【水稲/殺菌剤】 バシタックゾル(メプロニル水和剤)
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登録番号 |
第14687号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
成分 |
メプロニル 40.0% |
性状 |
類白色水和性粘稠液体 粘度450cp 比重1.06(20℃) |
毒性 |
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 |
非該当 |
販売地域 |
全国 |
有効年限 |
3年(20L規格:1年) |
包装 |
500ml×20本、1L×10本、20L×1缶 |
作用機構分類番号(RACコード) |
殺菌剤分類 7
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安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
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SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。
詳しくは「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
特長
- 稲紋枯病に高い効果
- 病原菌侵入阻止と病斑進展阻止の2つの作用で、予防・治療の優れた効果を示します。また病斑進展、菌糸伸長を抑制することにより、菌核形成を阻害し、翌年の伝染源減少に結びつきます。
- 優れた残効性
- 水に対する溶解性が低いため、雨露による流亡が少なく、太陽光(紫外線)、熱、酸・アルカリに安定で、防除効果の持続性に優れています。
- 下位葉鞘からの病斑進展を抑制
- バシタックは、雨や露滴などによって徐々に溶解して下位葉鞘に達し防除効果を示します。薬剤の下位葉鞘への到達性が懸念される空中散布では、この性質は大きな利点となります。
適用病害と使用方法
2008年4月23日現在作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | メプロニルを含む農薬の総使用回数 | |
稲 | 紋枯病 | 800~1000倍 | - | 収穫14日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 | |
300倍 | 25L/10a | |
25~30倍 | 3L/10a | 空中散布 | |
6~8倍 | 800ml/10a | |
無人ヘリコプターによる散布 | |
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- PDF版適用表
使用上のポイント
- 紋枯病の防除適期は病斑が上位進展をはじめる頃(一般には穂ばらみ中・後期~出穂期)です。
その後高温多湿で病勢の進展が予測される場合は追加散布をおこなってください。
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 貯蔵中に分離することがあるが、振れば元の状態に戻るので、使用に際し容器をよく振って所定量をとり出し水に入れてよく攪拌して散布液を調製してください。
- 散布液調製後はそのまま放置せず、速やかに散布してください。
- 本田の水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用してください。
- 空中散布及び無人ヘリコプター散布に使用する際の注意事項
- 散布液の飛散によって、桑および自動車や、カラートタンの塗装などへ影響を与えないよう散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
- 水源池、飲料用水、養魚池、養魚田などに飛散、流入しないように十分注意してください。
- 散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 少量散布(6~8倍)では、微量散布装置以外の散布器具は使用しないでください。
- 無人ヘリコプター散布では、散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中、薬液が漏れないように機体の散布用配管、その他の散布装置を十分な点検をおこなってください。
- 混用可能が確認されている農薬以外は原則として他の農薬との混用はおこなわないでください。
- 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
- 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者をきめて保管してください。
- 機体散布装置などは十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
- 蚕に対して毒性があるので、付近に桑がある場合はかからないように注意してください。
安全使用上の注意
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。使用後は洗眼してください。
- 魚毒性等…水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。空中散布または無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、河川、養殖池などに飛散しないよう特に注意してください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。
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製品画像
- バシタックゾル製品写真_500ml
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- バシタックゾル製品写真_1L
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- バシタックゾル製品写真_20L
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