【園芸/殺虫剤】 クミアイアタックオイル(マシン油乳剤)
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登録番号 |
第11851号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
成分 |
マシン油 97.0% |
性状 |
澄明可乳化油状液体 |
毒性 |
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 |
第3石油類 |
販売地域 |
全国 |
有効年限 |
5年 |
包装 |
10L×2缶、20L×1缶 |
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安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
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SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。
詳しくは「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
特長
- 粘度、パラフィン率、蒸留温度範囲に注意を払い、特にスルホン価をゼロ近くまで高度精製したことにより効果も高く、薬害の心配が少ない薬剤です。
- ハダニ類、カイガラムシなどに殺虫効果が強く、展着剤としても使用できます。
- 抵抗性ハダニに対しても、優れた効果があります。
- 天敵におよぼす悪影響、薬剤抵抗性、作物残留性問題などが少ない薬剤です。
適用害虫と使用方法
2023年10月11日現在作物名 | 適用害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | マシン油を含む農薬の総使用回数 | |
なす
いちご | ハダニ類 | 100~150倍 | 100~300L/10a | - | - | 散布 | - | |
さんしょう(葉) | ミカンハダニ | 150倍 | 5月~10月 | |
かんきつ | カイガラムシ類
ミカンハダニ | 60~80倍 | 200~700L/10a | 12月~3月 | |
カイガラムシ類 | 100~200倍 | 6月~10月 | |
ミカンキジラミ | 80倍 | 生育伸長期 | |
ミカンサビダニ | 100倍 | - | |
ミカンハダニ | 100~400倍 | 4月~10月 | |
なし | カイガラムシ類
ハダニ類 | 50倍 | 発芽前 | |
ニセナシサビダニ | 50~100倍 | |
りんご | カイガラムシ類 | 50倍 | |
ハダニ類 | 芽出し直前直後 | |
100倍 | 展葉期(発芽後2週間まで) | |
200倍 | 展葉期(発芽後3週間まで) | |
びわ | カイガラムシ類 | 50~100倍 | 果実収穫後~開花前 | |
ミカンハダニ | 100倍 | |
おうとう | ウメシロカイガラムシ | 30倍 | 発芽前 | |
もも | モモアカアブラムシ | |
カイガラムシ類 | 30~50倍 | |
ネクタリン | モモアカアブラムシ | 30倍 | |
小粒核果類 | カイガラムシ類 | 50倍 | |
パパイヤ | ハダニ類 | 100倍 | 生育期~果実肥大 | |
マンゴー | 緑枝硬化期~出蕾期 | |
アテモヤ | 春剪定直後 | |
パッションフルーツ | 収穫後~開花期(発蕾期) | |
さんしょう(果実) | ミカンハダニ | 150倍 | 5月~10月 | |
レイシ | コウノアケハダニ | 100倍 | - | |
かき | フジコナカイガラムシ | 50倍 | 発芽前 | |
くり | カイガラムシ類 | |
樹木類 | 100倍 | - | |
しきみ | サビダニ類 | |
げっきつ | ミカンキジラミ | 80倍 | 生育伸長期 | |
茶 | クワシロカイガラムシ | 100~150倍 | 1000L/10a | 4月~9月 | |
50~100倍 | 10月~3月 | |
チャトゲコナジラミ | 200~400L/10a | |
100倍 | 4月~9月 | |
カンザワハダニ | 50~100倍 | 春季発芽前又は摘採直後 | |
展着剤としての使用方法
2023年10月11日現在適用農薬名 | 作物名 | 使用量 | 使用方法 | |
ベノミル剤、チオファネートメチル剤、マンネブ剤 | かんきつ | 25~50mL/散布液10L | 添加 | |
ベノミル剤 | なし | - | 本剤でベノミル剤を20倍に希釈し、塗布する | |
ジベレリン剤と混用で使用する場合
2023年10月11日現在作物名 | 使用目的 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | マシン油を含む農薬の総使用回数 | |
