【水稲/殺菌剤】
クミアイ コラトップ1キロ粒剤12
ピロキロン粒剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第23294号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
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成分 | ピロキロン 12.0% |
性状 | 類白色細粒 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 全国 |
有効年限 | 4年 |
包装 | 1kg×12袋 |
関連サイト | 愛されて40年ピロキロン(コラトップ剤)特設サイトです。 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- その他関連情報
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特長
- いもち病、とりわけ穂いもちに対して高い効果を発揮します。
- 有効成分が速やかに吸収されるので、散布適期が幅広く出穂5日前まで使えます。
- いもち病菌の侵入、胞子形成を阻害し、胞子の病原性を低下させることで、いもち病の感染・蔓延を防止します。
- 無人航空機による散布ができます。
適用病害と使用方法
作物名 | 適用病害名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ピロキロンを含む農薬の総使用回数 |
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稲 | いもち病 | 1~1.5kg/10a | 葉いもちに対しては初発10日前~初発時、穂いもちに対しては出穂30日前~5日前まで | 2回以内 | 散布 | 3回以内(但し、直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) |
1kg/10a | 無人航空機による散布 |
上手な使い方
- いもち病の多発環境下では、早めに散布してください。
多発環境下では、予想より早い時期から感染が始まっていることがあります。
- 効果を安定させるために、水深を3cm以上確保してください。
- 散布後の水管理もしっかりと!
コラトップは浅水管理でも安定した効果が得られますが、より高い効果を発揮させるために、散布後は少なくとも3~4日間は湛水状態を保ってください。また、散布後7日間は、落水・かけ流しはさけてください(漏水しやすい圃場では効果が不安定になります)。
注意事項
注意事項
- 散布に当っては、田水深を3cm以上にし、散布後は少なくとも3~4日間は湛水状態を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。なお漏水の激しい水田では使用をさけてください。
- 葉いもちに対する初発時の散布は多発の場合、効果が劣ることがあるので、散布時期に注意してください。
- 無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 無人航空機用粒剤散布装置によって散布してください。
- 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整してください。
- 豆、野菜類には薬害を生じるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布してください。
- 散布薬剤の飛散によって動植物等に被害を生じるおそれがあるので、散布区域内の諸物件に十分注意してください。
- 散布薬剤が水源池などの水系に飛散流入しないように十分注意してください。
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 眼に対して刺激性があるので眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 魚毒性等…水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。無人航空機による散布で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意してください。
- 保管・・・密封し、直射日光をさけ、冷涼・乾燥した場所に保管してください。