クミアイ化学グループは、「いのちと自然を守り育てること」をメインテーマに、
世界の農業生産を支える農薬を中心とした革新的な農業生産技術や日々の生活を豊かにする様々な化成品の開発・提供に加え、
建設業、印刷事業、物流事業、情報サービス事業など幅広い事業を展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
「独自技術で豊かなくらしを支え、自然と調和した社会の持続的発展に貢献するフレキシブルで存在感のある企業グループ」の実現を目指し、
私たちは飽くなき挑戦を続けています。
数字で見るクミカの強み
クミカの強みについて数字と共に紹介します。
設立75年の歴史と発展
売上推移(連結)
2010年度から連続売上増を継続中。経営統合により企業としての幅が広がり、着実に成長発展を遂げています。
連結従業員数
クミアイ化学グループの従業員数は2,124名。平均年齢は39.9歳(単体)です。
※2023年10月時点
クミカの開発力
研究開発費(計画)
国産第一号の農薬を市場に提供して以来、研究開発型企業として躍進。新たな技術開発への投資・努力は惜しみません。(2024~2026年度合計)
自社開発原体数
自社開発の原体(有効成分)を有することにより主導権を持って製品開発を行えるため、事業戦略の可能性が広がります。
(微生物農薬を除く)
新農薬創製確率
新農薬1剤を開発できる確率は一般的に「16万分の1」とされますが、当社では、「7,500分の1」という極めて高い確率を実現しています。
海外展開力
海外向け売上比率
積極的な海外展開に取り組んでおり、真のグローバル企業として確かな実績を築いています。
(2023年10月期連結売上高)
グローバル展開/販売国数
クミアイ化学工業は50以上の国々に製品を販売しています。海外の主要マーケットには拠点を有しており、グローバルマーケットを見据えた研究開発、製造、販売ネットワークを構築しています。
クミカをもっと知る
事業別売上高
国内外の農業需要と
クミカの取り組み
世界の農薬市場は人口の増加を背景に成長基調にあり、今後も継続的な市場拡大が見込まれています。一方、国内の農薬市場は3,400億円程度で推移しています。
食料生産が世界共通の課題となる中で、世界各国で持続可能性と環境に配慮した政策が進められており、日本でも2021年に「みどりの食料システム戦略」が策定されました。
クミアイ化学工業は、世界市場を見据えた新農薬や農業生産技術の開発を通じて、農業生産をはじめとしたさまざまな社会課題の解決に貢献していきます。
国内外へ広がるクミカ製品
アクシーブ
当社の主力製品である畑作用除草剤アクシーブ。ダイズ、トウモロコシ、コムギ、サトウキビといった世界の主要作物の栽培に使用でき、イネ科雑草から小型広葉雑草まで幅広い種類の雑草に、従来から使用されていた除草剤よりも少ない薬量で効果を発揮します。現場のニーズに応える除草効果に加え、環境への負荷が低いアクシーブは、世界21か国(2023年1月現在)で農薬登録を取得し、食料問題、地球環境問題など社会課題の解決に貢献しています。
水稲一発処理除草剤
水稲一発処理除草剤のシェアは国内No.1※です。水稲一発処理除草剤は、多くの雑草に効果があることに加え、効果の持続期間が長く、農作業の省力化に貢献しています。当社の製品は多くの農家さまに使用されており、日本の水稲栽培に貢献しています。
※2021年(公財)日本植物調節剤研究協会資料より当社算出
ビスマレイミドモノマー
強度や耐熱性を有する樹脂の原料となるビスマレイミドモノマーの供給量は、国内No.2、世界No.5です。ビスマレイミドモノマーは、電子基板や航空機の部材など様々な製品に形を変えて私たちの生活を支えています。
有機塩素化合物
クミアイ化学グループでは、国内では有数の有機塩素化合物事業を行っています。高機能性素材のアラミド繊維の原材料であるテレフタル酸クロリド、イソフタル酸クロリドは国内首位の供給量で、海外メーカーにも納入をしています。
家庭紙
家庭紙(ティシュ、トイレットロール、タオルペーパー)製造における、クレープコントロール剤納入は、国内シェアNo.1です。クレープコントロール剤は、家庭紙の品質及び製造効率に重要な役割を果たす薬剤であり、家庭紙製造には欠かせない薬剤です。