クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【麦/殺菌剤】
クミアイ ベフトップジンフロアブル(イミノクタジン酢酸塩・チオファネートメチル水和剤)

登録番号 第21863号 [クミアイ化学工業㈱ 登録]
成分 イミノクタジン酢酸塩 15.7%  チオファネートメチル 26.2%
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 劇物
危険物 非該当
販売地域 北海道限定
有効年限 5年
包装 1L×12本、5L×4缶
作用機構分類番号(RACコード) 殺菌剤分類 M7,1

安全データシート(SDS)

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特長

  • 小麦の赤かび病に安定した効果を発揮するとともに、赤かび病菌が産生するかび毒、デオキシニバレノール(DON)の低減効果が優れています。
  • 浸透性が高いトップジンMと保護殺菌効果が強いベフランの混合で予防・治療効果に優れ、また効果が持続します。
  • 系統の異なる2つの有効成分を含むため、耐性菌マネージメントに有効です。
  • 扱いやすいフロアブル剤です。

適用病害と使用方法

2022年2月9日現在
作物名適用病害名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法イミノクタジンを含む農薬の総使用回数チオファネートメチルを含む農薬の総使用回数 
麦類(小麦を除く)赤かび病1000倍60~180L/10a収穫14日前まで2回以内(但し、出穂期以降は1回以内)散布3回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内)3回以内(但し、種子への処理は1回以内、出穂期以降は1回以内) 
小麦赤かび病
赤さび病
うどんこ病
葉枯症
800~1000倍3回以内(但し、出穂期以降は1回以内)4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内)4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は2回以内) 
赤かび病250倍25L/10a 
8倍0.8L/10a無人航空機による散布 
雪腐大粒菌核病
紅色雪腐病
750~1000倍60~180L/10a根雪前散布 
かんきつ(みかんを除く)貯蔵病害(青かび病)
貯蔵病害(緑かび病)
貯蔵病害(白かび病)
貯蔵病害(黒腐病)
貯蔵病害(軸腐病)
貯蔵病害(炭疽病)
貯蔵病害(黒斑病)
貯蔵病害(こうじかび病)
貯蔵病害(すす斑病)
1500倍200~700L/10a収穫前日まで2回以内2回以内8回以内(但し、塗布は3回以内、散布及び無人航空機散布は合計5回以内) 
25倍8L/10a無人航空機による散布 
みかん1500倍200~700L/10a収穫7日前まで3回以内散布3回以内8回以内(但し、塗布は3回以内、散布、空中散布及び無人航空機散布は合計5回以内) 
25倍8L/10a無人航空機による散布 

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PDF版適用表
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注意事項

  • 使用量に合せ薬液を調製し、使いきってください。
  • 使用にあたっては、容器をよく振ってください。
  • イミノクタジンを含む農薬であるので、他のイミノクタジンを含む農薬の使用回数と合せ、作物ごとの総使用回数の範囲内で使用してください。
  • ボルドー液とは沈殿を生じるので混用しないでください。塩化銅などの無機銅剤との混用もさけてください。
  • 日本なし、もも、うめ等の果樹、稲、きゅうり、あぶらな科作物、まめ類には、葉に薬害を生じることがあるのでかからないように注意して散布してください。
  • かんきつの施設栽培で果実の着色終了前に使用する場合、果実に着色むらを生じるおそれがあるので、降雨時などの極端な多湿条件下での散布はさけてください。
  • 蚕に対して毒性があるので桑にかからないように注意して散布してください。
  • 無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
    • 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    • 散布にあたっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    • 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検をおこなってください。
  • 希釈倍数250倍で使用する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を用いて均一に散布してください。
  • 使用した場合には、ベノミルを含む剤を使用しないでください。ただし、種子への処理、種籾への処理及び塗布処理は除きます。
  • 使用にあたっては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意してください。特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 医薬用外劇物です。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
  • 皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布液調製時および散布の際は保護メガネ、防護マスク、不浸透性手袋、ゴム長靴、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服などは、他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は、取扱いに十分注意してください。
  • 魚毒性等
    • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
    • 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
    • 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所にカギをかけて保管してください。盗難・紛失の際は、警察に届け出てください。

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その他

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