かんきつ(温州みかん、長門ユズキチ(無核)、すだち、平兵衛酢、かぼすを除く) | 花芽抑制による樹勢の維持 | 60~80倍 | 200~700L/10a | 収穫後~3月 | - | 立木全面散布又は枝別散布(ジベレリン2.5ppm液に加用) | - | |
温州みかん | 11月~1月(但し、収穫後) | |
温州みかん(苗木) | 11月~1月 | |
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- PDF版適用表
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 調製した薬液は速やかに散布してください。
- 展着剤として使用する場合は、混用しようとする薬剤を水で希釈した後加えよく攪拌してください。
- ジベレリン剤と混用で使用する場合は、ジベレリン剤はマシン油乳剤に加用の登録のある剤を使用してください。
- いちごに使用する場合、他剤との混用および近接散布は薬害が生じやすくなるおそれがあるのでさけてください。
- 石灰硫黄合剤、ボルドー液などのアルカリ性薬剤やジチアノン剤、TPN剤などの水和剤および銅剤との混用はさけてください。
- 高温時の散布では薬害を生じやすいので、散布は日中をさけ朝夕の涼しい時に所定濃度範囲の低濃度でおこなってください。
- 散布直後の降雨は、効果が低下するので、特に冬期散布においては好天の続く時に使用してください。
- かんきつに使用する際の注意事項
- 散布後、葉(特に旧葉)に油浸斑を生じることがありますが日数の経過に従って消失し、落葉を助長することはありません。ただし、かんばつ等で樹勢が弱っている場合は散布しないでください。
- ジチアノン剤との近接散布は果実に薬害を生じる危険があるのでさけてください。
- 3月に使用する時は、なるべく早めに散布してください。この場合石灰硫黄合剤の散布はさけてください。
- ジメトエート剤との混用はヤノネカイガラムシ第1世代防除時期には、樹勢により落葉を助長することがあるのでさけてください。
- りんごに使用する場合、芽出し直後の散布は時期を失しないようにしてください。遅れて散布すると葉の周囲が褐変することがあるので、使用濃度に注意してください。
- いちご、なすに使用する際の注意事項
- 幼苗期の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。また、連続散布する場合の散布間隔は7日間以上あけるとともに、過度の連用はさけてください。
- 収穫間近に散布すると果実にオイル光を生じることがあるので留意してください。
- ハダニ類に対しては速効性が不十分であり、また1回散布では効果が不十分ですので、なるべく発生初期に7~10日間隔でくり返し散布してください。
- アテモヤに使用する場合、新梢発生時期および果実着果期に散布すると薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
- レイシに使用する場合、新梢伸長期に散布すると薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
- 食用げっけいじゅには使用しないでください。
- 茶に使用する場合、摘採前4週間は使用しないでください。
- 茶のクワシロカイガラムシ対象の場合は、散布量を十分にし、樹幹がよく濡れ、特に株元に十分かかるようにしてください。4月~9月の使用は、摘採直後の幼虫発生期におこなってください。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- 使用にあたっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特にはじめて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 直接皮ふについた時は水洗いしてください。
- 使用の際は農薬用マスク、手袋などをして散布液を吸い込んだり、多量に浴びたりしないように注意し、作業後は顔、手足など皮ふの露出部を石けんでよく洗い、うがいをしてください。
- 街路、公園などで使用する場合は、散布中および散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜などに被害をおよぼさないよう注意を払ってください。
- 魚毒性等…水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないように適切に処理してください。
- 保管…火気さけ、直射日光の当らないなるべく低温な場所に密栓して保管してください。
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製品画像
- クミアイアタックオイル製品写真_10L
- クミアイアタックオイル製品写真_20L
チラシ・技術資料関連(最新の登録内容を反映していない場合がございます。)
- クミアイアタックオイルチラシ 1460(17-9)
その他
- 2023-201登録速報(231011)