リンゴとミカンをまもるはなし
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夏夏秋秋つ冬ふくろじょたいてきかしゅうかく                                   ふくろリンゴの品種によっては、一つひとつの実に袋を                          ちょぞうせいかけます。これは、果皮の着色や貯蔵性をよくし     きずたり、傷や病害虫からリンゴを守るためです。日光を均一に当てることでどの面もきれいに着色するように、リンゴを少しずつ回転させます。                  ふくろ              ふくろこれが「玉回し」です。「袋がけ」したリンゴは袋をはぎ、同様の作業をします。「玉回し」とともに果実をまんべんなく着色させ                        つるために欠かせないのが、「葉摘み」という作業で          みっちゃく            ひかげす。リンゴに密着している葉や、日陰をつくって        ついる葉を摘み取っていきます。着色にバラつきの出やすい品種は、何回かに分けてしゅうかく                                 きず収穫していきます。また、リンゴはぶつけると傷が             しゅうかくつきやすいため、収穫はとても気を使う作業です。 てきか     りっぱ「摘果」は、立派に育つために欠かせない作業で                 す。60枚前後の葉がついた枝(目安は、ピンポン玉くらいの青い果実では30㎝おき、赤い大きな果実では20㎝おき)につき、一番大きく形がよい                      つ実だけを一つ残し、あとは摘み取ります。07【 袋がけ 】【 玉回し・除袋 】【 葉摘み 】【 摘 果 】【 収 穫 】

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