクラメン | 萎凋病 | 500~1000倍 | 50~100mL/鉢 | 3回以内 | 灌注 | 3回以内 | |
しゃくやく | 根黒斑病 | 20倍 | - | 植付前 | 2回以内 | 10分間苗基部浸漬 | 2回以内 |
500倍 | 16時間苗基部浸漬 | ||||||
ゼラニウム | 黒根病 | 2000倍 | セルトレイ(60×30cm)1冊当り500mL | 育苗期 | 灌注 | ||
チューリップ | 球根腐敗病 | 20倍 | - | 植付前 | 瞬間浸漬 | ||
100~500倍 | 植付前又は貯蔵前 | 15~30分間球根浸漬 | |||||
トルコギキョウ | 立枯病(フザリウム菌) | 1000倍 | セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約4~5L)当り500mL | 定植前日 | 1回 | 灌注 | 1回 |
ばら | うどんこ病 黒星病 | 2000~3000倍 | 100~300L/10a | - | 6回以内 | 散布 | 6回以内 |
パンジー | 根腐病 | 2000倍 | セルトレイ(60×30cm)1冊当り500mL | 育苗期 | 2回以内 | 灌注 | 2回以内 |
ぼたん | 根黒斑病 | 20倍 | - | 植付前 | 10分間苗基部浸漬 | ||
500倍 | 16時間苗基部浸漬 | ||||||
りんどう | 花腐菌核病 | 3000倍 | 100~300L/10a | - | 6回以内 | 散布 | 6回以内 |
樹木類 | ごま色斑点病 炭疽病 輪紋葉枯病 | 2000倍 | 200~700L/10a | 発病初期 | - | - | |
いぬつげ | 枝枯病 | 6回以内 | 6回以内 | ||||
西洋芝(ベントグラス) | 葉腐病(ブラウンパッチ) | 2000~3000倍 | 2L/平方メートル | ||||
茶 | 褐色円星病 白星病 炭疽病 輪斑病 | 200~400L/10a | 摘採14日前まで | 1回 | 1回 | ||
白紋羽病 | 1000~2000倍 | - | - | 苗木根部24時間浸漬 | |||
なたね | 菌核病 | 100~300L/10a | 収穫3日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | |
桑 | 胴枯病 | 1000倍 | 摘採9日前まで | ||||
輪斑病 | 2000倍 | ||||||
たばこ(苗床) | 黒根病 | 1000倍 | 2~3L/平方メートル | 仮植又は植付1~3日前まで | |||
腰折病 | 1000~2000倍 | 1~3L/平方メートル | は種及び仮植後 |
作物名 | 適用病害名 | 使用量 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ベノミルを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
稲 | いもち病 ばか苗病 イネシンガレセンチュウ | 乾燥種籾重量の0.5~1% | - | は種前(浸種前又は浸種後) | 1回 | 種子粉衣 | 2回以内(但し、種子への処理は1回以内、床土への混和は1回以内) |
稲(箱育苗) | いもち病 | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1g | は種前 | 床土混和 | |||
とうもろこし 野菜類 | フザリウム菌による病害 | 乾燥種子重量の0.16% | 種子処理機による種子粉衣 | 1回 | |||
かんしょ | 黒斑病 | 種いも重量の0.4% | 植付前 | 種いも粉衣 | 4回以内(但し、植付時までの処理は1回以内、植付後は3回以内) | ||
ばれいしょ | 黒あざ病 | 種いも重量の0.3~0.4% | 1回 | ||||
たまねぎ | 乾腐病 | 1g/1kg培土 | は種前 | 育苗培土混和 | 8回以内(但し、種子粉衣は1回以内、育苗培土混和、灌注又は苗根部浸漬は合計1回以内、散布は6回以内) | ||
だいず | 黒根腐病 | 乾燥種子重量の0.5% | 種子粉衣 | 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) | |||
みつば | 菌核病 | 種子重量の0.5% | 1回 | ||||
さといも(葉柄) | 乾腐病 | 種いも重量の0.5% | 催芽前 | 種いも粉衣 | |||
とりかぶと(薬用) | 白絹病 | 種いも重量の0.4% | 植付前 | ||||
チューリップ | 球根腐敗病 | 球根重量の0.1~0.2% | 植付前又は貯蔵前 | 2回以内 | 球根粉衣 | 2回以内 |
作物名 | 適用場所 | 適用病害名 | 使用量 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ベノミルを含む農薬の総使用回数 |
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きゅうり | 温室、ガラス室、ビニールハウス等の密閉できる場所 | 灰色かび病 | 150g/10a | 5L/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 常温煙霧 | 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内) |
トマト | 5回以内 | 6回以内(但し、種子への処理は1回以内、土壌灌注は2回以内、散布及び常温煙霧は合計5回以内) |
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
- 散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中、薬液の漏れおよび詰まりのないように機体の散布配管、ノズルその他散布装置の十分な点検を行ってください。
- 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
- 散布終了後は次の事項を守ってください。
- 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
