【水稲/殺虫・殺菌剤】
クミアイ ビームキラップジョーカーフロアブル
エチプロール・シラフルオフェン・トリシクラゾール水和剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
登録番号 | 第22929号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] |
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成分 | エチプロール 3.0% シラフルオフェン 7.0% トリシクラゾール 8.0% |
性状 | 淡黄赤色水和性粘稠懸濁液体 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 非該当 |
販売地域 | メーカーの販売は終了しました。(全国) |
有効年限 | 4年(10L規格:3年)(製品の最終有効年月は2025年10月)(登録失効2023/03/31) |
包装 | 500ml×20本、1L×10本、10L×2缶 |
作用機構分類番号 (RACコード) |
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- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
「その他関連情報」はありません。
特長
- いもち病と広範な斑点米カメムシ類に対して優れた効果を示し、特に近年問題となっているアカヒゲホソミドリカスミカメやアカスジカスミカメ、ミナミアオカメムシにも優れた効果を示します。
- 水稲中・後期の害虫であるツマグロヨコバイ、ウンカ類、コブノメイガなどにも優れた効果を発揮します。
- 作用性が異なる2成分の配合により、他剤に感受性の低下した害虫にも効果が期待できます。
- 人畜毒性は普通物で、魚毒性も低く安全性の高い薬剤です。
適用病害虫と使用方法
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | エチプロールを含む農薬の総使用回数 | シラフルオフェンを含む農薬の総使用回数 | トリシクラゾールを含む農薬の総使用回数 |
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稲 | いもち病 ウンカ類 カメムシ類 コブノメイガ フタオビコヤガ ツマグロヨコバイ | 1000倍 | 60~200L/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内(但し、は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) | 2回以内 | 4回以内(但し、育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) |
いもち病 ウンカ類 カメムシ類 コブノメイガ | 8倍 | 0.8L/10a | 無人ヘリコプターによる散布 |
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 貯蔵中に分離することがあるので、使用に際しては容器をよく振ってください。
- 無人ヘリコプターによる散布に使用する際の注意事項
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 散布にあたっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検をおこなってください。
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
- ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
- 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
- ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
- 野菜の幼苗およびなし(二十世紀、幸水、新水など)には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。
- 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 誤飲などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
- 皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
- 散布後は水管理に注意してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。