お米をまもるはなし
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                                 じょうきょう            くき           ほ   水のなかで育つお米だけに、生育状況にあわせた水の管理はとても大切です。また、新しい茎の分かれぐあい、穂の出ぐあいや、害虫、雑草、病気の発生への対応も欠かせません。        しゅうかくねぐさ     ぬかんそうきょうきゅう6月〜9月ここからは田んぼの管理が主な仕事だぞえっ⁉収穫までお休みじゃないの?水田って水を入れっぱなしだと思ってた‼それでは根腐れを起こしてしまうときどき水を抜いて適度な乾燥と空気の供給をしなければならない                            なえ田植え直後は水を深めにして、苗を寒さから守ります。「冷たくないの?」と思うかもしれませんが、水は、空気にくらべて熱しにくく冷めにくいという性質があります。田植えの時期の夜は気温が下がりますが、田んぼの水はあたたまると冷めにくいので思ったよりあたたかいのです。14水の中って、冷たくないの?水田・お米の管理6月〜9月〜 初夏秋

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