- 機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
- 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
- 散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 水稲の種子消毒の場合は下記の注意を守ってください。
- 消毒前に塩水選をおこなってください。
- 消毒後は水洗いせずに浸種又はは種してください。
- 薬液の温度は10℃以下をさけてください。
- 粉衣処理では付着をよくするためにあらかじめ種子を湿らせ(塩水選水切り後などが適当)湿粉衣してください。
- 浸種後処理は種子が鳩胸の時期になるまでにおこなってください。
- 処理をおこなった種子の浸種に当っては次の注意を守ってください。
- 処理後、種籾を十分風乾してからおこなってください。
- 浸種は停滞水中でおこなってください。
- 種籾と水の容量比は1:2とし、水の交換はおこなわないでください。||但し、水温が高く種籾が酸素不足になるおそれがある時は静かに換水してください。
- 処理後、種籾を十分風乾してからおこなってください。
- 消毒前に塩水選をおこなってください。
- いもち病に対する育苗箱灌注処理は、本田で発生するいもち病に対しては効果が期待できないので注意してください。
- 薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように処理してください。また、土壌全面に不透水性無孔シートを敷くなど、薬剤処理後の灌水による土壌への浸透をさけてください。
- きゅうり、トマトに対して灌注処理する場合は、誤って高濃度で処理すると、退色や生育抑制などの薬害を生じることがあるので、所定濃度を守ってください。
- たまねぎ、いちごに対して苗根部浸漬処理する場合は、誤って高濃度で処理すると、いちごでは活着不良、たまねぎでは初期生育遅延などの薬害のおそれがあるので、使用方法を厳守してください。
- いちごの萎黄病防除に使用する場合、特に多発地では植付前の土壌くん蒸を組み合わせるとより有効です。
- こんにゃくの乾腐病防除に使用する場合は、種芋の芽基部を上に向けて並べ、散布液が芽基部に十分かかるように1㎡当り100ml散布してください。
- 麦類の雪腐病防除に使用する場合、散布は根雪近くにおこなってください。
- なすの半身萎凋病に対して灌注処理する場合は、定植前および定植時処理では葉の黄化、生育抑制等の薬害を生じるおそれがあるので、定植後に処理してください。
- りんごのモニリア病に使用する場合、多発条件下では効果が劣ることがあるので、発病初期に時期を失しないように散布してください。
- なしの枝枯病、胴枯病に対してマシン油乳剤で希釈して塗布する場合は、病斑部及びその周辺に1~2回塗布してください。なお、病斑部を削り取った後塗布する場合は木質部が見えない程度に表皮を薄く削ってください。また、マシン油乳剤はベンレート水和剤に加用の登録のある剤を使用し、マシン油乳剤の注意事項を確認のうえ使用してください。
- かんしょの基腐病に使用する場合は、苗全体が薬液に浸かるように処理してください。
- 桑の胴枯病に使用する場合の散布適期は9月上・中旬です。
- ハウスなどの常温煙霧用として使用する場合は下記の注意事項を守ってください。
- 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧してください。特に常温煙霧装置の選定および使用に当っては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- 作業はできるだけ夕刻におこない、作業終了後6時間以上密閉してください。
- 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧してください。特に常温煙霧装置の選定および使用に当っては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- たばこ腰折病に対し親床で使用する場合は薬害を生じるおそれがあるので、希釈倍数は2000倍とし、散布量は1㎡当り1~2Lとしてください。また、発芽期には使用しないでください。
- 水耕栽培でトルコギキョウを栽培する場合には、廃液は環境中に流出しないように適切に処理してください。
- 同系統の薬剤の連続使用によって薬剤耐性菌が出現し、効果の劣った例があるので過度の連用はさけ、なるべく作用性の異なる薬剤を組合わせて使用してください。
- 使用した場合には、チオファネートメチルを含む剤を使用しないでください。ただし、種子への処理、種籾への処理および塗布処理を除きます。
- エトフェンプロックス乳剤またはダイアジノン乳剤と混用した場合、凝固物を生成するため混用をさけてください。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
- 皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに、衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 常温煙霧中はハウス内へ入らないでください。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室してください。
- 街路、公園などで使用する場合は、使用中および散布後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のないものが使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
- 処理した種子などは食料や動物飼料として用いないでください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
施設内に水産動植物を飼っている水槽などを置かないでください。
- 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。
- 散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。