クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【水稲/初・中期一発処理除草剤】
ベルーガ豆つぶ250(ピリミノバックメチル・フェンキノトリオン剤)

登録番号 第24199号 [クミアイ化学工業㈱ 登録]
成分 ピリミノバックメチル 3.6%  フェンキノトリオン 12.0%
性状 淡黄色粒状 粒径3~8mm
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
販売地域 全国(北海道を除く)
有効年限 4年
包装 250g×20袋、2.5㎏×4袋
作用機構分類番号(RACコード) 除草剤分類 2,27
関連動画 水稲用除草剤ベルーガ技術資料動画

安全データシート(SDS)

安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。 詳しくは「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。


特長

  • 有効成分“エフィーダ®(一般名:フェンキノトリオン)”を配合した2成分の混合剤です。
  • エフィーダ®によりコナギやミズアオイなどの広葉雑草、ホタルイなどのカヤツリグサ科雑草、畦畔から侵入するイボクサなどが白化し、高い効果を示します。
  • SU剤抵抗性雑草にも高い効果を示します。
  • 水稲安全性の高い剤で、移植水稲だけでなく直播水稲(表面播種(鉄コーティングなど)も可)にも使うことができます。また、飼料稲栽培時にも使えます
    *既存の4-HPPD阻害剤に感受性が高いとされる、やまだわら、とよめき、タカナリ、モミロマン、ミズホチカラ、ハバタキ、おどろきもち、ふくおこし、えみだわら、もみゆたかに対し、エフィーダは高い安全性を示すことを確認しています。
    WCSについては別途、稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアルを確認の上、ご使用願います。
エフィーダ®

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適用雑草と使用方法

2024年6月26日現在
作物名適用雑草名使用量使用時期本剤の使用回数使用方法ピリミノバックメチルを含む農薬の総使用回数フェンキノトリオンを含む農薬の総使用回数 
移植水稲ウリカワ
オモダカ
セリ
ヒルムシロ
ヘラオモダカ
ホタルイ
マツバイ
ミズガヤツリ
一年生雑草
250g/10a移植直後~ノビエ3.5葉期(但し、収穫75日前まで)1回湛水散布、湛水周縁散布、水口施用又は無人航空機による散布2回以内2回以内 
直播水稲ウリカワ
セリ
ヒルムシロ
ヘラオモダカ
ホタルイ
マツバイ
ミズガヤツリ
一年生雑草
稲出芽揃期~ノビエ3葉期(但し、収穫75日前まで)湛水散布、水口施用又は無人航空機による散布 

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PDF版適用表
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上手な使い方


注意事項

  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3.5葉期までに、時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ヘラオモダカ、ミズガヤツリ、ウリカワは2葉期まで、ホタルイは3葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期まで、オモダカは発生始期までが本剤の散布適期です。
  • 苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
  • 散布の際は、やや深めの湛水状態(5~6㎝)にして水の出入りを止めてください。
  • 湛水散布の場合は田面に散布し、また、湛水周縁部散布の場合は、水田周縁部に沿って帯状に散布し、散布後3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5㎝)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
  • 水口施用の場合は、あらかじめ1~2cm程度水深を確保した状態で、入水時に本剤を水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させ、施用後田面水が通常の湛水状態(水深3~5cm)に達した時に必ず水を止め、田面水があふれ出ないよう注意してください。散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 藻類・表層はく離、浮き草などの水面浮遊物が多い場合は、拡散が不十分になるおそれがあるため周縁散布または水口施用をさけ、本田内で田面全面に散布してください。
  • 水口に対して向かい風が吹いている場合は、拡散が不十分になるおそれがあるため水口施用をさけてください。
  • 以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけててください。
    • 砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2㎝/日以上)
    • 軟弱苗を移植した水田
    • 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
    • 植穴の戻りの悪い水田
  • 直播水稲の入水後に使用する場合には、除草効果の低下と生育抑制の薬害が発生するおそれがあるので、水持ちの安定した後に散布してください。
  • 梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は、除草効果が低下するおそれがあるので使用をさけてください。
  • 吸湿性があるので、散布時に降雨の場合には濡れないように注意して散布してください。濡れた手で扱わないでください。また、開封後は早めに使用してください。
  • 無人航空機で散布する際は以下に注意してください。
    • 散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。
    • 専用の粒剤散布装置によって湛水散布してください。
    • 事前に薬剤の物理性に合せて粒剤散布装置の開度を調整してください。
    • 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から5m以上離して圃場内に散布してください。
    • 水源池、飲料用水などに飛散、流入しないように十分注意してください。
  • 散布後の数日間に著しい高温が続く場合、初期生育が抑制されることがあるが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は認められていません。
  • 散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないでください。
  • その殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分に注意してください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 眼に対して強い刺激性があるので、散布の際は保護メガネを着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、小児の手の届かない、冷涼・乾燥した場所に保管してください。

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製品画像

ベルーガ豆つぶ250製品写真_250g袋
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その他

2024-145登録速報(240626)
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2024-011登録速報(231206)
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