【水稲/殺菌剤】
コラトップジャンボP
ピロキロン粉粒剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第23172号 [シンジェンタジャパン㈱ 登録] |
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成分 | ピロキロン 24.0% |
性状 | 褐色細粒及び微粒 水溶性パック入り 1パック50g |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 全国 |
有効年限 | 4年 |
包装 | 500g(50g×10パック)×10袋 |
関連サイト | 愛されて40年ピロキロン(コラトップ剤)特設サイトです。 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
「その他関連情報」はありません。
特長
- 畦畔からパックを投げ込むだけで、本田でのいもち病防除が可能なジャンボ剤です。
- 散布後の拡散性に優れます。
散布・着水6~8秒後からパックの水溶性フィルムの溶解が始まり、フィルム内の浮遊性基剤が速やかに水面を浮遊・拡散し、有効成分を圃場全体に放出します。
- 散布後、速やかに有効成分が根から吸収されるので、散布適期が幅広く、出穂5日前まで使えます。
適用病害と使用方法
作物名 | 適用病害名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ピロキロンを含む農薬の総使用回数 |
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稲 | いもち病 | 小包装(パック)10~13個(500~650g)/10a | 葉いもちに対しては初発20日前~初発時、穂いもちに対しては出穂30日前~5日前まで | 2回以内 | 水田に小包装(パック)のまま投げ入れる | 3回以内(但し、直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) |
上手な使い方
- いもち病の多発環境下では、早めに散布してください。
多発環境下では、予想より早い時期から感染が始まっていることがあります。
- 拡散を安定させるために、水深を3cm以上確保してください。
- 散布後の水管理もしっかりと!
やや深めの湛水状態(田水深3cm以上)で止水にしてパックを投げ入れ、散布後は少なくとも3~4日間は田面が露出しないようそのまま湛水状態を保ってください。また、散布後7日間は、落水・かけ流しはしないでください(漏水しやすい圃場では効果が不安定になります)。
注意事項
注意事項
- 必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきってください。
- 小包装(パック)に使用しているフィルムは水溶性のため、濡れた手で作業したり、降雨等で破袋しないように注意してください。
- 使用にあたっては、田水深を3cm以上にし、水田に投げ入れた後は少なくとも3~4日間は田面が露出しないようそのまま湛水状態を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。なお、漏水の激しい水田での使用はさけてください。
- 小包装(パック)のまま10アール当り10~13個の割合で水田に均等に投げ入れてください。
- 藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり効果が劣る可能性があるので使用をさけてください。
- 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 水溶性フィルムで小包装化されているため、濡れた手で触らないでください。
- 水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意してください。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 魚毒性等…水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 保管…直射日光をさけ、冷涼・乾燥した場所に密封して保管してください。なお吸湿性があるので湿気には十分注意し使い残りは外袋の口を堅く閉じて保管してください。