【園芸/殺ダニ剤】
ダニコングフロアブル
ピフルブミド水和剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第23946号 [日本農薬㈱ 登録] |
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成分 | ピフルブミド 20.0% |
性状 | 類白色水和性粘稠懸濁液体 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 長野県、茨城県、静岡県 |
有効年限 | 5年 |
包装 | 250ml×20本 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- 新しい作用性の殺ダニ剤
有効成分ピフルブミドは新規作用性を有し、既存殺ダニ剤抵抗性個体群にも有効です。
- 残効性に優れる
残効性に優れ、安定した防除効果が長期間続きます。
- 天敵・有用昆虫に優しい
天敵・有用昆虫を含む非標的昆虫・クモ類への安全性が高く、訪花性昆虫や天敵等の生物資材との併用にも適しています。
適用害虫と使用方法
作物名 | 適用病害虫 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ピフルブミドを含む農薬の総使用回数 |
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すいか メロン なす ピーマン | ハダニ類 | 3000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 1回 | 散布 | 1回 |
しそ | 2000倍 | 収穫3日前まで | |||||
アスパラガス | 100~700L/10a | 収穫前日まで | 2回以内 | 2回以内 | |||
しそ(花穂) | 100~300L/10a | 収穫3日前まで | 1回 | 1回 | |||
いちご | 3000倍 | 収穫前日まで | |||||
みょうが(花穂) | 2000倍 | ||||||
みょうが(茎葉) | みょうが(花穂)の収穫前日まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで | ||||||
かんきつ | ミカンハダニ | 2000~4000倍 | 200~700L/10a | 収穫前日まで | |||
48倍 | 16L/10a | 無人航空機による散布 | |||||
30倍 | 10L/10a | ||||||
24倍 | 8L/10a | ||||||
なし りんご おうとう もも ネクタリン | ハダニ類 | 2000倍 | 200~700L/10a | 散布 | |||
小粒核果類 | ナミハダニ | ||||||
ぶどう | ハダニ類 ブドウヒメハダニ | ||||||
いちじく | ハダニ類 | ||||||
かき | 2000~4000倍 | ||||||
花き類・観葉植物 | 2000倍 | 100~300L/10a | 発生初期 | ||||
茶 | カンザワハダニ | 2000~4000倍 | 200~400L/10a | 摘採7日前まで |
注意事項
注意事項
- 石灰硫黄合剤、ボルドー液などアルカリ性薬剤との混用を避けてください。
- 植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布してください。
- ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布むらのないようにていねいに散布してください。
- ハダニ類は薬剤抵抗性が発達し易いので、年1回の散布とし、作用性の異なる他の薬剤と輪番で使用してください。
- カラー、花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しないでください。また、使用後14日間は入水しないでください。
- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ、調節してください。
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- 無人航空機による散布を行う場合には、次の注意事項を遵守してください。
- 散布機種の散布基準に従って行ってください。
- 散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中に薬液の漏れがないように、事前に機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
- 散布薬液の飛散によって自動車の塗装やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
- 散布終了後、機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。また使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
- 散布機種の散布基準に従って行ってください。
安全使用上の注意
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
- 魚毒性等…使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 保管…密栓し、直射日光をさけ、冷涼な場所に保管してください。