【畑作/除草剤】
クリアターン細粒剤F
ベンチオカーブ・ペンディメタリン・リニュロン粉粒剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第18859号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
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成分 | ベンチオカーブ 8.0% ペンディメタリン 0.80% リニュロン 1.2% |
性状 | 黄色細粒及び微粒 180~710µm |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | 全国 |
有効年限 | 5年 |
包装 | 3kg×8袋、12kg×1袋 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- 作用性の異なる3種の除草剤の混合剤で、だいず、麦類、とうもろこし等の一年生雑草防除に有効です。
- 雑草発生前の散布で畑地一年生のイネ科雑草及び広葉雑草を同時に防除できます。
- 残効期間が長く、長期間雑草の発生を抑えます。
- 粒剤タイプのため、水利の不便な場所でも、散布作業が簡単にできます。
適用雑草と使用方法
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 適用土壌 | 使用量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 適用地帯 | ベンチオカーブを含む農薬の総使用回数 | ペンディメタリンを含む農薬の総使用回数 | リニュロンを含む農薬の総使用回数 |
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小麦 | 一年生雑草 | は種直後(雑草発生前) | 全土壌(但し、砂土を除く) | 4~5kg/10a | 1回 | 全面土壌散布 | 全域 | 1回 | 1回 | 1回 |
大麦 とうもろこし | 北海道を除く全域 | |||||||||
さといも | 植付後~萌芽前(雑草発生前) | 全域 | 2回以内(但し、土寄せ後の処理は1回以内) | |||||||
ばれいしょ | 北海道を除く全域 | 1回 | ||||||||
にんじん | は種直後(雑草発生前) | 2回以内(但し、は種直後は1回以内、にんじん3葉期以降は1回以内) | ||||||||
だいず えだまめ | 2回以内(但し、全面土壌散布は1回以内、雑草茎葉兼土壌散布は1回以内) | |||||||||
飼料用とうもろこし | 1回 |
上手な使い方
- 耕起、整地
- 砕土、整地はていねいに行い、土壌表面をなるべく均平にしてください。
- 砕土、整地はていねいに行い、土壌表面をなるべく均平にしてください。
- は種、覆土
- は種後、細かく砕いた土でていねいに覆土し、覆土深は必ず2~3cmとし、軽く鎮圧してください。
- は種後、細かく砕いた土でていねいに覆土し、覆土深は必ず2~3cmとし、軽く鎮圧してください。
- 散布適期
- は種、覆土後なるべく早く散布してください。雑草の発生前に散布し、作物が出芽した場合は使用しないでください。
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- 雑草の発生前に使用してください。雑草が発生した後の散布は効果が劣ります。
- 土壌表面に所定量を均一にむらなく散布してください。
- 土壌が極端に乾燥している場合には効果が劣るので、土壌が適度の水分を含んでいる時に散布してください。
- 砕土、整地は丁寧におこない、覆土深は必ず2~3cmとし、軽く鎮圧した後に散布してください。
- だいず、えだまめ、にんじん、とうもろこしのマルチ栽培では薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 砂質土の保水力の小さい畑では使用しないでください。また、雨が多量に降り続く時や冠水、浸水しやすい畑では薬害のおそれがあるので使用をさけてください。
- 激しい降雨が予想される時には、使用をさけてください。
- ばれいしょに使用する場合では、薬害を生じるおそれがあるので、必ず萌芽する前に使用してください。
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 誤食などのないよう注意してください。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- 皮ふに対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
- 魚毒性等…水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。